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snowman
※学生パロ
…
涼太❤️「……おばさん…?」
大叔母”「おや…この子は誰だい?……」
涼母「涼太ですよ、忘れましたか?」
大叔母”「あぁ涼太か……そうかい……ニヤッ」
涼太❤️「!?」カタカタッ(震
(認知症でも俺のことは覚えてる……?)
大叔母は俺の名前を聞いた途端、”昔の“大叔母のような口調になった。俺は怖くて…震えが止まらない……
大叔母”「涼太……お前の父親……アイツのことで話しておかないとな…」
涼太❤️「父さん………?」
大叔母”「お前の父親は昔…“妖怪”に殺されかけたんだよ、」
涼太❤️「…?」
俺は不思議に思った。妖怪は普通の人は見えないのだ。辰哉くんに聞いたが、見えるようになるためには俺のように”お参り“…そのような事をしないといけない。なのになぜ?
大叔母”「アイツはバカだった。毎日のように神社に出かけては“独り言”ばっかり。同級生の奴らには気味悪がられていた…」
「でもそんなある日…アイツは顔を真っ青にして帰ってきた。全員が驚いている中、アイツはこう言ったよ」
『俺……妖怪になった…』
大叔母”「全員何を言っているか分からなかった…話を聞けば、妖怪に襲われ怪我をしたところを”半妖怪“の奴が助けてくれた。ソイツから血をすべて受け取ったらしい…」
「半妖怪と言っても妖怪の血は中々だからな…」
涼母「…涼太、貴方の父さんはそこで“全妖怪”になったの……」
涼太❤️「……!?ポロポロ(泣」
俺は声を出さずに泣いていた。俺の知ってる父さんは”妖怪“だったのだ。…俺には“妖怪の血”が流れている。それが…怖くて怖くてたまらない……
涼太❤️「……」
涼母「涼太、スッ(手伸」
涼太❤️「っ!触んないで!!バシッ!(手叩」
涼母「………っ!……涼太?」
涼太❤️「……もう、嫌だ…近づかないで……(泣」
「ぅ…うわぁぁぁぁ…!!…(泣」
バタンッ!!
辰哉,照「涼太!!」
涼太❤️「うわぁぁん!!(泣」
照💛「ギュッ!ごめん涼太…来るの遅くて……」
「俺達がいるから大丈夫だぞ…ナデナデ」
涼太❤️「グスッ…ひか”、る…く”ん”……うぅ…(泣」
辰哉💜「もうお話はよろしいですね?」
「涼太は連れて帰ります(怒」
バタンッ (戸閉
涼太❤️「グスッ……照くん…(泣」
照💛「大丈夫…大丈夫、ナデナデ…」
タタタッ!
涼母「涼太!!」
辰哉💜「……お母さん…やっぱり涼太は俺達が引き取ります」
「まぁ涼太の意見を聞いてからですが…」
「行こ、照……」
照💛「おう…」
涼太「っ!……あぁやっぱり…」
「私は親になれなかったな……(泣笑」
…
照💛「涼太…落ち着いた?」
涼太❤️「ウグッ……グスッ…しょた……」
辰哉💜「!やっぱ翔太連れてくればよかった…」
照💛「だな…」
「涼太、あとちょっとで家だからすぐに翔太に会えるよ?」
涼太❤️「……ぅん…グスッ(涙目」
照💛「……」
珍しく、いつも優しい辰哉が切れていた。それも結構本気に…辰哉も言っていたが涼太の決断次第で俺達が引き取る事もできる。それぐらい……俺と辰哉は怒っていた………
涼太が大叔母に言われた事は、涼太が落ち着いた時に聞こう…
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