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「 そ、れは… 」
やっと喋り出したコネシマ。
「 何? 」
慈悲のかけらも無い答えをする鬱。
「 ごめんな、大先生…怒らすつもりやなくて… 」
「 じゃあ何?僕が濡れて僕を嘲笑う為に掛けたん?答えてや、コネシマ。 」
普段あだ名で呼ぶ彼、珍しくフルネームで呼ぶ。
…
そしてその廊下にトントンが通りかかった。
異様なまでのずしりとした重い空気。
何かと思えばクズと呼ばれる彼が
あの3人に怒っている……???なんて思って
近づいた。
「 僕は君らの玩具じゃないねん。
… あとトンち、なんで来たん、トンちは
関係ないやろ。 」
「 …関係ある無いとかどーでもええねん。
コネシマ、ゾム、シャオロン、何したん。 」
『 … 』
3人は無言。
「 自分らがやった事すら言えへんの?
トンちから怒られるのが怖いん?wそれとも何?逃げようとしてるん? 」
3人に煽りをかます鬱先生。
「 大先生、それくらいにし、俺が怒るから 」
「 そーゆー問題?トンちには関係ない言うたよな?なんで話に入って来るん?? 」
彼も書類をやっている間徹夜までして終わらせた。そのせいか疲れが出てくる。
「 なぁ、大先生、そろそろやめに… 」
「 徹夜までして終わらせた書類をびちゃびちゃにされて誰が怒らへんと思っとるん? 」
怒りが爆発する鬱。
3人は再び弱々しく震える。
「 ほんまにどーするん?僕の時間返して?
こんな事なるんやったら書類せん方がよかったわ。 」
そう言うと彼は体を拭いてないせいか
冷えてきた。徹夜のせいもあって目眩、
立ち眩み、頭痛、色々来た。
我慢の限界だろう。
気づいた時には彼は床に倒れ込んでいた。
「 大先生!! 」
1番に声を上げたのはゾム、
ただ聞こえてないようでそのまま眠りについてしまった。
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Part3に続く