テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『*あなたは ニンゲンだから モンスターに おそわれることも あるでしょう』
『*そんなときに どうすれば いいか しっておかないと いけませんよ』
『*だいじょうぶ!*とってもかんたん ですからね』
トリエルはモンスターではない…?それとも元はニンゲン…?
『*モンスターに そうぐうすると「バトル」が はじまるわ』
『*バトルちゅうは モンスターと なかよく おしゃべりするのよ』
殺すか殺されるかではないのか?どっちが嘘なのだろう。
『*そうやって じかんを かせいで わたしの たすけを まってね』
なるほど。それで戦闘を凌ぎ切るのか。
さっきのこともあるし、あまりそれでは効果的には思えないが…
『*ためしに そのマネキンに はなしかけて みなさい』
先の方を見ると、継ぎ接ぎだらけでボロボロのマネキンがあった。
近づくとやはりタマシイが飛び出す。
話しかけるくらい、誰にでも…
【ドクン】
何が起きた。喋りかけようとしたら突然頭が鈍器で殴られたような怖さを感じた。
『殴れ』そう暗示してるように感じた。
私の意思とは違う何かがマネキンを殴った。
『*あらあら マネキンは バトルようじゃないわ おしゃべりの あいてよ』
『*ケガをさせたら たいへんでしょう…? こっちへ いらっしゃい』
マネキンは塵のようになって細かくなくなってしまった。
私がやったのではない。誰かが勝手に…
といっても無駄だろう、おとなしくついて行くのがいいか。
『*このさきに もうひとつ パズルが あるわ…』
『*あなたに とけるかしら?』