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そこはただ、冷たくて苦しい場所だった
私は昔住んでた村を人間に襲撃されて、この実験場に捕まった
私はこの人達に見つかった時点で、地獄だった
冷たい実験場で私は痛めつけられたり、苦しい事をされたりした、
私は、感情、というのを無くしてどう変化するかという実験の実験台にされているらしい
最初は本当に辛かったけど、だんだん感情っていうのがなくなってきて、苦しいとか、辛いとか、そういうのがなくなっていった
「やっとおわった」
「サリエル…大丈夫?」
「うん、ちょっと疲れたけど何もないよ」
「そっか」
私の話し相手は隣にいる2人の人だけ
1人は私の幼なじみで、おっとりしてる感じの子、いつもなんか心配してくれてる。大丈夫なのに。
もう1人はやたらうるさくて元気な人。何故か、私にそっくりだった。
そして、この施設で、唯一笑っている人。
この子が来る前は私より前にいた人がいたんだけど、処分?っていうのをされたらしい。でも、そんなもんなんだなってその時は受け入れた。その人から聞いた話だけど、昔はこんな施設じゃなかったらしい。たまに注射されたりはするけど、ある程度自由があったらしい。この施設の統括者が変わってから、こんな風になってしまったらしい。
私はこんな環境で笑っているこの子が心底変で、気味が悪かった。
みんな名前がないから呼び合ったりはしない。毎日実験の後に、つまらない話をするだけ。
そんなある日
「コーラルとバナナがレモンと一緒に脱走しやがったんだってよ」
「は!?どうしたんだよ」
「コーラルとバナナは捕まえれたんだけどレモンは完全に見失ったらしいぜ」
「コーラルとバナナは優秀だと思ってたのに何してるんだよ…」
よく分からなかったけど、ここから逃げようとした人がいたらしい。私は、なんでそんなことしたのか分からなかった。
でも、それは本当は狂ってることだってことも、薄々分かってた。
私は別に自分の事を不幸だと思ったこともない、でも逃げ切れた子はきっと幸せだと思う。
私はもう、その幸せを感じれる事なんてないんだから。
それから数年経って、みんなはいつのまにか、処分されたり、どこかに送られたりで、残ったのは私と隣の2人だけになっていた。
「こいつらの実験はいつまで続くんだよ…」
「この実験体達がちゃんと言う事を聞かないからですよ…」
「…」
「おじさん達何の話してるんー?」
「うるさい!お前らのせいだからな!」
「…待って、俺いい事思いついたわ…」
「なんだ?」
「〜〜〜」
「えっ!?それは流石に駄目だろ!」
「ここは今俺らしかいないんだから大丈夫だよ!」
「お…俺は知らないからな…」
「君、ちょっと私に着いて来なさい」
私が、呼ばれた
「…はい」
「えっと、なんですか?」
その人の息は、なんか、荒かった
「…具合悪いんです…か…」
私は急に叩き倒された
「う…いた…」
何故かその人は私の服を脱がせていた
「なに、してるんですか、?」
「あなたたちがちゃんと言う事を聞かないから実験が終わらないんですよ!だから、私はこの位の事、許されるんです!」
「わからないです」
「貴方、体付きはいいと思ってたんですよ…」
「なんですか…それ…」
「せめて私の事を喜ばせてください……」
「何するんですか…やだ……」
やめて
その人はそのまま私の体に覆い被さって─
嫌
い…や、
───────────
これは苺LatteさんのOCによる二次創作です
脚本、キャラクターは一部を除いて苺Latteさんが制作した物です。
本家様も是非ご覧になっていただければ幸いです。