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これで・・・これで自由だよね?そう思っていた私だったけど・・・中1になったはじめのことだった。
「た、助けて!優香!ひろしさん(お父さんの名前だよ)」
「な・・・どうして・・・出てってって言ったのに・・・」
なんと・・・痩せたママが帰ってきたのだ。
「お前とは別れたはずだ。出ていけ!」
「家族じゃない・・・助けてよ・・・離婚したって家族は変わらないわ。それに・・・優香を産んだのは私よ?」
「だとしても、お前は赤の他人だ!」
「酷いじゃない・・・助けてくれもしないの?」
「はー、話は聞いてあげるよ。で?なんで来たの?」
「き、聞いてよ!浮気相手の夫ったらね、掃除もしないし、料理もしないし、仕事にも行かないのよ?お義母さんだってね、嫁いびりがすごいのよ!やっぱり私にはあなたしかいないわ!!だからお願いよ!また一緒に暮らしましょうよ!ね?」
「じゃあ、何だその腹は?」
「この子は夫との娘よ。私達がまたもどったとしたら、妹にもなるわ!にぎやかにもなる。だから!ね?いい案でしょ?」
「全然だよ。じゃあね、バイバイ♡」
「そ、そんな。お願いよおおおおお」
私達はママをおいて家から出た。私達がいたところはママの家だったから。
「あいつら・・・部屋の中きたねえし、くせーんだよな〜」
「ね〜。どうやったらああなるのか聞きたいぐらいだよ〜!」
帰っている途中、桃子パパと桃子がいた。でも、泣いていた。
「ど、どうしたの?桃子?」
「私の愛猫、マコが死んだのよ。悲しくて涙が止まらないわ。うう。ひっく」
「マコが・・・どうしたんだろうね?」
「他殺ですって・・・」
「酷いね・・・誰がやったのかな?」
「多分・・・ままだと思うわ・・・」
「え?どうしてよ?」
「ママね、マコが苦手だったの。多分、シャーって怒鳴られて殺しちゃったんだと思うわ・・・最低よこんなの!」
「そうだね。」
「マコ・・・一番好きだったのに・・・許さない、許さないわ。また、復讐してやる!」
「私の愛犬は大丈夫かな!?」
「念のため見に行きましょ。」
「そうだね!待っててね、モア!」
「モアって名前だったっけ?」
「そうだよ〜?」
優香の家の前。
「・・・・・・」
「ゆ、優香。大丈夫?」
「許さない。私の愛犬を!ひどすぎるよ・・・誰がこんなことを?」
「私のままよ。」
「え?なんで分かるの?」
「ママ、優香の家の愛犬のモア、苦手だって前言ってたのよ・・・これも他殺だわ。あら?これ・・・骨までなくなってるわね」
「ほ、骨まで?」
「多分・・・なにか強いものね」
「てことは・・・?」
「🐼かなにかね」
「じゃあ、ここにいるってこと?」
「みたい。だから、気おつけたほうがいいと思うわ。」
「そっか・・・犯人探ししなきゃだね!」
「え〜私は行かないわよ?」
「行かないの〜?愛猫、マコの復讐のために」
「し、仕方ないわね!それに・・・死に方が同じだわ」
「てことで!犯人探しにしゅっぱ〜つ!」
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さて、次回は犯人探し!誰が犯人なのか?桃子のママか?次回も楽しみにしててくださいね!では!終わり☆