テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
告白返事を待ち続けて1日、
もう放課後になっていた。
「なんで…なんで…?」
窪田はまだ自分の過ちに気づいてはいなかった。
だが誰しもが思った。
それは、言いふらししすぎたためである。
まず、教室に大量の人がいた。
つまりそんな中告白の返事なんかできるわけないのである。
そして言いふらしたことにより、そんな子供っぽい人なのかと引かれたのであろう。
こうしてやはりと言うべきか窪田は玉砕した。
綺麗に砕け散った。
「成田…どうしてだよ」
俺に聞かれてもと言いたかったが言えない。
こんな泣いている友達なんか初めて見たのである。
「まあ、人生まだあるし、ええやん」
仕方なく励ました。
「じゃあ…成田が好きな奴できたら絶対言えよ」
「言わねえよ」
しまったすぐ即答してしまった。
この窪田に恋愛相談するなど地獄に落ちても嫌である。
絶対周りに言いふらす。
だがそんなことお構いなしにグイグイ聞いてくる。
「なんで?なんでなんでなんでなんでなんでなんで?」
結構腹が立つ。こいつ、もう一回くらいフラれねえかなあ。
すると後ろから声がした。
「あの、窪田くん…?」
まさか、この美女っぽい声は…?!
バッと後ろを振り向くとそれば馬鹿でか胸美女が立っていた。
「あの…窪田くん…ちょっと…」
まじかまじかこの美女!!
こんな奴彼氏に持ったら絶対後悔するぞ!
心の中で一生懸命正気に戻れと叫び出す。
そして30分ほど経ち、窪田は戻り、俺に飛びかかって泣いた。
それは、悲しい悲しいから泣いてるとか悔しいから泣いてるとかじゃなかった。
うれし泣きであった。
俺も何故か泣きたくなり、一緒に泣いた。
後から聞いた話だが馬鹿デカ胸美女はSであったと言う…
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!