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扉を開けるだけの物語。2

「朝よ。起きなさーい。」私は、慌てて飛び起きた。


身支度を整え、ジャムを塗った食パンを急いでたいらげ

私「寝坊しちゃった☆今から学校いってきまーす。」と

メールを送った。彼から返信が来て

彼「運動着」

(運動着?あっ、今日先生休むから授業変更あるの忘れてた。)

私「ありがとう。忘れるところだった」

彼「あいよ〜」

時計を見る。いつもの家から出る時間より10分過ぎていた。

私「やばっ、遅刻する。いってきまーす」

彼「いってら〜」

玄関に走っていきドアノブに手をかけ 「いってきまーす」と

大声で叫び外に一歩を踏み出した。

そこから全速力で走り前髪、スカートは風で言うまでもない状態になった。

この学校は意外と家に近い。

夢が無い私にとっては学校と家までの距離で決めるしかなかったのだ。

走って走って先生が校門を閉めようとしている姿が見えた。

そこを突っ走り「先生、おはようございまーす。」と 言いながら生徒玄関まで走った。

先生は、「毎日、毎日ギリギリで登校するなー!あと前髪とスカート、女性なんだから身だしなみに気をつけなさい。」と叫んでいた。

「毎日同じこと言ってあきないのかな。」とつぶやいたら

「お前こそ毎日ギリギリで登校するのやめれんのか!」と返ってきた。

あの先生の聴力は化け物だ。

地獄耳過ぎる。

そう思い生徒玄関で靴を履き替えた。

先生にああ言われて釈然としないからトイレで身だしなみを整え鏡の前で笑ってみた。……………

(今日の私も決まってる〜ぅ☆)

そう思いながらいそいそと教室に急ぐ。

深呼吸をして教室の扉に手をのばす。


扉を開けるだけの物語

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