安城千早(あんじょう ちはや)
主人公
あだ名は「あんちゃん」「あんさん」
これといって特技は無い
最近の悩みは何故か知らないうちに体にアザがある。ぶつけたのかな…?(知るか)
安城とあるが愛知県安城市とは関係ない
犬山善臣(いぬやま よしおみ)
主人公の友人
あだ名は「ヨシ」よしおって呼ばれるのは嫌らしい。なんで?
犬ってついてるけど犬は好きじゃない
最近の悩みは飯食っても腹減るのはなんでなん?(知るか)
犬山とあるが愛知県犬山市とは関係ない
西尾茉衣(にしお まい)
いわゆるヒロイン
普通に可愛い女の子ただちょっと性格は…ハハン
いっつもポニーテールしてる。本人曰くそれが楽…らしい
友人曰く「そんなことない」
最近の悩みは陽の胸がでかい…(知るか)
西尾とあるが愛知県西尾しとは以下略
豊橋陽(とよはし みなみ)
そのヒロインの友人
ショートカットでメガネ
視力はメガネ取ると人の判別がつかないくらい
ちょっと天然だけどもいい子
あとおっぱいがでかい
最近の悩みは父の病気が悪化した(…おぉ)
豊橋とあるが愛知県豊橋市ry…
序章 言えなかった
茉衣…愛してる…
そう言ってくれるのがいちばん嬉しかったな
私も大好きだよ…
第1話 衝撃の事実
「なーに見てんのさ」
そう言って善臣は千早の背中を叩く
授業が終わり休み時間になるも俺は動かずいた
なぜならそれは
2つ前の席の茉衣ちゃんを見ていたから…
「んへへへぇ…」
いかん…変な声が出てしまった
「おぉーい…気持ち悪いぞ」
善臣にそう突っ込まれるも俺は目線を外せないままだ
俺は高校に上がってすぐからあの『西尾茉衣』という女神に出会い恋をした
一目惚れだった…
「おい…その話はもういいって」
え?俺声に出てた?
「今も出てるぞー」
ずいぶん心の声が漏れたみたいだ
そう思いようやく目線を外すと善臣が俺の机の上に腰掛けていたことに気づく
「まーた茉衣の事見てんのかよ…いいか?あいつ顔はいいけどな、性格はとんでもないぞ?やめとけやめとけ」
急な衝撃の事実が舞い込んだ。
「え?茉衣ちゃんのこと知ってんの?なんで??」
もしかして仲良いのか…!?待ってくれ!
「そりゃ幼稚園から今までずっと一緒だからな家も近いし…腐れ縁ってやつだよ」
俺は雷に打たれたというか銃で撃たれたというかとにかく驚いた。
へぇ!?
「ちょちょちょ!!初耳なんだけど!?」
「そりゃ言ってないからな」
前々から変だと思ってたんだ
茉衣ちゃんと善臣は話す時になんか他とは違う感じというか親密というかなんというか…
今思えば前…昔からなんとか…とか言ってたような…
「気づけよそれで」
天然な所出ちゃったな☆
じゃあ待てよ…?善臣を利用したら茉衣ちゃんとお近ずきになれるんじゃないか!?
あわよくば…付き合えたり…
そんなことを考えていたらニヤけてきたぁ
あへ、 あへへへへへ
自分で気づいているさ
すごく気持ち悪いことを
「うわぁ…」
あまりの気持ち悪い顔に善臣も声が出なくなってしまった。
俺はこの時止まるべきだったんだ
理想は理想のまま
夢は夢のまま終わればよかったと
現実はビターでほろ苦かったんだ
第2話 俺は良い奴
一日が終わり帰宅する。
俺はいつも自転車通学で片道10km程を走るがまあいい運動だろう
というか…今日の千早は格段にキモかったな…
まあ…恋愛するのはいいけど相手が茉衣ってのがなぁ…
茉衣と俺は随分と古い仲でお互いを見ていた
喧嘩した時も恋した時も失恋した時も
俺はあいつの話を聞いていた。
大体が茉衣が原因だった気がするが…
あいつを全部知ってるのは俺しかいないだろう
あ、あと親か
だからこそ千早を茉衣とは近づけたくはないんだが…
まあ…俺は話を聞く役だ
なんとでもなるさ
そんなことを考えながら自転車を漕ぐ
風を感じながら少しづつ日が落ちていくのを感じる
これがいつもの景色で俺が一番好きな景色だ
そうしてると前に見覚えのある女が歩いている
丁度いい
千早…俺に感謝しろよ?
「よっ!茉衣 」
そう言って後ろから声をかけ自転車を降りる
茉衣は驚いた顔をしながら
「ちょっ…なぁんだヨシじゃん…」
そこから少し歩きながら他愛もない話をする
そこで
「なぁ…千早って分かる?」
聞いてみようなんかの手助けになると思って
「安城君?知ってはいるよ?話したことは無いけど…なんで?」
どうやらかなり一方的な片思いらしい
こりゃ脈ナシだな
「いやまあ…なんとなく?理由なんてねェよ」
実際理由は無い
「まさか!私の事好きなの?安城君!」
察しの良い奴だ事…困ったな…こりゃやっちまった…
ごめん千早、余計なことしたわ
とりあえず誤魔化すか
…嘘つくか
「お、お前じゃねえって、あの…いつも横にいるあの子…いるだろ?お前の…」
スマンが名前がわからん…
ちょっと…迷惑かけさせてくれ、そのうち謝るから
「あぁ…陽ちゃん?のこと?」
そうなのか?わからんぞ
「…あぁそうそう!その子!ちらっと聞いただけでホントかは知らんけども…どうやらそうらしいんだ…ハハ…」
本当にごめん…2人とも…ややこしくなったかも…
「陽が好きってことは…やっぱり胸か…!やっぱり男はおっぱいが好きなのね…!!くそっ!!」
傍目でしか見てないがかなりキレてるのは分かる
そんな地団駄踏むかね…
「どうせヨシもおっぱいおっきい方が好きなんでしょ!?ねぇ!どうなのさ!!」
おいおいこっちに振るな
仕方ないから答えよう
「…まずな道のど真ん中で年頃の女がおっぱいを連呼するな。そして俺はどっちでもいい。デカかろうが小さかろうが」
何の告白をさせられてるんだ
「えっ…!」
目をキラキラと輝かせて俺を見る茉衣
そこで謎にトキ めくな!
この姿を見たら千早はどう思うんだろうな
失望してくれ
そうこうしてるうちに茉衣の家に着いた
「そんじゃまたあしたね〜」
そう言って家に帰ってく茉衣を見届けて俺も帰った
なんか…疲れたな…
続く____
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