2人でお風呂に入るのは5日ぶりくらいかな?
明日は2人ともオフ。確か阿部ちゃんは早朝から一日ドラマの撮影だ。
蓮 🖤『翔太、お風呂行くよ』
翔太💙『はぁーい』
何やら手にボトルを抱えてスキップしている。
蓮 🖤『何それ?』
翔太💙『涼太がさっき遊びに来てねこれくれたの。薔薇の香りで泡風呂になるんだって。2人で使いなって』
どこまでも愛が深いな。敵いっこないな、翔太くんが喜ぶものをちゃんと分かってる。
翔太くんは脱衣場に着くなり、ボトルを持ったまま万歳した。
翔太💙『脱がせ』
蓮 🖤『甘えん坊さんだね?ボトルは預かるよ』
あぁ・・可愛すぎるだろ・・・シャツを脱がすと長く伸びた後ろ髪が跳ねた。耳に掛けて頭を撫でると、翔太くんは、背伸びを目一杯すると、腕を伸ばしてきてキスをした。後頭部に手を回して貪られる。
蓮 🖤『ちょちょちょっとストップ』
このままじゃヤリかねない。翔太くんは悲しそうに節目がちになった〝やっぱり俺としたくないんだ〟と言って泣き出しそうだ。
蓮 🖤『阿部ちゃんが居るから・・・その・・ねぇ?・・・翔太、声我慢できる?』
翔太💙『うん』
蓮 🖤『じゃぁお互い抜くだけにしよう?』
翔太💙『うん』
物凄く嬉しそうに大きな声で返事をする翔太くんに頭を抱える。
大丈夫かな・・・お互い裸になってお風呂に入る。湯船で泡風呂をドボドボと作る音がお風呂場に響いた。
翔太💙『シーッ』
大きく目を見開いて無邪気に笑い、跪くと俺のモノを咥えた。一生懸命顔を上下させている。俺は頭を撫でた。
翔太💙 『んっんんっ』
蓮 🖤『はぁっ//気持ちいい..翔太気持ちイイ…ンンンンッあぁっ翔//』
翔太くんの肩を叩くと静かに白濁を口内に放った。ゴクリと飲み干すと翔太くんは俺に抱きついた。
翔太💙『蓮、蓮』
蓮 🖤『どうしたの?』
翔太💙『挿れて?蓮の挿れて欲しいダメ?』
未だ勝手ない。こんなに挿入を懇願される事なんてない!今のセリフを録音したいくらい興奮している。スマホをリビングに置いてきた事を後悔する。最高のシュチェーションの筈なのに。
蓮 🖤『いや、流石にそれは・・・明日阿部ちゃん居ないからゆっくりイチャイチャできるよ?』
翔太💙『今だ!今挿れてよお願い挿れて。お口チャックしとくよ?』
あぁ可愛い。何度も挿れてとか言ってくる。これだけで充分満足なんだけど。
俺が躊躇していると翔太くんは自分で洗い場に四つん這いになって、隘路を弄り出した。
翔太💙『してくれないなら自分でする。蓮なんか大嫌いだ』
蓮 🖤『やめなさい。やめて分かったから。そんな事しないでお願いだから』
本当には困った人だ。
干していたタオルを手に取ると翔太くんの口に突っ込んだ〝静かにしてね。大きな声出したら途中でもやめるよ?〟コクリと頷いた翔太くんは少し緊張している。
角度を変えながら唇を塞いだ。舌同士が抱き合えばお風呂場に水音が響く。
翔太💙 『んっ///蓮….//』
蓮 🖤 『やばっ止まんない…//』
翔太くんの胸の突起を摘んだ。片方を口に含むと甘い吐息が漏れる。翔太くんは片手でタオルの上から口を押さえてる。
首筋に噛み付くと俺の肩に置かれた右手の爪を立てた。
すぐに先走りで先端を濡らした。
蓮 🖤 『イヤらしい、こんなに濡らして』
翔太💙 『ちがっ///んっふっ///』
先走りで後孔を解す。俺の首にぶら下がると片足を風呂の縁に持ち上げ指を足していく。吐息が漏れ、腰を揺らした。
翔太💙『ンッふぅはぁはぁ』
蓮 🖤『可愛い♡翔太もうちょっと頑張れる?』
無言でうんうんと頷いた。あぁ可愛い・・・やばい止まんない。
背徳感の中、声が出せない密室での行為にお互い興奮してるのが分かる。立ったままの挿入は中が締まっていて指2本が限界。
翔太💙『フッンッはぁはぁ息苦しい…蓮もっと欲しい///』
蓮 🖤 『ちょっと静かに//クスッ・・声大きいよ』
やばい…こんなに積極的に求められるなんて。
鏡の前に手を付かせると、三本目を挿れた。優しく指を抜き挿しすると気持ちよさそうに腰が揺れる。タオルを噛み締めて片手で一生懸命声を押し殺している。湯気の中にピンク色に全身を染めた翔太くんが妖艶に腰を振る。鏡越しに目が合うと、恥ずかしそうに視線を逸らした。
翔太 side
蓮の獲物を捉えるような男らしい目つきが大好きだ。俺の事を〝可愛い〟と言いながら指を抜き挿ししている。
蓮は鏡越しにわざとらしく抜き挿ししているところを見せてくる。蓮と鏡の中で目が合うと恥ずかしくなって目を逸らした。
片方の手で、顎を上げられると否応なしに蓮と見つめ合う。心も丸ごと裸にされているようで顔が熱い。
蓮の熱塊が侵ってくるとあまりの気持ちよさに勝手に腰が揺れ動く。
翔太💙『んん///んっんっはぁはぁあ//』
初めて2人が繋がった日のように、蓮が優しくゆっくりと突いた。息を殺して蓮を受け入れる。生温かい蓮のモノが抽挿を繰り返し、両腕を取って奥まで突かれると、白濁を放って絶頂を迎えた。
蓮 🖤『翔太・・・明日も誘ってね』
翔太💙『明日は声出しても怒られない?』
蓮 🖤『ふふっ、大丈夫だよいっぱい鳴きな』
変に思われないように大慌てで2人体を洗いっこした。なんだかおかしくなってケラケラ笑い合った。
泡風呂にダイビングすると、薔薇の香りが一気に立ち込めた。
亮平💚『ねぇ・・・待ちくたびれたんだけど?』
蓮 🖤『いいよ、阿部ちゃん入っておいでよ』
亮平💚『本当?いいの?』
翔太💙『早く入っておいでよ。蓮の気が変わらないうちに・・・』
タオルを女の子みたいに巻いて入って来た阿部ちゃんを見て蓮が吹き出して笑った。
亮平💚『ホント失礼な男だね、全く。蓮あっち向いててよ』
〝はいはい〟と言って蓮が壁を向いて泡で遊んでいる。俺は蓮の頭に泡を乗せて遊んだ。
亮平は頭をシャンプーしている。下半身にはタオルがかけられている。恥ずかしがり屋さんだな。
蓮が俺を股の間に入れて後ろから抱き竦めてきた。今度は蓮が俺の頭に泡を乗せている。泡で見えないのをイイことに俺のモノを扱き出した。亮平がシャワーで体を洗い流していると、より強く扱いた。
翔太💙『んっ///バカやめろ』
亮平💚『へっ?なんか言った?』
蓮・翔太『何も言ってない』
〝お前覚えてろよ〟小声で蓮にそう言うと〝何?楽しみしかないんだけど〟と意地悪そうな顔をした。
亮平が湯船に入ってきた。さすがに狭くて、蓮はお風呂の縁に座っている。
亮平💚『へぇ泡風呂って初めて。イイ匂い。鼻に泡つけて可愛いね翔太』
亮平の頭にも泡を乗っけた。ふと蓮を見ると自分の股間に泡を大量に乗せている。
翔太💙『蓮・・・何やってんの?』
蓮 🖤『あ?阿部ちゃんへの配慮だよ』
亮平💚『返ってエロいわよ。この変態』
蓮 🖤『えっどの辺が?具体的に言ってみて』
亮平💚『バカじゃないの///早く上がんなさいよ』
蓮がシャワーを浴びて出ていくとその後に続いて俺も上がろうとしたら、亮平に腕を掴まれた。
亮平💚『ねぇ〜長い事2人で何してたのかな?俺にも教えてよ』
さっきまでの柔らかい亮平とは違って、雄の目をしてる。グイッと後ろに引かれて湯船に逆戻りした。
インターホンが鳴って出前が届いたのが分かると、蓮は慌ててリビングに戻って行った。
亮平💚『ベストタイミング♡もう解さなくても平気?蓮に解してもらった?』
亮平は壁に手を突かせると指を隘路へ挿入し、激しく抜き挿しする。
翔太💙『まっ待って//お願いあぁッやぁ…あん』
亮平💚『シーッ嫉妬深い蓮が戻ってきちゃう。もっとお尻突き出しなさい』
ピンク色の湯船に浸かりながら薔薇の香りに包まれる。両手で腰を掴むと無理やりお尻を突き出させる。
翔太💙 『イヤ..恥ずかしい//んん///んりょうっやっあぁっ』
頭が回らない・・・熱い・・亮平が何かを発するといきなり亮平の熱塊が侵入して来た。
後ろから突かれる。口を手で塞がられ息をするのがやっとだ。
蓮と違って亮平は乱暴に奥を突いた。俺のモノを片手で扱きながら、どんどん律動を速めると亮平は中に白濁を放った。俺は疲れ果てて膝から崩れ落ちた。
亮平💚『明日一日いないんだから、これくらいは許して翔太』
亮平は俺を抱き上げると、丁寧に泡を流した。
長い事お風呂に居て頭がボーっとして、フラフラする。亮平が洋服を着せてくれてフラつく俺を抱き抱えてリビングに連れて行った。蓮がその様子を見て少し悲しそうな顔をした。
蓮 🖤『大丈夫?またのぼせちゃった?お水持ってくるね』
翔太💙『少し横になりたい』
〝分かった〟そう言って今度は蓮が俺を抱き上げると寝室のベットに寝かせた。亮平も心配で着いてきた。
翔太💙『なんだかすごく疲れちゃった。ごめんね毎日迷惑ばかりだ。2人に心配ばっかり』
蓮 🖤『俺たちが、迷惑だなんて言った?毎日楽しいよ。ねぇ阿部ちゃん』
亮平💚『うん、迷惑じゃないし、心配は好きでしてる。翔太のお陰で楽しいよ。ご飯の準備してくるから横になってな』
先に亮平が部屋から出て行った。途端に蓮が苦しい表情になったのが分かった。
蓮 🖤『ごめん。無理させたね?大丈夫?』
蓮のせいじゃないのに・・・言ったらまた悲しませるから言えない。泣いたら心配させるから泣けない。
翔太💙『蓮のせいじゃない。気持ち良かったよ。今日一緒に寝れるね。明日もイチャイチャするでしょ?』
*蓮 🖤『うん、一日中イチャイチャしよう。ご飯の準備できたらまた呼びにくるから。少し休んで*』
3人でいると蓮はすごく優しい。前みたいに嫉妬したりしない。亮平とも上手くやれてるみたい。逆に亮平の方がすごく嫉妬深くなったような気がする。
3人でご飯を食べ終えると、蓮の買ってきたショートケーキを食べた。
蓮 🖤『お祝いしてなかったでしょ。3人の同棲記念に買ってきた』
亮平💚『蓮///うぅっ』
蓮 🖤『えっちょっと泣かないでよ…』
翔太💙『亮平嬉しいね..イイ子だねよしよし』
亮平、平気そうに見えて我慢してたのかな?
翔太💙『我が家は皆んな泣き虫だね』
蓮・亮平『お前が言うなよ』
3人で笑って過ごした。上に乗っかってた苺を2人が交互に口に入れてくれた。不安な事もいっぱいあるけど、お試しにしては上手くいってる?のかな。
蓮 🖤『ベットもう一台必要だね。ソファーじゃ疲れが取れない』
亮平💚『お試しが終わるまで買わなくていいよ』
翔太💙『俺がソファーに寝ようか?小さいから収まるよ?』
蓮 🖤『趣旨が変わってくる』
翔太💙『しゅ?何?』
亮平💚『はぁ..とにかく、今日は俺がソファーで寝るから。さっさとあっち行って。俺明日朝早いから』
リビングから追い払うように亮平が俺と蓮を寝室に押し込んだ。去り際に亮平が俺の腕を引っ張ると、唇を貪り舌をねじ込んできた。
翔太💙『ンンンンッはぁっ//んん..//』
息が出来なくて足に力が入らず床にへたり込むと舌舐めずりした亮平が意地悪く笑う。
亮平💚『おやすみ♡ご両人』
後ろを振り向くのが怖いくらい殺気を感じた・・・
コメント
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もうこの回5回くらい読んでるんですけど、一周回ってもしかしてめめあべ🖤💚あるんかな?と思えて来た🤔さすがに考えすぎ????
2回目読み終わり。しかし、しょっぴー💙の存在がお互いの興奮材料になって、これはこれで🤭🤭🤭いつも最高の連載をありがとう‼️
こりゃ長続きしそうにないな😂難しいよね、3人の気持ちがもう少しフラットでないと🖤💚💙 花凛さんの巧みな心理描写に脱帽です😳阿部ちゃん苦しいね。このままじゃ脱落しちゃうね💦舘様❤️悩める亮平くんを救ってくれるのかなぁ?