この作品はいかがでしたか?
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あゆいぬで思ったことがある。鮎が犬になったってこと?って一瞬思っちゃった。(ゴメンナサイッ)
⚠注意⚠
・あゆいぬ
・体調不良パロ
・R15要素あり
・視点犬亥
上下関係わからんから、これでいくわ
・犬亥 後輩
・鮎川 先輩
それでは楽しんでーなー
「ゲホッゲホッ、あ”ーッ…しぬ”……」
俺としたことが風邪をひいてしまった。面会した数日後で良かった…面会日だったら俺の心が打ち砕かれるからな。
ピピピッ ピピピッ
「38.7か”…う”エッゲホッゲホッ」
咳止まんねぇし、喉イカれたしだるい。もう散々だァ……勘だけども誰か来るか?
ピンポーン
「当た”っ””た…」
俺は重たい体を起こして、玄関の方へ行く。流石にマスクをしていかないと…うつしたらダメだからな。
ガチャッ
鮎川「よぉ、犬亥」
「兄貴…どぞ、上がって”ぐだざい”」
カチャッ
鮎川「邪魔するぞー」
兄貴を中に入れた俺はもてなそうも思っていたが、ぶっ倒れそうだったので布団に潜り込んだ。
「ゲホッゲホッ…う”ぁ”ぁッ」
声がガラガラになるわ…どうしようか。というかなんで兄貴は俺家に来たのだろうか。謎ッ!
鮎川「やっぱ熱あんだよなぁ…」スッ…
そう言って兄貴は俺のデコに手をのせる。暑いなぁと言いながら、他の部屋へ行こうとする。
鮎川「お前冷○えピタってどこ?」
「そ”この引”き出し”でず…ハックシュン」
引き出しを開け、中から冷○えピタを出す。そして俺のデコに貼ってくれた。それと何故か知らんが、少し眠い。
鮎川「眠いなら寝ろ、手あったけぇからすぐわかったわ」
「あ”りがとう”ございま”す”…ん”…………」
兄貴に頭を撫でられる。その心地良さに満足してしまい、眠りについた。
「さて、どうするか」
犬亥が体調不良だと聞いて家に来た。咳してたし顔も赤かったからかなり最悪だ思う。風邪にかかったか。
犬亥「スーッ…スーッ……スーッ、スーッ…」
「呼吸は…してるな、さすがに鼻詰まってるから口呼吸か」
どーしよ、風邪うつりそう。まぁそんなことは置いといて…なんか作ってやるか。お粥、確か苦手じゃなかったよな。それとリンゴでいっか。なんか風邪に聞くとか聞いたことあるし。
勝手にキッチンを借りる。ある程度調理器具は揃っているから、ネットでお粥の作り方を調べて作る。…リンゴ先に切ろ、そう思いリンゴを冷蔵庫の中から探す。
「…あった」
ザクッ ザクッ
「ついでに食べよ」
ちょっと食べたけどいっか。皮切るのは面倒臭いからそのまま。食べやすい大きさに切って皿に盛り付けたら完成。
「次はお粥か」
ネットで作り方を検索して、手順通りに作っていく。苦手な奴でも食べやすいお粥を作ろうと思う。
ちょっと間違えそうになったけど完成だ。案外美味しそうに出来た…もしかして俺少し料理出来るのかな。
「いや、それは無いか」
トレーの上に切ったリンゴとお粥を置いて、フォークとスプーンを添える。
「一応手紙でも残しとくか、もう仕事戻らなきゃだし」
『犬亥へ
仕事があるから事務所に戻るわ、元気になったら来いよ。By鮎川』
これでいいかと思いつつ、再度犬亥のところへ行く。
犬亥「スゥーッ……スゥーッ……」
やっぱり寝てる。このまま起きてくる気配もねぇから去ることにして正解だ。…なんだろ、こいつめっちゃ唇潤ってんだよな。
「少しならいいよな?」
「チュッ♥」
犬亥「ッ…スゥーッ……スゥーッ……」
もうやることも済んだし、事務所に戻ろう。ここに居座っていても仕方ねぇしな。
「鍵どうするんだろ…まぁいっか、ここ俺ん家じゃねぇし」
「ん”…ぁ”、?…もう夕方か」
窓の外を見ると赤と黄色の混ざった背景が浮んでいる。そして、お腹がすいたのでキッチンへ行く。そしたら…
「あ、え?りんごとお粥、それにメモも…」
普通に嬉しかった、そう思ってると頬が緩む。早速食べよう。
「いただきます…パクッ」
お粥を食べてみると優しい味が口いっぱいに広がった。頬張って食うと火傷しそうになって危なかった。
「…気のせいかな、」
そういえば、俺なんか口に少しだけ感覚があるんだよな。キスされた時と同じ感覚…いや、まさかな。
コメント
6件
弱ってる犬亥ニキ可愛かったです! ありがとうございました!