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〈翌日〉










こうして、服を買った私達は今、












































富士山の5合目にいます。






🇮🇹「ヴェ〜、本当に涼しくなったね〜。」






5合目までシャトルバスで行き、そこから登山をするのですが、やはりもう高いですね。






🇯🇵「そうですね。今日はとりあえず、9合目の山小屋まで頑張りましょう。」






















🇮🇹「はぁ、や、やっぱり大変だね。




菊の話を聞いてちゃんと準備しといてよかったや。」






🇯🇵「そう、ですね。」








🇮🇹🇯🇵「…………」








🇯🇵(……気まずい!




まだ6合目なのに話題がなくなってしまいました!!






こういう時ってどうするのが正解なんでしょう!






それとも無口で何も話さなければ良いのでしょうか…






い、いいえ!流石にそれは悲しすぎます!






なんとか、良い話題を見つけなければ…)






🇯🇵「あ、あの、えーっと、そういえば周りは海外の方ばかりですね。」






🇮🇹「確かに、俺ん家の人とかアーサーん家の人までいるね…」






🇮🇹「にしてもみんなばかだね!半袖と半ズボンだけで、絶対後悔するよ!




ね!菊!」






🇯🇵(フェ、フェリシアーノ君…




君も私が言わなかったらあの人たちと同じ格好だったでしょう…






それなのに、その!子犬のような顔で「褒めて!俺すごいでしょ!?」みたいな感じを全面に出してくるのやめてください!






心が痛みます!)






🇯🇵「え、えぇ確かにこのような人々は上の方で助けを求めたりしているとも 聞きますよね…」










そうして歩くこと数時間。








🇮🇹「や、やっと着いた!」






私達は、 1日目の目標だった9合目の山小屋に到着しました。






🇯🇵「お疲れ様です、フェリシアーノ君。




こ今日はここで休みますよ。」


















こうして、私たちの富士山登山1日目は終了しました。










〈2日目〉










まだあたりも静まり返っている午前4時ごろ。








🇯🇵(んん…




あ、もう4時ですか。)






この国の化身、本田菊が富士山にある山小屋で目を覚ました。






🇯🇵(フェリシアーノ君を起こさねば…)






🇯🇵「フェリシアーノ君、朝ですよ。




起きてください。」






🇮🇹「ヴェ〜、おはよー、菊…」






そういう彼は、随分と眠たそうで、普段から閉じている目からも、




なぜかとても眠そうだと伝わるのだから不思議なものだ。








🇯🇵「おはようございます、フェリシアーノ君。




さて、着替えて山頂まで頑張りましょう!!」






🇮🇹「ヴェ。」










こうして2人は、まだ薄暗く寒い中を登っていった。












































🇯🇵「はぁ、はぁ、遂に着きましたね…!」






🇮🇹「こ、ここまで頑張った甲斐があったよ、ね!」








山頂に着いた2つの国の化身は、双方もう話すことすら辛くなるほど、




疲れていた。






2人共、休憩はとったがゆうに100歳を超えているのだ。




老体に鞭を打ったのだし、やはりとてつもなく疲れたのだろう。






そして、寝起きだった。












🇮🇹「…やっぱまだ眠いや。」






🇯🇵「朝早く起きれて凄いですね。




でしたら、少しだけ休んでいてください。」






🇮🇹「?




うん、わかった。」






そういう本田の顔は、とても楽しそうで、フェリシアーノは、やはりまだ眠たそうだった。






























🇯🇵「フェリシアーノ君、フェリシアーノ君、起きてください!」






🇮🇹「ん〜?

菊?」






🇯🇵「フェリシアーノ君、見てください。」






そう本田が言い、指した指の先には、








🇮🇹「うわぁぁ!!!」
























地平線の先から登ってくる、太陽の姿があった。






🇮🇹「綺麗!綺麗だよ!菊!」






強く光る太陽に目を奪われる姿は、まるで少年のようで、




さっきまでの眠気が嘘だったかのようにはしゃいでいた。






🇯🇵「そうですね、とても、とても綺麗です。」






本田も、この神々しく美しい景色に心を奪われると同時に、




彼にここまで喜ばれたことで、あぁ、この国の化身になれて、本当によかった、今までやってきたことは良かったのだ。と喜びに溢れながら、




目を細めていた。














🇮🇹「菊!」






🇯🇵「 !




どうされましたか?」






🇮🇹「俺、ほんっとうにここまでこれて良かった!」










🇮🇹「Grazie !」








🇯🇵「!!!」






🇯🇵「それは、本当に、本当によかったです。










まだあたりも静まり返っている午前4時ごろ。








🇯🇵(んん…




あ、もう4時ですか。)






この国の化身、本田菊が富士山にある山小屋で目を覚ました。






🇯🇵(フェリシアーノ君を起こさねば…)






🇯🇵「フェリシアーノ君、朝ですよ。




起きてください。」






🇮🇹「ヴェ〜、おはよー、菊…」






そういう彼は、随分と眠たそうで、普段から閉じている目からも、




なぜかとても眠そうだと伝わるのだから不思議なものだ。








🇯🇵「おはようございます、フェリシアーノ君。




さて、着替えて山頂まで頑張りましょう!!」






🇮🇹「ヴェ。」










こうして2人は、まだ薄暗く寒い中を登っていった。


























🇯🇵「はぁ、はぁ、遂に着きましたね…!」






🇮🇹「こ、ここまで頑張った甲斐があったよ、ね!」








山頂に着いた2つの国の化身は、双方もう話すことすら辛くなるほど、




疲れていた。






2人共、休憩はとったがゆうに100歳を超えているのだ。




老体に鞭を打ったのだし、やはりとてつもなく疲れたのだろう。






そして、寝起きだった。












🇮🇹「…やっぱまだ眠いや。」






🇯🇵「朝早く起きれて凄いですね。




でしたら、少しだけ休んでいてください。」






🇮🇹「?




うん、わかった。」






そういう本田の顔は、とても楽しそうで、フェリシアーノは、やはりまだ眠たそうだった。






























🇯🇵「フェリシアーノ君、フェリシアーノ君、起きてください!」






🇮🇹「ん〜?




菊?」






🇯🇵「フェリシアーノ君、見てください。」






そう本田が言い、指した指の先には、








🇮🇹「うわぁぁ!!!」
























地平線の先から登ってくる、太陽の姿があった。






🇮🇹「綺麗!綺麗だよ!菊!」






強く光る太陽に目を奪われる姿は、まるで少年のようで、




さっきまでの眠気が嘘だったかのようにはしゃいでいた。






🇯🇵「そうですね、とても、とても綺麗です。」






本田も、この神々しく美しい景色に心を奪われると同時に、




彼にここまで喜ばれたことで、あぁ、この国の化身になれて、本当によかった、今までやってきたことは良かったのだ。と喜びに溢れながら、




目を細めていた。














🇮🇹「菊!」






🇯🇵「 !




どうされましたか?」






🇮🇹「俺、ほんっとうにここまでこれて良かった!」




🇮🇹「Grazie!!」


🇯🇵「!!」


🇯🇵「どういたしまして。」



そう言い笑う彼らの顔はとても、幸せそうだった。

_______________________________________






これでイタリア編は終わりです!




本当はお買い物とかいろいろ入れたかったのですがカットです!





余談ですが、富士山、私は登ったことはありません。




ですができるだけ色々調べながら書いてみました。






富士山の御来光はすっごく写真だけでもすごいです。()




あの写真を見ると、私の語彙力で表現しきれなかった菊の気持ちなんかが




理解できるかもしれません。






ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!!









_________________________


🇯🇵「それじゃあこれから帰りますよ。」


🇮🇹「ヴェ…」









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