巧side
なんだか水音さんの様子が変だった
上の空って感じ
きっと考え事してるんだな
巧「水音さん!」
『な、なんでしょうか?』
巧「あれ、乗ろっ!」
『…あれ?』
巧「コーヒーカップ」
『あー、良いですよ』
巧「やった…!」
『はやく回しすぎないでくださいね』
巧「わかった!」
───────
『はぁっ…はぁっ…』
『はやく回しすぎないとは…』
巧「ご、ごめん」
巧「つい夢中になっちゃって…」
『やばッ……ふぅ』
巧「大丈夫?」
巧「顔色悪いけど…?」
『仲町せんせッ…呼んで…!』
仲町先生…って今言った!?
『早く…!!』
巧「わ、わかった!」
───────
巧「あす花さーん!」
仲町「どうしたの?」
巧「水音さんの顔色が悪くて…」
仲町「…わかった、すぐ行く」
佐神「俺も着いてく」
仲町「急げー!」
───────
佐神side
『おぇ…っ』
すっげぇ顔色悪いな
大丈夫か?
仲町「大丈夫!?」
『大丈夫じゃ…ない…ッ』
仲町「とりあえずトイレ行こっか」
『立て…ない……』
『い”ッ…た……』
佐神「大丈夫か…?」
『だま…れ…ッ、!』
佐神「なっ…!」
仲町「温かいもの…」
仲町「なにか温かいものない?」
巧「特には…」
佐神「確か宝がカイロ持ってたような気がする」
仲町「それじゃあ宝くん探してきて!」
佐神「わかった」
───────
宝side
佐神「宝!」
宝「おぉ!弾!」
佐神「カイロ持ってるか?」
宝「持ってるけど?」
佐神「じゃあはやく貸せ」
ん?
急にカイロを貸して?
宝「…なんでや?」
佐神「良いからはやく!」
めちゃくちゃ急いでる感じやな
緊急事態って感じや
それなら渡すしかないな
宝「どーぞ」
佐神「ありがと」
俺も着いて行った方が良かったか?
───────
仲町side
『ぃ”だッ…』
仲町「大丈夫だよ」
『ふーッ、ふー、』
佐神「おい!」
佐神「カイロ持ってきたぞ!」
仲町「ナイス佐神くん!」
佐神「それで…大丈夫なのか…?」
佐神くん心配してたんだな
仲町「ちょっと落ち着いてきたみたい」
『佐神には関係ない…ッ!』
佐神「…そーかよ」
───────
巧side
仲町「体調はどう?」
仲町「ましになった?」
『結構良くなりました』
『ありがとうございます』
巧「水音さん…ごめんなさい…」
『…ふふっ微笑』
巧「!?」
水音さんが俺の頭を撫でてる…!?
なんか甘い匂いもする…
『…次からはしないでくださいね』
匂いは普通に戻った
巧「はい…」
水音さん体調良くなったみたいで良かった
だけど俺はずっと引っかかっていることがある
それは水音さんが顔色悪くなった時にあす花さんのことを
「仲町先生」
と呼んでいたことだ
あれがずっと気になっている
ある花さんとは生徒と先生の関係だったのか?
…そんなわけないか、
なんだか水音さんからは不思議な匂いがする
next ♡ 130
p.s
皆様お分かりの通りこの作品ではキャラ崩壊が凄いです
キャラ崩壊しまくっていますが
応援してくれると嬉しいです
いつもこの連載を見て♡を押してくださっている方々
本当に嬉しいです
これからも頑張りますので
よろしくお願いします!
コメント
2件
続き気になります
続き楽しみに待ってますね! 何を隠してるんだろう❓