ゾム視点
目の前でシャオロンが倒れてから2日が経った
今だに俺はシャオロンがなぜ倒れたのかわからなかった
シャオロンに聞いても「なんでもない」って言われるし、保健室のしんぺい先生に聞いても「教えてもええけどその代わり添い寝しよ(((」と言われる始末
俺、アイツの友達やのになんも知らんのかなって思ったら心ん中がもやもやした
Zm「なぁトントン」
Tn「?どぉひは(どうした)」
Zm「あ、弁当食ってからでええよ」
Tn「おん」
Tn「で?どうした」
Zm「その…シャオロンのことやねんけど」
Tn「………おう」
Zm「なんでシャオロン倒れたんかn((」
Tn「ただの寝不足や」
ビクッ
急にトントンの声が大きくなった
Tn「あぁ、すまん」
Zm「いや、ええねんけど…」
Tn「スゥーーーコネシマから聞いたんやけどシャオロン最近徹夜でゲームして寝不足やったんやって」
Zm「そ、そうなん!?」
Tn「そーそー馬鹿よなマジw」
なんやただの徹夜で寝不足やっただけか…心配して損したわ
Zm「なんか安心したわありがとトントン」
Tn「おぉよかったな」
Zm「ちょっと気晴らしに屋上行くわ!」
Tn「いってらー」
ダッダッダッダッダッダッ
Tn「これでよかったんよな」
シャオロン視点
俺が倒れてから2日……なんだかんだ言ってまぁまぁ回復してきた
夢については……まだ話せていない
話せる勇気がまだ自分にはなかった
Zm「なんかあったん?なぁシャオロン」
ゾムに何回も聞かれた、全て「なんでもない」と流した
ゾムはそれが嘘だとわかっているのだと知ったうえで、何も言わなかった
きっとあんな事言ったら、嫌われる
MOB「シャオロン君、その、」
シャオロン「…ん?」
MOB「えっと…その」
Sya「勿体ぶらんも早よ言えや」
MOB「…先生が、生徒会室にく、来るようにって」
シャオロン「…………え?」
やべぇ…オレ、なんかしたぁ!?
生徒会室
??「お?やっと来たか!待ちくたびれたゾ!」
Sya「あ、あの用ってのは一体……」
Tn「まぁまずは自己紹介でもしたらどうや」
Sya「と、トントン!?」
Tn「なんや」
Sya「い、いや…」
ゴホンッ
Sya「お、俺はシャオロンって言います。…1年です。………えと」
Tn「趣味…!((ボソッ」
Sya「あ、えー趣味は…スポーツです…」
「えと、よろしくお願いします……?」
??「よろしい!!」
…なにが????
??「では私のターンと行こう」
gr「私の名はグルッペンここの生徒会長だ!」
Tn「流石に生徒会長ぐらいわかるやろ」
gr「む?そうか」
Tn「おん」
gr「あ、因みに私は甘いものが好きだゾ!」
Tn「いや聞いてへん聞いてへん」
Sya「えと…なんで俺は呼ばれたんすかね」
gr「あぁ!そーいやそうだったな!」
えぇ……忘れてたんや。忘れるくらいのことなんかな…それならええんやけど
gr「さぁ本題に入ろう」
急に空気が変わる。まるでさっきまで喋っていた人間が、人ならざる者になったかのような…冷たく、恐ろしい空気に
gr「君は今夢について悩んでいるのだろう」
Sya「………ッ!?」
なんでや?誰にも言ってへんのに……!なんでこいつが知っとるんや!?
Sya「それが…どうしたんすか」
gr「…シャオロンお前はとある病気にかかっている可能性が高いのだ」
Sya「とある…病気?」
Sya「まさゆめ、びょう?…」
コメント
14件
ま、ま、ま、正夢、†┏┛墓┗┓† 想像しただけでも死人が出てしまいますよ!!!!
多分正夢だったら4ぬ
正夢…!?正夢になってくれ(腐女子の叫び)