俺は、普通の高校生の卓也。今、コンビニから帰っている途中、のはずだった。
突然の痛みから目を覚ますと、大きな宮殿のような場所にいた。
王様「おお、目覚めましたか冒険者殿」
急過ぎる出来事に思考回路が止まった
卓也「?」
もちろん状況は理解できていない。そして、時間が経ち唯一わかることが出たのだ。
卓也(これ、異世界転成じゃね?)
良くあるテンプレート過ぎる展開に目を疑った。
王様「冒険者殿?冒険者殿のお名前は?」
卓也(ここは、落ち着いて反応しないと。えっと、まずは目の前にいるのは王様っぽい人だから、ここは丁寧に)
卓也「卓也と申します。」
王様「おお、卓也と申すのか。」
卓也「はい。」
王様「先ほどはありがとうな。」
卓也(先ほど?何かしたのか?まあいい)
卓也「いえいえそんな。」
王様「そうだ!君には冒険に良く使えるものを与えよう」
王様は、召し使いから剣を受けとった。
王様「この剣は、弱いものだが、よければ使ってくれ。」
卓也「ありがたく受け取ります。」
王様「では、冒険を頑張って」
そしてそそくさと宮殿を出る。
卓也「何だったんだ、まあいい周りの人にいろいろ聞いてみよう」
その瞬間。誰かが後ろから呼んできた。
???「おーい!そこの宮殿から出で来た剣持った機嫌悪そうな冒険者さーん」
一言余計だったが一応止まった。
???「ふう、よかったー。これからスタットコロシアムで戦力測定があるのは知ってるでしょ?」
卓也(知らない)
卓也「はい。知ってますが?」
???「今年は二人組を作らないと行けないらしいから一緒に来てよ!」
卓也(全くわからない)
卓也「僕もこれから探そうとして所です。」
???「そうなの?奇遇だねー。じゃあ今日からパートナーね!あ、そういえば私は、三李!君は?」
卓也「僕は卓也。よろしく。」
三李「自己紹介ありがと!じゃあ早く行こ!!」
卓也(ピンク髪に少し小さい身長。それに初対面の人にも元気。それに名前が三李。)
卓也「どこかで見たことあるような、、、」
三李「ん?何か言った?」
卓也「いや。何も」
三李「ふーん」
三李(青髪に高身長。誰にでも敬語みたいな感じ。そして、卓也。どこかで、、、)
ースタットコロシアムー
三李「よし!着いたね!」
卓也「はい」
三李「敬語は堅苦しいからやめなよ!」
卓也「、、、わかった。」
アナウンス「えーこれから戦力測定を始めます。まず、スタットコロシアムの中央にある、、、これで説明を終わります。」
三李「別チームとの戦闘らしいね。魔法使える?」
卓也「使おうと思えば使えるかもしれないけど、、」
三李「あ、そっか卓也剣持ってるもんね。剣術派?」
卓也「いや、どっちも微妙」
三李「。。。ま、まあ頑張ろ!!」
卓也「うん。」
2時間後、、
三李「やったー!決勝まで来れたよ!」
卓也「ああ、そうだな」
三李「というか、結構戦えるんじゃん」
卓也(正直この世界で感じる本気は出していない。)
卓也「まあな。」
アナウンス「さあ、最後は卓也 三李ペアvs幸助 武美ペア!!」
三李「まあ、次も頑張ろ!!」
卓也(こいつはこれしか言わない)
幸助「へへへ、この試合も俺らのko勝利だ!」
武美「ほほほ!そうね」
アナウンス「それでは、試合スタート!!」
幸助「食らえ!全員これで一発koだ!マグマストラック!!!!!!」
卓也「スワイルガード」
幸助「何!!」
三李「ウィングストラッシュ!!」
武美「ん!待って!私まだ何も、」
ドーーン
コロシアムの壁に武美がぶつかる。
幸助「なっ!武美!!」
卓也「ふっ。詰めが甘いな」
幸助「なぬ!後ろか!!」
卓也「アイスピストル」
幸助の足元が固まる。
卓也「メガラッシュ」
幸助が吹っ飛ぶ
幸助「う、」
アナウンス「なんと、圧倒的な力の差で卓也 三李ペアの勝利です!!」
三李「やったー!」
第一話 完
コメント
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誤字脱字ですが、転成じゃなくて、転生です。これからも頑張ってください!