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__『三』吾等村の主導者よ
当然ながら同じタイトル、。
グロ不謹慎有
キャラ崩壊とか
サングラス男、fjが消火活動をしている横で、ネオンピンク男kyは先ほどポケットに突っ込んだ火打ち石をくるくる回している。そのあまりにも異様な光景に、又もう一人、黒い影が近づいてくる。よく見るとやはりと言うべきか、青年が歩いてきていた。2人よりも年齢層は上、という印象を引き立てる見た目の男は優しい笑顔で2人を見る。
(?)『おや、ふたりとも、!
………状況がわかりやすくて助かるよ』
温かく優しさの積もった声をわざと曇らせるためか、白いマスクを付け、赤が基本の金の模様の入ったくるぶし近くの長さを持つマント、そして月明かりで揺れる金の王冠を身に着けている。村…という存在に似つかわしいかと言われれば、そうではないと思われそうな容姿。
(fj)『…!!村長…!!』
fjの言葉に、村長というより国王では…?と指摘が飛びそうだが、今はノーコメントだ。それに、この青年は間違いなく、この村の絶対的主導者であり、fjkyを手下に置く、村長であるのだから。そのせいなのか、kyの瞳にも一瞬焦りが見える。…と言っても、その彼にとっては珍しい焦りの感情も、すぐに余裕そうな態度に食べられてしまったが…。
(ky)『今日は、時間帯間違えたおはようとか、言わないんすね、村長。』
(?)『あ、そうだったね、おはよ~』
それが、絶対的主導者に対する態度なのか、と疑問になる。口は、fjと同じく口は隠しているものの、目元は認知できるため、緑色の瞳が優しさで溢れていて、まったく嫌な気持ちはないことは、大体理解できる。それにしては、野次馬たちの顔がやけに強張っているが…。それに、kyやあそこまで炎の近くにいたfjでさえも、先ほどまでは見えなかった発汗現象が薄らと見えている。村で言う村長は、教会の中で言う神のような存在だ。逆らえない。逆らえるはずがない。神へ否定の意を込めれば、命は止まらずと、人として死んでしまう。だから従うのだ。そうしないと自分の首を絞めてしまうから。彼ら2人も同じだ。どれだけ生意気な態度を取ろうが、青年には逆らえない。この村でそんな恐れ知らずなことをすれば、死んでしまう。抵抗できるはずのない神が、ここでは狂気に満ちているのだ。
(fj)『おはようございます。』
(ky)『ざいま‐す』
(?)『((ニコッ))じゃぁ、早く帰って村造り計画を進めよっか!二人はなにか創りたい?』
翡翠に輝く瞳が、赤と黒を映し、ガッチリと捕らえる。もう慣れているのか、こんな事日常茶飯事なのか、優しい顔で笑う彼も又、灰になった家であったものに目もくれない。彼の明るく、何かを包み込む笑顔は、村人の強張った顔つきを、幾らか緩和してくれる。彼の美しい瞳は、どんな場所でも機能し、人々を安じさせた。fjは顎に手をやり、先ほどの疑問に答える。
(fj)『俺は…この村は少し遅れている気がするから、建物の近代化をしたいかな』
(ky)『じゃぁ、俺教会造る~』
(fj)『すでにあるわ』
炎が消火されきった元民家から離れた三人は、fjと同じようにkyを非難することなく、自らの家の帰路に向かって歩き出す。kyがふざけたボケをかまし、fjが冷静にツッコミを入れ、青年が大声で笑い、それに又fjがツッコむ。村人たちの恐怖も文句も、彼らにとっては虫の羽音に過ぎない。
(ky)『…だぁから、やっぱ二個目の教会を……』
(fj)『どんだけお前は教会が好きなの』
(ky)『ぇ、ち◯この次くらい?』
(fj)『わかった、キヨは一回黙って、…村長はどう思います、?』
(?)『ん~、そうだなぁ、…』
騒がしい彼らの耳には、当然、虫の羽音なんぞ聞こえない。それは村長であり、
村の神である『ヒラ』でさえも。
__裏主人公 ヒラ(28)
status ATK 46 DEF 49
LV.?? NEXT 100
JOB 最高主導者、村長
WPN ??
AMR 赤いマント、金の王冠、マスク
KILLS ??
_…優しく整った声で全てをまとめ上げる、村の最高主導者。ヒジキ村及びヒジキ王国では、第15代村長、第1代国王を務める。隠された口からは何かを変える力がある。どれだけ抵抗されようが、歯向かうことはさせない。
おわり、★
オチが考えつきました。
以外にいいオチなのでは?と思い中。
コメント
3件
そ‐いや、もう70個もお話書いたんだって、。 消したの入れて100ぐらいか 沢山書いたんやね。沁沁…