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#夢小説
はるあ
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尾津嘉寿夫 ーおづかずおー
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. .。 .:・.。. .。.:・
ピンポーン・・・「ハーイ!」
竜馬は新しく引っ越したジャスティンのアパートメントのインターフォンを覗き込んだ、またチャックからのバラの花束だ
「ちょっと待ってくださーい!」
玄関を開けて配達人からバラの花束を受け取り、大きくバラの匂いを吸う
「う~ん・・・良い匂い、しかしいくらジャスティンがバラが好きで、チャックに定期的に届けてもらってるっていったって、ジャスティンのヤツ、全然薔薇のお世話しないんだもんなぁ~」
そう言って竜馬はキッチンに行き、大きな花瓶に水を張り、チャックからのバラの花束を生けた
ふふふ・・・「チャックの薔薇好きは知ってたけど、ジャスティンも薔薇が好きだなんて、意外と可愛いところあるよな」
そして引っ越したばかりの広いリビングを見渡した
「う~ん、 やっと人が住めるような感じになったかな?」
ジャスティンが忙しいというので、新しいアパートメントへの引っ越しは竜馬が一人でやりくりした、ジャスティンにお金を渡され、自分達の住まいを整えてくれと言われたのだ
以前の基地のような部屋の3倍はあるこのアパートの、ソファー・ベッド・テーブルや冷蔵庫に洗濯機など、竜馬は全体の調和を考えて計画した
実際、自分達の住まいを作るのがこれほど愉しいものだとは思っていなかった、ジャスティンにはこだわる所は何もないらしいが、近い将来、自分もここに住むことになると思っている竜馬には、こだわるべき所、決めるべきことは無数にあった
今までカルロスのゴミ屋敷の一室にいた竜馬にとって、熱に浮かされたように部屋の間取りを書いて、色々家具の配置を想像した
「まず大事なのは、僕の部屋に入る時はジャスティンには靴を脱いでもらうことだ!」
竜馬は自分の部屋にはカーペットを引いて、ドアの入り口に下駄箱を置き、裸足で過ごすつもりだったし、バスタブに湯もはりたかった、リビングのソファーとキッチン、ジャスティンの部屋はなんとか整った、ジャスティンはほとんど何も竜馬に要求などせず、竜馬が住みやすいようにしてくれればそれでいいと言った
まだ家具が入っていないガランとした自分の10帖ほどの部屋を見つめる、クリーム色とブルーのコントラストの壁紙が気に入ったと、言ったらジャスティンがこの部屋を使っていいと言ってくれたのだ
う~ん・・・「早くここに住みたいなぁ~、僕もアルバイト頑張らないと」
時計を見たらもう11時だった、今夜もジャスティンは遅い、最近はなんだかすれ違ってばかりだ、竜馬は仕方がないなと思って、カルロスの家に帰る用意をした
ブルッ・・・・「う~・・・段々寒くなってきたから、バイクは上着がないと厳しいよ・・・そうだ!」
竜馬はジャスティンの部屋のドアを開けた、大きな窓がある広々とした美しい部屋だった、モスグリーンの壁を見て明日ここに飾る絵でも買ってきてやろうと思った、ジャスティンは日本のアニメが好きだから、あのリサイクルショップに行ったら何かあるかもしれない
「とりあえず今夜はジャスティンのライダースジャケット借りて帰ろ~♪」
ガチャン、とクローゼットを開けてハンガーにかかっている色とりどりの服を物色する、ジャスティンは優しい・・・本当に竜馬が何をしても怒らない、竜馬はこのままずっとジャスティンと良い友達でいたかった
「ゴトンッ」
その時、クローゼットの奥の壁から何か音がした、なにか上から落としたのかもしれないと竜馬はかかっている服をかき分けてもっとクローゼットの中をよく見ようとした、その時壁に手を付いたらクローゼットの壁板全体が横にずれた
「え?」
横にずれた扉の奥から、信じられない事に「武器庫」が現れた
竜馬の身長ほどある大きな武器庫のハンガーにかかっているオーダーメイドの防弾着二着・・・脇に装着するホルスター・・・竜馬は目を見張った、棚には数々の昇降型の銃器が並べられている・・・おびただしい数だ
色んな口径の小型銃にベレッタ・・グロック・・バラの紋章が入ったコルトにテーザー銃、そして一番奥に立てかけている二丁のライフルは・・・・竜馬の身長ほどあった
これほどの装備はガン・シューティング場でも見たことが無い、全部の銃には弾が抜かれ、安全バーがかけられているが、油がよく塗られて、手入れが行き届いていた
そして、おびただしい程の弾薬の箱が積まれている、まるでどんな戦闘時にも合わせて使いこなせるように用意されている・・・・
ただの銃の収集家コレクター?いや・・・・違う・・・・竜馬自身もガンを撃つ、それはジャスティンに教え込まれたからだとしても、この異様さはいくら鈍い自分でも気づく・・・これは実際に「何か」に使うための銃だ、竜馬はポツリとつぶやいた
「・・・何やってるんだよ・・・ジャスティン・・・」
その時ガチャリッと玄関のドアが開いた
ジャスティンが帰って来た
コメント
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うわっ…最後の展開、完全に意表を突かれました。今まで「優しいジャスティン」のイメージだったのに、あの武器庫は何ですか…。引っ越しの準備や部屋のレイアウトを楽しむ竜馬の穏やかな日常シーンから、クローゼットの秘密への急転直下がすごく印象的でした。「何やってんだよ…」という竜馬の呟きに、彼の動揺と信頼が揺らぐ瞬間が凝縮されていて、鳥肌が立ちました。次が気になりすぎます!