テラーノベル
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あの後、呆然とする呼び出した奴らを置いて屋上をあとにして。
何かを言おうとしつつも、らっだぁはついてきてくれた。
校門を出ても、誰も喋らなかった。
四人で歩いているはずなのに、聞こえるのは足音だけ。
ぐちつぼとゾムも、何も言わない。
ふたりとは、屋上に向かう途中で初めて会った。
階段で顔を合わせて、わけを聞けばらっだぁのことだという。
そのまま三人でカチコミに行ったというわけだ。
俺もゾムもぐちつぼも、らっだぁの友達というだけでまったくの初対面。
どうやら、ぐちつぼは俺やゾムのことを知っていたらしいが。
まあ、それもあの場面に鉢合わせすれば、ずっと前から一緒にいたと言えるようなものだろう。
らっだぁは一番後ろを歩いていた。
何を考えてるのか分からない顔で。
……たぶん、ほんまに分かってへん。
その事実が、一番苦しかった。
「俺、こっちっす」
ぐちつぼが立ち止まる。
「……また明日」
小さく手を上げて、曲がり角へ消えていく。
少し歩いて、今度はゾムも別れる。
「……またな」
気落ちしたような色が表情に滲んでいる。
らっだぁも「またねー」と手を振った。
それが、妙に胸につかえた。
気づけば二人になっていた。
住宅街。
夕飯の匂い。
犬の鳴き声。
世界はいつも通りなのに、頭の中だけが静かじゃない。
「……らっだぁ」
「ん?」
俺の隣、少し後ろを歩く影が顔を上げる。
「一つ聞いてええ?」
「いいよー」
呑気な返事は、いつも通りだった。
「お前、」
言葉が詰まる。
何を聞けばいい。
何から聞けばいい。
「……いつからなんや」
らっだぁは少し考えるような仕草をする。
「何が?」
「そうやって、一人で抱え込むようになったんは」
沈黙。
風が吹く。
少しして、らっだぁが笑った。
「覚えてない」
「……⋯」
「気づいたら、そうだったから」
その言い方が、あまりにも自然で。
胸が痛くなる。
「きょーさん?」
「……ん?」
「怒ってる?」
その質問に、思わず立ち止まる。
怒っとるわ。
もちろん怒っとる。
でも。
「……怒っとるで」
小さく答える。
「でもな」
らっだぁを見る。
「お前にちゃう」
その瞬間。
らっだぁは、少しだけ驚いた顔をした。
「お前をそんな扱いしてきた全部に、怒っとる」
返事はなかった。
ただ、らっだぁは困ったように笑うだけだった。
その笑顔を見て、確信する。
このままじゃ駄目だ。
今日止められたとしても。
また同じことが起きる。
らっだぁは、また一人で行く。
だから。
今度は事件を止めるんじゃない。
こいつを止めなきゃいけない。
そう思った。
NEXT=♡2000
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紫秋_4aki.
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午後立ち
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ポテサラ
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コメント
4件
早く続きがみたーい!!!
らっだぁの考え方が俺が無理をすればいいなのが難しいところだなぁ… きょーさん達はどうするのだろう…加害者にカチコミに行くのかな?俺も混ぜてほs((((殴