TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


三郎side




僕は唖然とした。





今僕は………いや僕達はヨコハマディビジョンに来ている。

その理由はある日届いていた一通の手紙だった。その内容とは


【○月✕日にヨコハマディビジョンの○○の路地裏に来い。各ディビジョンに爆弾を仕掛けた。万が一来なければ各ディビジョンに設置した爆弾のスイッチを押す。まあこの爆弾が爆破してしまったらディビジョン1つなんぞ木っ端微塵にすることが出来る。簡単に言うとディビジョン代表さん方にかかってるってことよw来るか来ないかはあんたら次第だけどなw是非とも君たちのラップを楽しみにしているよ。           Mr.M               】


と、ディビジョンの爆破予告の手紙だったのだ。


僕は急いで一兄……と二郎にこの手紙について伝えた。

一兄は眉間に皺を寄せ、二郎は眉間に皺を寄せながらも少々焦っていた。

まあ焦る理由も分かりきっている。弟が読んだ手紙が爆破予告の手紙だったのだから。

一兄が「嘘はやめてくれ…三郎」と言われたが手紙を渡すと一兄は何も言わなくなった。弟が悪ふざけでこんな手紙を書くのか?と 言いたげな表情をしている。

いつも騒がしい 二郎はずっと黙り込んだままだ。

いつもは賑やかな我が家は今は静まり返りだんまりとした雰囲気であった。

少し気まずい空気の中一兄の携帯から着信音が響いた。



「…乱数。急にどうしたんだ?……乱数所にも来てたのか…その手紙」



一兄の声で電話先が飴村乱数と知る。

話の内容的に飴村乱数の方にもこの手紙が届いてあったんだろう。


この事は現実なんだと思い知る。行かずにもしこれが本当だとして本当にイケブクロが破壊されたらと思うとゾッとする。

…まだ手紙に書いてあった日付とは程遠い。

…… 少し頭を冷やして考え直そう。














まだその時は”あんな事”が起こることなんて思いもしなかった。












ある少女はマイクを握る

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

207

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚