……私のミスでした。
私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況
結局、この結果にたどり着いて初めて、あなたの方が正しかったこをと悟るだなんて……。
……今更図々しいですが、お願いします。
マリオ先生、カービィ先生。
きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。
何も思い出せなくても、おそらくあなた達は同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから……。
ですから……大事なのは経験ではなく、選択。
あなたにしかできない選択の数々。
責任を負うものについて、話したことがありましたね。
あの時の私には分かりませんでしたが……。今なら理解できます。
大人としての、責任と義務。そして、その延長線上にあった、あなたの選択。
それが意味する心延えも。
……。
ですから、先生。
私が信じられる大人である、あなた達なら。
この捻じれて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を……。
そこへ繋がる選択肢は……きっと見つかるはずです。
だから先生……どうか。
______________________________________________
キノコ王国 某所
マリオ「ふぃー、今日も一仕事終わりっと……」
とある小高い丘のベンチで、赤い帽子に青いオーバーオール、特徴的な髭、そして帽子にはイニシャルの”M”の字。彼こそが、『キノコ王国』を何度も救ってきた英雄、マリオだ。なんか宇宙でも戦っている、キノコ王国の住民。それが住民の枠で収まって良いのか、という疑問は愚の骨頂だ。
マリオ「今日の稼ぎ……うーん、絶妙だな……」
彼の職は、配管工。仕事を終えたあとのようだ。
マリオ「………ここは風も心地よいし、昼寝でもするか……」
ベンチの上で横になり、瞳を閉じる。
マリオ「………zzz…」
そして数分かからずに寝息を立て始める。
______________________________________________
プププランド カービィハウス前
カービィ「う〜ん、ちょっと遅かったかな……」
太陽は昇りきってほぼ真上。呑気に伸びをしているピンク玉。彼こそが、何度も宇宙規模の戦いに巻き込まれる旅に救っている、カービィである。特徴的な愛らしいフォルムからは想像できない戦闘力。そして敵への遠慮のなさ。そのことから、『ピンクの悪魔』とも呼ばれている。
カービィ「今起きてもなぁ……何も出来なさそうだし………寝よーっよ。」
ガチャ。 バタン。
…所謂2度寝だ。彼はそのままぐっすり2度寝を味わった……
とも、行かない。
全く別の場所にいる二人の英雄が、今コンビを組んで、とある世界を駆け回って救う物語。それが
更新を待て!!
コメント
8件
待っときますわ