RIKU side
梅雨も明けたのか、本格的に暑くなってきた7月初め
リハのお昼休憩中、歩いて近くのコンビニにご飯を買いに行っただけで、汗が流れてくる…
コンビニで少し涼んでから戻ってくると、壱馬が椅子の上で体育座りをして、スマホをいじってた
陸「そんなにちっちゃくなって、どうしたの?」
壱「あ、お帰りなさい。ここ冷房の風直撃で、寒いんですよ笑」
陸「あぁ、なるほどね笑 俺の席と変わる?全っ然冷房当たらないけど」
壱「え、良いんですか?結構寒いですよ?」
陸「今歩いてきて暑いから、ちょうどいい笑 変わろ変わろ!」
壱「ありがとうございます!」
こんな最高の席に移動できるなんて、ラッキーだな〜
でもね、確かに涼しいけど、寒いまではいかない
ふと壱馬を見ると、まだ少し寒そうにしている
え、あそこの席ほんっとに冷房当たらないから、結構暑いはずなんだけど
陸「壱馬?まだ寒い?」
壱「さっきよりはだいぶマシです!」
陸「そっかぁ。あ、やましょう。今日もブランケット持ってきてる?」
山「ありますよ」
陸「もし今使ってなかったら、壱馬に貸してあげてくれない?」
山「全然良いっすけど、寒いん?」
壱「ちょっとだけ」
山「まじ?ここの席結構暑いけど。熱でもあるんじゃない?笑」
やっぱり。壱馬の隣に座ってる山彰も暑いって
ほんとに熱でもあんのかな…?
陸「ちょっと触っていい?」
壱「あ、はい。」
陸「んー、微妙に熱い気もしなくもない…山彰、触ってみて」
壱馬の首と、自分の首に手を当てて比べると、ちょっとだけ壱馬の方が熱い気がするような…
山「んー、俺よりは熱いっすね。陣さーん、ちょっと来てください」
陣「なに〜?」
山「壱馬、熱あると思いますか?」
陣「え?んー、、微熱くらいはありそうやな。自分で分からんの?」
壱「特にダルいとかは無いっすね」
陸「でもさ、この気温で寒いって言ってるの。怪しいよね?」
陣「それはヤバいな。念の為、帰って休み」
壱「でも…」
陸「悪化したら良くないし。何もなかったらそれで良いじゃん!ね?」
壱「…じゃあ、お先に失礼します。」
陣「ん。ちゃんと寝るんやで?」
山「お大事に〜」
陸「何かあったら連絡してね!」
山彰と陣くんのおかげで助かった
本人も自覚ないし、僕だけじゃ判断できない笑
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