ども、主です。リクエストにより、🧡💜、💛❤もやりま〜す!それでは本編どうぞ!
ーNoside
久しぶりに実家に帰してもらった💜は、のんびりと過ごしていた。店主は弟が結局引き継いだらしい。自分よりもしっかりした弟なので、💜は納得する。そんな弟、七斗(ななと)は、兄の帰りを喜んでいた。
七斗「兄さん!婿入り修行はできた?」
💜「もう!そういうこと言わないの!」
七斗「えぇ〜、、、でも兄さんならどこに行っても褒められそうだけどなぁ〜」
💜「七斗の方が役に立つでしょ!」
店の看板をいじりながら、七斗は暇そうに💜に話しかける。今日は客がそんなに来ないようだ。父はどこかに出かけていった。無愛想な父親だが、頭の回転は驚くほどの速さである。
鈴の音が店に鳴り響く。客が来た合図だ。七斗は目を輝かせて、店の奥に戻る。どうやら常連らしい。💜からしたら見かけない客だ。最近この店が気に入ったらしい。
七斗「いらっしゃ〜い!」
モブ「おう七斗くん!おや?新入りを雇ったのかい?」
七斗「違うよおじさん。僕のお兄ちゃん。」
モブ「おぉ〜だいぶいいお年頃なんじゃないのかい?」
気のいいおっさん。これが💜の思う第一印象である。
モブ「そういやさ〜帝様が変わったの知ってるかい?」
七斗「ホント!?ウチにはそんな情報持ってきてくれる人いないからなぁ〜。」
💜はその噂に耳を傾ける。楽しそうに七斗とおっさんが話すものだから、品物を整えるふりをしていた。さりげなく兄が話を盗み聞きしていることなんて七斗もおっさんも知らないだろう。
モブ「帝のご長男様が即位したらしいぞ。」
七斗「へぇ〜。ちょうど兄さんと同い年ぐらいの人でしたっけ。」
💜「(全然ちげぇよ。)」
モブ「んで、弟様たちも嫁をさがしt」
???「💜くん!!!(バンッ)」
突然、店の扉が勢いよく開く。あまりにも唐突すぎて、おっさんは泡吹いてるし、七斗は思考停止してしまった。その人物は、現在の💜の主人、🧡である。休み中に何の用だと聞きたいところだ。🧡はまっすぐに💜の前に立った。
💜「🧡様、どうかなさいました?うちの弟が怯えるのであまり騒ぐのはやめて頂きたいかと。」
🧡「、、、?あ、あぁ、、、それはごめん(´・ω・`)」
💜「、、、それで、何の御用でしょうか。」
🧡「何って、、、迎えに来たんや。」
💜「迎え、、、?」
💜は首を傾げた。まだ休みきれてないから休ませて頂きたいのが、💜の本音だが、下手したら店が潰れることになるので発言は控えておく。🧡は馬車でくることはなく、走ってきたようだ。だいぶ息切れが激しい。
🧡「、、、兄ちゃんが帝になったのは知ってるよな、、、?」
💜「は、はい、、、。」
🧡「兄ちゃんが嫁を貰ったのも知ってるか、、、?」
💜「こ、💙さんですか、、、?」
🧡「せや。俺もそろそろ嫁貰わんと親父に怒られてまう。、、、でも、やっぱり💜くんじゃないと嫌やっ!」
七斗「(僕空気かな、、、?)」←店の外
💜は考えた。頭がちぎれるのではないかと思うくらい考えた。🧡を支えてあげたい。しかし、こんな身分の者が求婚を受け入れて良いのかという話にもなるだろう。もしかしたら、国民から反感を買うかもしれない。しかし、そんな思いで💜の気が失せることはなかった。
💜「、、、本当に俺でいいんですか?」
🧡「当たり前や!」
💜「、、、それならば、、、。」
💜は今まで刺していた簪を外す。そして、あの🧡があげた簪を刺し直した。
🧡「、、、!」
💜「、、、喜んで。」
その声に、店の外から拍手が聞こえた。七斗とあのおっさん、そして、、、
???「おめでとう、💜。」
💜「、、、!父さん、、、。」
父「お前の意思は受け取った。しっかり我が国を支えてきなさい。」
💜「でも、、、店には戻れないよ、、、?」
💜は涙を浮かべる弟を見る。昔もこんな泣きべそをかいて自分に抱きついていた時期があったな。今思えば、だいぶ大人びている弟だ。💜はそっと弟を抱きしめた。
七斗「、、、!」
💜「店を頼んだよ。なんたって、俺の自慢の父親が守ってきた店だからね。」
七斗「うん!」
父「🧡様、どうか、💜をよろしくお願いいたしますm(_ _)m」
🧡「お顔をお上げください。俺が必ず💜さんを幸せにしてみせます。、、、国のためにも。」
父「期待しております。」
七斗「兄さん、手紙書いてね!絶対だよ!」
💜「分かってるw」
どんなに離れていても、家族と恋の絆は絶えない。それを改めて感じるように、店の風鈴はチリン、と静かに揺れるのであった。
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