TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

秦中先生中心BL

一覧ページ

「秦中先生中心BL」のメインビジュアル

秦中先生中心BL

30 - 第30話恵比寿先生×秦中先生(Ωバとは?)

♥

1,541

2025年07月18日

シェアするシェアする
報告する

🦐「あー…僕って本当に運いいなぁ…」

🧣「ハァハァ…♡…っっ、え、びす、せんせ//」


昼休み。全然戻って来ない秦中先生を探し、旧校舎まで来ていた。そこには、興奮しきった様子の秦中先生がいた。さっきから自分の脳を溶かしていく、甘い匂い。発情期、Ω。二つの言葉がするりと出てきた。自分はαだ。発情期特有のフェロモンが、脳に届いて理性ごと持っていかれそうな感覚…最高に、気分がいい…。何より、都合がいい。自分が好意を寄せていた相手が、Ωだった。今はそれほど差別意識は高くない時代になったものの、やはり差別意識は残るのだろう。未だにΩは色々と肩身が狭いだろう。故に、Ωの妖怪は、こぞって自分の性を偽る。秦中先生もそう。秦中先生はβらしいが、βなわけがない。薄々感じ取っていた違和感が、昇華されていく


🦐「あー…秦中先生って、番いるの?」


いるならいるで、消せば済む話だが、こんなところに隠れたということは


🧣「っっっっ…、/////////」


番は、いない。恐らくこの事実を知っているのは学園長と医者くらいだろう。無意識に、喉がなる


🦐「隠すにしてもさぁ…βはないよ、秦中先生」

🧣「あっっ♡」


顔を持ち上げ、目を合わせる。かなり強引に合わせたはずだが…やはり発情期だとそれすら気持ちいいのだろうか


🦐「ね、秦中先生。僕はね?できることなら優しくしたいからさ。…秦中先生、僕の番になってよ」

🧣「ぁう…」


秦中先生を床に押し付け、抵抗なんてできないようにする。もっとも、できる状態ではないだろうが。恐らく、抵抗されようものなら、このまま無理にうなじを噛んで番にするだろう。できれば、優しくしてやりたいし、合意を得た上で致したい


🦐「大丈夫。痛いことはしないから。ちゃんと、君の希望は尊重する」


ただ、一緒に高天原に来てもらいますけど


🧣「…!」

🦐「それだけは譲れない」


こんなところに置いておく必要がない。秦中先生が教師に向いている性格なのは分かっている。それでも、同僚は下賎な妖怪共にすぎない。そんな状況に置いておくなんて、僕が僕を許せない


🦐「秦中先生も、しんどいでしょ?」


昼休みが始まって20分が経つ。20分ものの間、抑制剤も飲まずによく耐えたと思う。耐えたからこそ、辛いだろうに…


🧣「ぁぐ…」

🦐「で?なってくれますよね?」

🧣「っっっっ…!どけ、♡!!!!!」

🦐「…」


しんどいはずなんだけど…普通に斬りかかってきたし…。ただ、立てはしないんだね。それだけで、君の負けだ


🧣「っっだか、ぁ!♡♡?」

🦐「ねえ…秦中先生…秦中先生は、強姦してくるようなやつと一緒にいたい?」

🧣「ぅあ…♡♡♡」

🦐「別に…秦中先生が強姦されたいならシてあげますよ?」

🧣「だれ、が♡♡♡♡♡♡」

🦐「そうでしょう?…せっかくですし、合意を得て気持ちよくなりたいじゃないですか」

🧣「っっ、しるかっっ、♡♡♡」

🦐「…」


別に僕は、ここで無理矢理番にして、ナカに出して、孕ませて。現実的に逃げられないようにしたっていい。ただ、そんなことをして靡いてくれるほど、秦中先生は弱くない。そういうところに惹かれた手前、無理矢理、という行動に躊躇する


🧣「フー…フー…」


必死に息を整えようとする秦中先生。多分、理性だけで発情期を沈める気なのだ。恐らく、抑制剤を持っていない。どう、したものか…


🦐「…高天原に来なくていいって言ったら、番になってくれますか?」

🧣「…」


そうじゃ、ないのか。じゃあ、本気で、僕に気はないわけだ。運命でも、なんでもない


🦐「運悪いじゃん…僕…」


気づけば、口に出ていた。出すつもりはなかった。ただ、この状況で、失恋とは…あまりに捻りがない


🧣「…なんで…俺、なんですか…?あんたなら、ほかにいくらでも…」


それだけは、言ってほしくなかった。遠回しの、拒絶。いっそのこと、もう…


🦐「…」

🧣「えびす…せんせ?」


ただ、黙って秦中先生を押し倒して、服を脱がせていく。いっそのこと、無理にでも…


🧣「恵比寿先生!!!!!」

🦐「…なんです?そんな大きい声出して」

🧣「…なんの、目的が?」

🦐「目的?わかるでしょ。今から秦中先生孕ませるの」

🧣「…」


そんな顔で見ないでよ…したいのはこっちだ。できれば、対等に…なんて思ってた自分がバカらしくなってくる。そうじゃないか。彼は妖怪で、僕は神様だ。むしろ、秦中先生妖怪神様の命令を拒否する権利なんてない。最初から、そうすれば…最初?


🦐「…僕、伝えてないんだ…」

🧣「!」


一度でも、面と向かって愛してる、なんて言っただろうか。いや。言ってない。そりゃそうだ。秦中先生からすれば、同僚の性欲処理を迫られている感じに近かったのだろう。そんな相手にいきなり番になってと頼まれて、強姦されかけて。どっちが被害者だ。何が失恋だ。ふざけてる


🦐「…ね、秦中先生」

🧣「はい…っっ、♡」

🦐「僕さ、秦中先生のこと、大好きなんだ。…愛してる。だから、僕と…付き合って、くれませんか?」


うまく、言えた自信がない。まさか、想いを告げるのが、こんなにも大変だったなんて。苦しいし、…怖い


🧣「…」



🧣「…ごめんなさい、恵比寿先生」



ああ、これが、失恋っていうのかな…


🧣「えっと、知ってます」



🦐「ん?」


ん?


🧣「なんとなく、っっ、…なんと、なく…そういう、目、だったので…まさかとはおもったんですが…」



🦐「?」

🧣「えっと…。はい。だいぶ前から知ってます」



🦐「…?」


言葉が出ない。?がずっっっっっっと頭をぐるぐる回っている。きづ、かれてた…?


🦐「えっと…、その…//」


あーあー…かっこ悪いなあ僕………


🧣「で、えっと…別に、いいですよ?」

🦐「え…」

🧣「遊びで捨てられる感じもないですし、…やさし、かったから」


確かに、以前ニュースでみた。街中で、突如発情期に襲われたΩの男性が、そのままαに食われ、精神的に病んでしまった…とのことだった。差別意識が残る中で、僕の思考はともかく、行動はかなり良心的だったと言えると思う。しかし、今はそれどころではなく、受け入れてもらえた高揚感に、きを抜いてしまった


🦐「ぁ…」

🧣「…」


かなりのタイムラグで、現在進行形で、僕は秦中先生…秦中くんに欲情している。情けない


🦐「えっと…」

🧣「…まあいいや。…ねえ、恵比寿先生」

🦐「はい…?」

🧣「このまま一緒に授業サボりません?」


妖艶に、職務放棄宣言と共犯のお誘いをしてくれた秦中くん。教師としてどうなんだろうか


🧣「別に…業務滞るんなら学園長がなんとかしますって」


完全なる他力本願。しかもあのジジイが?絶対秦中くん殺される。まあ、今となっては、秦中くんを殴ろうもんならいっそのこと…っと。ジジイがいなくなったら困ることもある。今、実質的なじじ…学園長の右腕は秦中くんだ。ジジイがいなくなれば、その業務が秦中くんに回ってしまうかもしれない。それだけは避けたい


🧣「なんなら…このまま適当にホテルにでも行って初夜と行きましょうか?」


…秦中くん、ノリいいな…


🦐「…秦中くん」

🧣「ん?」

🦐「ここで、一回シない…?」

🧣「いや、まずいでしょ…」

🦐「大丈夫。僕運いいから 」

今度は、ちゃんと。誰にも邪魔はさせない














〜思ったより短くできたのでその後〜






🧣「ぁ!、♡♡♡♡♡えびっっっっ〜〜〜〜♡♡♡♡え、びすせん♡せ…い、まぁ、イ…たからぁ♡♡♡」

🦐「知ってますよ♡」


ゴチュンッッッッッッ


🧣「ぁぁぁ〜〜〜♡♡♡♡♡♡ぅあ!ゔぁ…♡♡♡チカチカビクンッッッッ 」

🦐「…!潮吹いてメスイキとか…煽り上手ですね、秦中くんは♡♡♡」


ゴチュンッッッッッッドチュドチュ…ゴリッッッ


🧣「〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
















🧣「は、ハァハァ…」

🦐「…あー…どう、でした…?♡」


あの後、30分ほど行為に及んだ。お互い興奮しまくって、理性なんてぶっ壊れて。求めて、求められを繰り返し、30分で秦中くんの体力を奪い取り、余すことなく、全ての愛液を出し尽くさせるほどには、激しい行為だった。僕も、この短い時間で何回ナカに出しただろう。結腸を抜いて、出して。さらに奥で繋がって、そこで出して。…あれ。何回繰り返したっけ。それ。ダメだな…思考が、まとまんない…♡♡♡


🦐「あ、忘れてた…」

🧣「?」

🦐「秦中くん。うなじ」

🧣「あー…ー♡?…かんでなかったっけ…?」


秦中くんも興奮冷め止まずといった形である。秦中くんのうなじを見れば、少し出血している。そんな、強く噛んだっけ…?


🦐「ごめん…痛かったよね」

🧣「あー…♡?…思い出せないんで…多分、快楽にどっぷりして…♡??」

🦐「…」


そうだった。まだ、秦中くんのナカから抜いてなかったや。でも、少しだけこの空気を味わいたい


🧣「…」


秦中くんも察してくれたのか、何も言わないと言ったように身体を地面に放り出す


🦐「…夏休みって、休暇ありますよね?」

🧣「え、っと…♡…はじ、んん♡//、まって、からぁ♡一週間だけ、仕事、してぇ…そのあとは、やすみ、だったはずですが…♡♡♡♡♡」


最高。夏休みに感謝だ


🦐「じゃあ、秦中くん。仕事終わりから1週間、ホテルで愛し合おうか」

🧣「1週間て…」

🦐「玩具にプレイに…色々やりたいし…こういう激しいセックスもしたいんだ♡」

🧣「…うん。じゃあ、そうしよう」


夏休みまで、後1週間。いっそのこと校舎全壊させれば今から休校→夏休みにできるのでは?そう思ったが、逆に仕事が増える気がする。そんな考えを打ち消すべく、出し尽くした秦中くん相手に第二ラウンドを始めた
















…あんまオメガバースしてなくね?

この作品はいかがでしたか?

1,541

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚