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1個目のやつの続きです。
目黒side
目「おはよう〜、」
…起きない。
こういう起きないときは、なんかの事情がある時。
俺の経験値からそうわかってきた。
目「大丈夫〜?」
目「はやくおきないとちゅーするよ〜?」
……チャンスかもしれない。
今まではだいたい布団の中だったけど、今は普通に寝てる。
しかも、起きない。
【キスチャンス⭐️ キスチャンス⭐️】
どちらを選ぶ? ▶️ キスする キスしない
目「っ、」
一生に一度かもしれない…
顔を近づけて………
深「おはようごっざいまーす!」
目「……💢」
深「あれ、流奈、まだ起きてないの、?」
岩「ん、今日は来てみた、流奈まだ寝てる?」
深「んー、なんか顔赤くね?」
俺がキスしようとしたからかもとは言えない。
岩「……((額触」
岩「ぅあっちっ、!」
目「!?」
目「え、マジかっ、って、あっちっ、!」
流奈熱あるっ、!
深「えっ、救急車っ、!何番、?」
目「080…」
岩「かけたぞ、!」
救急車を呼び、
バタン、
ドアが開く。
渡「なんかよう?なんでわざわざ電話かけてくんだよ、」
岩「え、?」
目「いや、今救急車呼んでて…」
渡「は?救急車?」
どうやら間違えて翔太くんにかけてしまったみたいだ。
空いたままのドアからあべちゃんが入ってきた。
阿「なんの話?」
事情を説明すると阿部ちゃんは鼻で笑って、
阿「バカなの?笑」
とだけ言った。
阿「まず、救急車は119。だけど呼ばないで、まず…」
阿「常識のある人を呼んできて。ラウールとか、舘様とか。」
深「は?俺らだってあるし、!」
ラ「呼んだ?」
宮「誰か呼んだ?」
阿「あ、流奈熱いんだけど、」
ラ「あぁ、はい体温計」
宮「氷枕作ってくるね」
阿「ほらね?常識あるでしょ?」
俺たちはただ頷いて、3人が働くのをみているしかなかった。
流奈side
気怠いまぶたを起こして目を開ける。
流「ひっ、」
そこには思わず悲鳴を上げてしまうような恐ろしい光景が広がっていた。
私の周りを9人の執事が取り囲んでいるのだ。
目「ごめんなさい、救急車は119でした…」
岩「常識なくてごめん…」
佐「起きてなくてごめん…」
流「……?」
何が何だかわかんないけど、頭がポワポワする…
宮「おかゆ、食べる?」
流「うん、!」
スプーンを持つ手に力が入らない。
がしゃぁん、
流「あ、ごめ…」
佐「俺マナー係だし、食べさせてあげるよ、あーん、」
言われるがままに口を開ける。
目「え、俺も!」
岩「スプーン取ってくる!」
ふっかとあべちゃん以外がスプーンを取りに行った。
深「口移しでいい❓わら」
流「ダm…」
流「っ、!」
知らぬ間に唇を奪われていた。
目の前にあったのは、阿部ちゃんの顔。
阿「笑、ふっか?有言実行、っつってね。」
深「笑、おもしれー、」
乱れた呼吸を整えていると、また唇を奪われる。
深「んぱっ、はぁ、はぁ、笑」
目の前で、あべちゃんとふっかがこっちを見て不敵に笑っている。
阿「なに?もいっかい?」
深「まだ食べたいの?しょうがないなぁ、」
阿「ん、ちゅっ、んっ、」
深「よっぽどお腹空いてんだね、わら」
ばたぁん!
ラ「ふっかさんとあべちゃんもスプーンいる?」
深「あ、大丈夫、」
流「も、もうお腹いっぱいかな、笑」
目「えぇ、さっくんがひとくちあげただけなのにぃ、!」
流「ごめんね、?」
みんなが仲良くスプーンを戻しに行く。
流「ねぇ、消毒して、!」
深「消毒?流奈を?いいけど、そんなちゅーしたいの?笑 ちゅっ、」
流「違う‼️ 風邪引いてるから、二人も引いちゃう…」
阿「流奈が看病してくれるんでしょ?流奈のせいだよね?」
流「えぇ、」
深「笑、そうそう、がんばれ?笑」
流「むぅ…」
渡辺side
あれから、執事が1時間交代くらいで見守ることになった。
今は俺の番で、流奈は寝てる。
……ちゅーしてもばれない。
したい。いま、超絶にしたい。
いい、よな、?
……唇を近づける。
流「っくしゅっん!」
渡「っ、…」
顔に飛ぶ。
これは神様から、『キモい。やめろ』というメッセージではあるまいか。
メッセージを受け取った俺は大人しく1時間、頭を撫でるだけにした。