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魔族と、4回目の約束を…

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魔族と、4回目の約束を…

2 - 逃げ出す札

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2024年04月09日

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この事件を知っていて、解決できる可能性があると言われている男に話を聞こうと言う話になったのだが…

(その、散兵、男はこの事件に関わらない方が身のためとのことだが)

(関わらない方が良いだって?ハハ…僕達は関わりたくて関わってないって話だよ、まったく…)

(男を無理やり連れてくるのか?)

(そうするか…情報がないと僕達も納得できないしね)

男を連れて来た部下、男は言う

(お前達…関わりたいのか?)

(別に、でも、関わらないようにしても、関わってしまうでしょ、この事件、ある場所に行けば死ぬぞ、なんて、)

(……関わるな、じゃまかだけだ…)

(話せ、納得できない)

(………これの仕業は人間ではない)

(当たり前だろ、神でも難しいんだから)

男は少し驚いた顔をしながら言う

(神に、会ったことがあるのか?)

(いいから、内容話して)

男は少し黙った後、言う

(この世界には封印されている魔族がいるんだ…そして、誰かが魔族の封印の札を外し、復活させてしまったんだ…)

魔族なんて話、とうてい信じれない、だが男のこのまっすぐと見つめる決意の目、僕は分かる、見た目や性格は、人を思い、守ろうとしている…だが、その目は

(どうした?)

(な、なんでもないよ…)

(そう…か…)

こいつの目、冷たさと残酷さを写しているように見える…これは果たして気のせいなのだろうか…

(死にたくないなら、関わらない方が良い)

(やだ、僕達だって無関係ではないんだ、やらせろ)

(……封印の札を探すこと…それと一つの問題がある)

(何だよ、)

(封印することができれば解決する、だが、札事態、ないんだ…)

(えっと……?)

(つまり、誰かが取った後、投げ捨てた訳でもなく、誰かが取っている可能性がある、それか風か)

(そうか…なら、さの札を探せば良いんだろ?この組織は人数は多い、きっと見つけることが……)

(それは、難しいかもしれない、)

(なぜ?)

(札自信が逃げているのかもしれないし…)

(そうか…なら、どうする…)

(いろんな可能性がある、とりあえず探そう)

(わかった、)

部下に命令をし、範囲に飲み込まれない程度に探させている

(ここから範囲か、本当に分からないな…)

(……ここに入るためには条件があるんだ)

(範囲に入る、条件?)

(それは、嘘をついたことがない人、もしくは、選ばれた者)

(そう、)

(……俺は選ばれた者に入っている、もしかしたら君達の中にもいるのかもしれないな、 )

選ばれた者……か…僕は選ばれていない確率が高いのだろうな…それに、嘘をついてない人?

(それって、ほとんど無理だろ)

(あぁ、だから選ばれた者がこの事件を封じるんだ)

(……)

無理に決まっている、人間は嘘を良くつき、仮面を被っているから、そして生きる動物もそう…生きるために騙す…

(動物も死ぬのか? )

(あぁ、多分)

(そうか)

(範囲に入れる俺が、封印する場所を見てくる、なにか手がかりがあるかもしれない、もしくは風で少し飛んだだけかも、)

(……わかった…)

男は範囲に入り、そのまま奥に進み、やがて見えなくなる

(……選ばれた者…か、)

神に選ばれなかった僕は…きっと可能性が低い、僕としては範囲に入るのは自殺も同じなのか、そう考えていると、奥から待てと言う声と共に、爆発する…僕の隣を走り去って行く子供と共に、男が来る

(その子供を捕まえろ!!)

突然の事だった、僕は反応をし、すぐに子供を見るが、もう手が届かない場所だった…そんな時、急に子供を捕まえた公子の姿が見える

(この子が鍵なのか?)

その瞬間、子供から猫へと変身し、そのまま走り去ってしまう、

(あ……すまない、急に大きさが変わるから、)

(仕方ないか……また見つけよう…)

猫は立ち止まり、僕達の方向を見ながら、言う

(……ふふ、カラスは見てる)

(え?)

(またね)

(あ、待って!)

クソ、猫は言葉を残し、去ってしまった…

(カラスは見てる?)

とりあえず、札は逃げている事がわかったな、

(そう言えば、君の名前を知らなかったね、)

(俺はローナ、、知ってるかもだが、こう言った事件を解決している)

(そうか、僕は散兵だ、)

(必死に探すのか、ヒントなしに…)

(いや、場所が分かるようにしてる、でも、具体的には分からない、物にも生き物にも変身できるからな)

(近くにいるかだけと…)

(えぇ、でも、それでも結構分かるかもしれないね)

(公子のその自信はどこからなんだか…)

僕達はそんなことを話ながら、封印の鍵を追う話でローナと巡りあったのだった、

(残念なことなんだが、封印の仕方は、逃げるその鍵…アイツが自分から封印の札になるか…それとも殺すしかない…)

(そうか…でも、アイツが大人しくやるとは思えないし、殺すのも大変だろ、無理なんじゃ )

(でも、捕まえたら関係ないだろ)

(そうだけど…なんか、可哀想)

(ふふ、公子は心配してるんだ、優しいね?)

(……まぁね、何か逃げる理由があると思うんだ…)

(そう、でも、聞くにも捕まえる必要があるよ)

(あぁ、殺すとしても、聞きたい)

(わかった)

確かに封印の札を探すのも大変だろう、でも、一番の大変はそこじゃない

(どうしたの?)

(後一つ、大変なことがある、)

(え、なに?)

(ローナは最初、札が逃げ出しているとわかった時、封印の場所を確認すると言っていただろ、)

(ん、あぁ、俺は調べるために範囲に入った…)

(つまり、範囲の中に封印の場所はある、てことは選ばれた者…もしくは嘘をついていない奴しか、封印の手助けになれないんだ…)

(……)

(そう、いや、なる、あの猫で逃亡したアイツを手助けする物には、

それと、、カラスの奴もね)

(カラス…なんだっけ、)

(はぁ、カラスは見てるって猫は言ってた)

(そうか、頑張ろう…)

(うん)

こうして、猫の場所を探すことになったのだった

魔族と、4回目の約束を…

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