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壱馬side
割と本気で自覚症状なかったから気になって、家に帰ってすぐに熱を測ってみた
そしたら、37.2という微妙な…
まぁでも、RIKUさんに言われた通り、悪化する前に休もうと思って、素直にベットに入る
すぐに寝れたものの、次に起きた時にはしっかりと体のダルさを感じて
熱を測ってみると、38.4との表示
ちゃんと寝たのに、何で上がるん…
と、キレたくもなるがその気力すらない
久しぶりの熱と、まあまあ高い数字に、ちょっとだけ、不安やら寂しさやらが出てくる
時間を見ると、リハは終わってるはず
壱『…もしもし』
陸『壱馬!どうしたの?』
壱『なんかあったわけじゃないんですけど…』
陸『もしかして、熱上がっちゃった?』
壱『…はい』
陸『そっかそっか。しんどいね。もうちょっとだけ待ってて?』
壱『え…?』
陸『今ね、壱馬の家に向かってるから。もうちょっとで着くよ。』
壱『…はい』
陸『じゃあ、また着いたらインターホン鳴らすね。』
と言って切られた電話
来てくれるのは嬉しいけど、電話切られたのは寂しい…
なんて、わがままも言ってられないよね
RIKU side
どうしても心配で、リハ終わりに勝手に壱馬の家に行くことに決めた
でも、その判断は正解だったみたい
電話を切ったあと、さらに急いで家に向かう
インターホンを鳴らすと、少しして出てきてくれた壱馬
陸「大丈夫?」
壱「…はい、ありがとうございます…」
陸「歩かせちゃってごめんね。ベット戻ろ。」
壱「…はい」
陸「明日も仕事だよね?ほんとはゆっくり休んで欲しいところだけど、薬飲んで早く治そ。」
壱「でも、RIKUさんもしごと、ですよね…?」
陸「俺は明日午後からだから、大丈夫だよ」
壱「ありがとうございます…」
しゃべりもゆっくりだし、目もうるうるしてて、スタジオの時の壱馬とは大違い
でも、明日の仕事が午後からだと言ったら、ちょっと嬉しそうに微笑んだの可愛いなぁ
陸「熱、高い?」
壱「さっき、8ど4ぶでした…」
陸「じゃあ、冷えピタ貼ろうか。冷たいよ?」
壱「んっ」
陸「よし。じゃあ、薬飲むためにお粥温めてくるね?ちょっと待ってて。」
勝手にキッチン借りるのもなぁと思って、レンチンするだけのお粥を買ってきた
それを温めて、お皿に移すだけ
あとは、ポカリとかも持ってった方が良いかな…