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第46話『北西平原の激突』
ドォォォォォン!!
太鼓が鳴り響く。
北西平原。
虹国軍三万。
黒龍軍八万。
圧倒的な兵力差の中、戦いの火蓋が切られた。
「全軍前進!!」
なおきりが槍を掲げる。
虹国軍が一斉に動き出す。
その右軍。
じゃぱぱ軍。
左軍。
シヴァ軍。
中央。
なおきり本軍。
対する黒龍軍。
黒牙将軍は馬上で笑っていた。
「面白い。」
「数で負けてるのに逃げねぇか。」
副官が尋ねる。
「包囲しますか?」
黒牙将軍は首を振った。
「不要だ。」
巨大な斧を肩へ担ぐ。
「正面から潰す。」
次の瞬間。
#リゼロ
すず
144
33
黒龍軍中央四万が突撃した。
ドドドドドドド!!
大地が揺れる。
なおきりの目が鋭くなる。
「来るで!!」
ガァァァン!!
両軍激突。
槍。
剣。
盾。
叫び声。
血煙。
戦場が一気に混沌へ包まれる。
なおきり自身も最前線へ飛び込む。
「うおおおお!!」
槍が唸る。
敵兵が吹き飛ぶ。
しかし。
敵は止まらない。
一人倒しても。
二人。
三人。
次々に現れる。
右軍。
じゃぱぱ軍。
「押し返せぇぇぇ!!」
じゃぱぱの剣が閃く。
虹国兵たちも奮戦する。
だが。
敵の数が多すぎる。
「将軍!」
「敵第二軍接近!!」
じゃぱぱが振り向く。
黒龍軍増援。
さらに二万。
「嘘やろ…。」
左軍。
シヴァ軍。
こちらも激戦。
シヴァは敵将を討ち取る。
しかし。
副官が叫ぶ。
「黒龍軍はまだ半数も出していません!」
シヴァの表情が変わる。
まだ本気ではない。
黒牙将軍は戦力を温存していた。
中央。
黒牙将軍。
彼は戦場を眺めるだけだった。
「弱いな。」
副官が笑う。
「圧勝です。」
しかし。
黒牙将軍は首を振る。
「違う。」
「まだいる。」
その目はなおきりを見ていた。
「一番強い奴が。」
そして。
黒牙将軍がついに馬を動かす。
ズシン。
ズシン。
巨大な斧を担ぎながら前へ出る。
その姿を見た黒龍軍が歓声を上げる。
「黒牙将軍!!」
「黒牙将軍!!」
戦場全体が震える。
なおきりも気付いた。
「あれが…。」
黒牙将軍。
黒龍四天王の一人。
その圧力は。
龐煖にも匹敵するほどだった。
黒牙将軍は斧を構える。
そして。
なおきりへ向かって指を差した。
「お前。」
「来い。」
挑発だった。
戦場のど真ん中。
数万人が戦う中で。
黒牙将軍はなおきりとの一騎討ちを求めた。
なおきりは槍を握り直す。
「上等や。」
じゃぱぱとシヴァが遠くから見る。
二人とも理解していた。
この戦い。
勝敗を左右するのは。
今から始まる将軍同士の激突だと。
なおきりが馬を走らせる。
黒牙将軍も前へ出る。
両者の距離が縮まる。
そして――
北西平原が息を呑んだ…。
コメント
1件
うおおおおおおっ!!第46話読み終わったよ😭🔥🔥 もうね、冒頭の「ドォォォォォン!!」から心臓掴まれた…!! 3万対8万って絶望的なのに逃げないなおきり、かっこよすぎるでしょ…! 黒牙将軍の「正面から潰す」も「お前、来い」もエグいほど痺れた😇💕 数で劣ってるのに一騎討ちを受けるなおきりの決断、マジで推せる……!! そして「勝敗を左右するのは将軍同士の激突」っていうじゃぱぱとシヴァの視点、熱すぎて涙出るわ。続きがマジで気になるんだけど!!次回楽しみにしてます🍙さん🔥✨