テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
58
74
.꒰ঌℝ𝕚𝕠໒꒱·̩͙
それから数日後、えむはえむのお兄ちゃんに話していた。
‘お兄ちゃん!フェニランをもう一回復活させようよ!
‘急に何を言い出したかと思えばそんなことか。
‘そんなことじゃないよ!
‘いや、そんなことだ。だってフェニランは終わんたんだからな。
‘まだ終わってないよ!フェニランを待ってくれる人はたくさんいる!フェニランの復活を望んでる人はたくさんいるの!私はその人たちの期待に応えたいの!あと、おじいちゃんとの約束、守りたいから。だから、!
すると、しょうすけが声を荒げた。
‘いい加減現実を見ろ、えむ!フェニランは終わったんだよ!俺たちだってあらゆる手を尽くして客足を戻そうとした。でも、戻ってくることなんかなかった!だから閉めたんだ!
‘でも!まだできることがまだ、!
‘はあ、。えむ、勝手にしろ。勝手に夢を見てろ。だが、お前の夢物語に周りの人間を巻き込むな!
その言葉にえむの心はキツく締め付けられた。
ー夢、物語?私は本気で、!ー。でも、私の勝手な思いがこはねちゃんや類くんに迷惑をかけてるとしたら、。
‘わかった。ごめんね、お兄ちゃん。
それを言い、えむは彼女の部屋へ戻っていった。そしてえむはベットの中で一人で泣いたのだった。
ー私は迷惑をかけちゃってるのかな。でも、もしそうなら、こはねちゃんと類くんから離れないと。これ以上迷惑をかけれないから。これからは私一人で頑張らなきゃ。
翌日、えむはこはねと類と会っていた。そして、告げた。
‘こはねちゃん、類くん!今まで私のために力を貸してくれてありがとう!でも、ここからは大丈夫!私一人の力でなんとかするから!
‘え?でも、えむちゃん。流石に一人は、。
‘そうだよ、えむくん。流石に君一人では難しすぎる。だから僕たちも一緒に、。
その言葉をえむは遮った。
‘本当に大丈夫だから!私一人の力でフェニランを復活させてみせるから!待っててよ!必ず復活させてみせるから!それじゃあね!
そう言い、えむはこはねと類の前から颯爽と姿を消した。残されたこはねと類は迷っていた。
‘類くん。どうしよう。どうしたらいいんだろう?
‘うん。僕にもわからない。だから、ここはえむくんを信じるしかないと僕は思うよ。それ以外にできることがあるならやりたいのだけれど、。
流石の類でもこの件に関してはどうしようもないみたいだった。それほどまでこの問題は難しくて、重かったのだ。だってこれはえむ自身の問題だから。それからえむは必死に考えた。どうすべきか。どうすれば兄たちの考えを変えられるのか。でも、そんな考えは一つも浮かばなかった。
ーはあ。ダメだな、私。本当かどうかもわからないのに自分から仲間を切り捨てて、勝手に一人になって、勝手に一人で立ち止まってる。私には、無理なのかな。フェニランを復活させるなんて不可能なのかな。
えむは一人で静かに泣いていた。仕方なくえむは外に出て、泣きながら歩いていた。
「そうなのか、。えむにはそんな過去があったのだな、。」
「うん。あの時はなんで切り離したのかなって今でも後悔してるんだ。」
「その時はすっごくしょんぼりだったんだね」
ミクもリンも、涙を流してるように見えた。
「でもね、外を歩いてる時にね、たまたま出会ったんだ、司くんに。」
「あぁ。あの時のことか」
「うん」
そしてえむは静かにその出会いを話し始めた。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!