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そして激しく身体を重ねた次の日の朝
目が覚めると重い身体と腰の痛みを感じるも
何故かそのだるさと痛みが愛しく感じた。
「ん…朝…腰痛っ…でも…この感じも
悪くないかも…」
そう言いご飯を作るため立とうとしたらすると
「わっ!?痛たっ…嘘…立てないじゃん…」
思わず転んでしまいそう言うと、
横で寝ていた 元稀が飛び起きた。
「智っ!?大丈夫?」
「あ、元稀起こした…?ごめん。」
「い、いや、それはいいけどすごい音
だったけど智怪我してない?」
元稀が心配そうにベットから
降りて俺に近づく
「別に、大丈夫…腰痛くて
動けないだけだから」
「ん、そっか、じゃあ可愛い
お姫様を 運んであげなきゃだね?」
「は?お姫様?何言ってんの?」
俺が困惑しながらそう聞くと元稀は
軽々と俺を持ち上げた。
「ちょ、元稀…?」
「ん?何?俺のお姫様?」
「下ろして?」
「え?別にいいけど智歩けるの?」
「あ、そ、それは…」
俺は思わず小さな声でそう言うと
「歩けないでしょ?じゃあこのまま
抱っこされててね?」
「うん…」
俺は少しイラッとしながらも
キッチンの近くの 椅子に座らされた。
「よし、じゃあ朝食作るから待っててね?」
「うん。」
それから元稀は料理を始める。
そんな元稀を ずっと見つめていると
「んふ、何?智そんなに俺を見つめて?」
「別に?ただ、料理してる元稀も
かっこいいなって思ってだけ。」
「ふふ、そう言う事さらっと
言えるのすごいよね?」
「そう?思った事言ってるだけなんだけど。」
「ほんとに?ま、智のそう言うとこも
好きだからいいんだけどね?」
そう言うと元稀は料理に戻る。
そして少しすると朝食とは思えないほど
豪華な 食事が出てきた。
「え、元稀朝から作りすぎじゃない?」
「ふふ、なんか智が食べてくれるって思ったら
嬉しくなって作りすぎちゃった」
「もう、そう言うとこ好きだわ笑」
クスリと笑いそう言うと朝食を食べる。
それからい日元稀に身の回りの世話を頼んだ。
そしてそれからようやく腰の痛みから解放され
日本代表の練習に復帰できた。
「んん~っ!皆との練習楽しみだな~」
そう言い練習に取り組もうとすると
藍の姿が目に入り俺は思わず近づいた。
「ねぇ、藍?」
「ん?あ、と、智さんおはようございます!」
「ん、おはよう。じゃなくてごめん!」
「え?急にどうしたんですか?」
「あ、いや、あの時…藍が祐希さんと
別れた時…自分勝手に感情に任せて
藍の事抱いたから…それに、怖い思い
させただろうからさ…」
俺はしどろもどろになりながら謝っていると
「ふふ、別に構いませんよ?正直あの時は
智さんの事怖かったですけど、なんか事情が
あってああなってなら仕方ないのかなって
思えたので。」
「ん、藍…まじで優しすぎ…!でも、
あまり 優しすぎても疲れたりするだろう
からたまには毒吐けよ?」
「んふ、はい!たまには小川さん
みたいに 毒吐きますね?祐希さんに!」
「う、うん、いいとは思うけど、
祐希さん怒らない程度にしなよ?」
「はい!小川さん、謝ってくれて、
相談に乗ってくれてありがとうございます!」
そしてまた俺は藍と仲良しに 戻った…