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【哀れな人形。】

ねぇ。知ってる??

あの子の家庭。

原因不明のタヒ亡でさ、、母親が狂って人形を子供の様に扱ってるんだって。


これは幼稚園児の頃に体験した御話です。


私.「ままぁ!!これ欲しい!!」

「えぇ??ごみ捨てにある人形??」

「もっと良いのあるわよ??」

私.「やだぁ!!これが良いッ”!!」


母と散歩に行き中。

人形に惹かれる様に私は人形が欲しいと喚いだそうです。


「ったく。しょうが無いわね。」

「あら、、、丁度良いじゃない。」

「貰って下さいだって。」(人形を手に取る)

「ど~ぞ。」

私.「やったぁ~!!」

「大切にするのよ??」(渡す)

私.「は~い!!」


この日を境に私は毎日の様に、、、

遊んで、、一緒に過しました。


私も成長して小学生になりました。


家に帰宅した頃。

母が急用に出掛けないといけない事になり。

私は留守番をする事になりました。

御飯も置いてあるし、、、特に何にも不便は無いので私も直ぐに了承しました。

母が行った後は、、

動画を観たり、、、ごろごろし好き放題していました。


何かきた。

背中が凍る様に、、、

何か私を監視してる様に。

(やだやだ。辞めてよ…。)

恐怖のあまりに、、気持ちが散乱してしまいました。

そのタイミングに母が帰って来たのです。

「ただいま~。」

私はほっとし、、、何事も無かった様に過ごしていました。

母に心配を掛けない様に。

その後の小学生の頃にあの様な体験は無く、、、

楽しく過ごしていました。


中学生三年生を終わる時期が近付いてきた冬。


夜。

聴こえてきたのです。

「どぉ”じで遊”ん”でく”れな”いのぉ”!!」

「ひぃッッ!!」


あまりの出来事に私は声を出してしまいました。

「聴こえてるんでしょぉ”??」

「ねぇ??ねぇ??ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ”!!」


「ぃ、、、いやぁぁぁ!!」


“グシャ!!”


皆さんも気を付けて下さいね。

ごみ捨て場に捨てられている哀れな人形を愛情を注ぎ過ぎない様に…ね。


“私みたいに人形にナッチャウカラ。”

この作品はいかがでしたか?

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