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キーンコーンカーンコーン
日帝「なんか今日は朝が長かった……」
海「もう疲れたわ」
カナダ「リタ早く行くよ 一刻も早くロシアから離れないと危ないから 」
フィン「うん」
ロシア「オレは時限爆弾じゃねぇぞ」
海「俺らも早く行こ」
「うん」
日帝「今日授業全部微妙だなぁー」
ロシア「オレはサボるからどうでもいいや」
日帝「そろそろ卒業したいって言ってたのに……」
ロシア「昔の俺は俺じゃない」
日帝「カッコつけ」
ロシア「黙れ」
パラオ「日帝おはよ!!」
日帝「おはよう」
パラオ「昨日なんかあったの?」
日帝「あぁ ちょっとしたトラブルでな もう問題はなくなった」
パラオ「そうだったんだ! よかった!」
日帝「おう……ってロシアもう居ないし……」
パラオ「サボるの早いねぇ」
フィン「カナダ…」
カナダ「ん?」
フィン「これって……俗に言う果たし状だよね…僕誰かに〇されるかも……」
カナダ「あー……うん果たし状、果たし状 僕が預かっとくよ それと校舎裏行かなくていいから なんかあったら叫んで」
フィン「え、……わ、わかった」
カナダ「(ラブレターだなぁ……完全に…こんな綺麗にされてる果たし状がどこにあんだよ……でも前のフィンなら分かるけど今のブス化粧したフィンに惹かれるか…?)」
フィン「僕恨まれるようなことしちゃったかなー…」
カナダ「気にしなくていいよ 忘れよ」
フィン「……うん…なんか忘れようとしたらトイレ行きたくなってきたわ…」
カナダ「どういう仕組みさ……」
ロシア「よぉ 待ってたぜ」
フィン「えっ……ま…!まさか!、」
フィン「果たし状ってロシアが……」
ロシア「は?果たし状…?」
フィン「あれ違うのか……じゃあ誰だ…?」
ロシア「なんの話してんだよ 」
フィン「あぁごめ……ってさっき交渉したじゃん!!反則だ!!」
ロシア「さっきの交渉は”今回は”だろ これはもう次回だぜ」
フィン「今回!!屁理屈!!」
ロシア「黙れ とにかく今度こそ化けの皮剥がすからな」
フィン「ままままって、…おつまみ欲しくない?」
ロシア「お前どんだけ持ってきてんだよ!今回は何も取引しねぇぞ」
フィン「なんで!!あ!、そうだ!スウェーデンあげるよ!!」
ロシア「要らねぇ……ってお前スウェーデン知ってんのか」
フィン「あ」
ロシア「あ?」
フィン「いや、その……たまたまあってそっからちょっと話すようになったくらいで別に特に意味は無いというかなんというか……!!」
ロシア「……」
フィン「な、なんでなんも言わないで近づくの!怖いって!!」
ロシア「黙れ」
フィン「うぐっ」
口元を片手で掴み、もう片方の手で化粧落としを出した
フィン「んっ!!んーー!!!」
ロシア「暴れんな」
掴む所を顔から首に変えて荒々しく僕の顔を擦った
フィン「んぶっ…ちょ、っ!!荒いしっ!!、苦しい…!!」
ロシア「我慢しろよ」
ある程度したら水を出した
フィン「待って!!トイレの水はやだ!!トイレの水はやだ!!!!!」
ロシア「便所のやつじゃねぇんだからいいだろ」
フィン「気分的に!!生理的にむり!!」
ロシア「さっきから文句多いなお前」
フィン「嫌でしょ普通!!」
ロシア「しゃーねぇな 移動するぞ」
すぐそこにある水道に移動した
ロシア「ん 流せ」
フィン「最後まで雑だな……」
さすがにここまでドロドロだともう意味ないので諦めて大人しく落とすことにした
フィン「落とした…」
ロシア「…」
フィン「…」
ロシア「…お前……」
フィン「…」
ロシア「………いや、なんでもねぇ」
フィン「えぇ…?なにさ…」
ロシア「なんでもねぇって 戻れよ」
フィン「勝手だなぁ…」
もう顔隠さなくていいか…めんどくさいや
フィン「…カナダ」
カナダ「おかえ……り…ってフィ…リタ!?顔どうしたの!?」
フィン「ロシアに落とされた…」
カナダ「え、正体ってバレてないよね?」
フィン「それはバレてないと思うけど…」
カナダ「もう隠すの諦める感じ?」
フィン「うん…めんどくさくなってきた」
カナダ「うーん…まあまあ面影あるなー…」
フィン「そうかな」
カナダ「……とりあえずなんかスッキリしたわ」
フィン「カナダも見たかったんだね…」
カナダ「隠されると見たくなるのは本能だよ」
フィン「カナダはさ、昔の僕と今の僕どっちが好き?」
カナダ「えっ、」
フィン「あっ…どっちでもなかったら別にいいんだけどさ!」
カナダ「いや…急になんでだろうって思って」
フィン「その…ロシアもカナダも反応微妙だったから自意識過剰しちゃってたかなって…」
カナダ「ご、ごめん反応出来なかったのは…その……昔のフィンに悪いかなって思って…後認めれば認めるほど止めらんなくなりそうだからさ…」
フィン「そうだったんだ、心配してくれてありがと」
カナダ「ううん!紛らわしい反応してごめんね!ロシアも多分似たような理由だと思うよ」
フィン「そっか ありがと!」
カナダ「うん!」
ロシア「(どーしよっかなー)」
日帝「戻ってきた」
パラオ「トイレ?」
ロシア「あぁ ちょっとな」
ロシア「日帝ってフィンの素顔知ってんの?」
日帝「知ってはいるけど……」
ロシア「…なるほどな」
日帝「…あっ!!!いや!!知らない!!知らないよ!!」
ロシア「おせぇよ」
日帝「ミスったぁぁぁ!!!」
パラオ「日帝落ち着いて」
日帝「ごめんフィンランド…」
ロシア「実はさっきアイツの化粧落としてきてさ、もしかしてって思ったからお前に聞いてみた」
日帝「引っ掛けたな…」
ロシア「勝手に引っかかったんだろ」
ロシア「まっ、ごめんフィンランドってことは確定だな」
日帝「あぁああ……」
パラオ「日帝に秘密を打ち明けるのは当分やめた方がいいね」
日帝「ごめん…」
フィン「(もしロシアにもバレたらソ連にもバラしちゃおうかな…隠しててもいつかバレそうだし)」
フィン「(でもカナダ怒るか…)」
カナダ「準備しないの?」
フィン「朝確認したら教科書たち無くなってたから置き勉見つかったかも」
カナダ「何してんのさ…まぁ僕もしてるけど」
フィン「どこ?」
カナダ「ひみつ〜」
フィン「え〜」
フィン「取りに行くか……」
カナダ「いってら」
日帝「そういえばもう時期体育祭だったよな?」
パラオ「日帝足速いー?」
日帝「わからんな…」
パラオ「まぁロシア居るし大丈夫かー」
ロシア「俺はサボるぞ 」
日帝「こっちのクラス詰むぞ」
ロシア「いや他にも足早いやついるだろ」
フィン「めっちゃ怒られた……」
カナダ「僕以外に置き勉したこと言っちゃダメだからね、一応今日転校してきたってことなんだから」
フィン「あ、そうだった…」
カナダ「不安だな…」
キーンコーンカーンコーン
「おねがいしまーす」
ロシア「……(おもんねぇ…)」
ロシア「…おい」
隣のヤツ「お、俺?」
ロシア「あぁ お前スマホ持ってる?」
隣のヤツ「あるけど…」
ロシア「貸せ」
隣のヤツ「えぇ?お前も持ってんだろ…」
ロシア「いいから」
隣のヤツ「…わかったよ…変なの見んなよ」
ロシア「サンキュー」
隣のヤツのスマホを借りてとある電話番号を入力し、自分のスマホで18禁の動画を停止させて用意した
準備が整ったのでその電話番号に掛けた
「…もしもし 」
ロシア「あ、先生」
「君なぁ…人のスマホで掛けてくるのは辞めなさいと何度言ったら…」
電話を掛けたのはとある別クラスの担任だった
クラスの人達(またやってるよ…)
ロシア「ちょっとスピーカーにして音量上げてくれる?」
「なんだ 自ら見せしめにでもするのか ほらよ」
先生がスピーカーにしたのを確認し 自分のスマホで用意していた動画を爆音で流す
「あぁん♡あなたぁん♡♡いくぅう♡♡♡」
プツ
ロシア「よし」
計画成功
先生「なにがよしだバカタレ」
ロシア「完璧」
先生「はぁ…」
先生「んでー……」
フィン「カナダ」
カナダ「ん?」
小声で会話する
フィン「暇」
カナダ「…」
フィン「無視しないでよ!」
先生「おいそこ〜 集中しろー」
フィン「はーい…」
カナダ「リタのせいで僕まで怒られたじゃん…」
フィン「しょうがないじゃん暇なんだもん」
先生「そうか俺の授業は暇か」
フィン「えっ!!いや、…その…………」
カナダ「おつかれ」
フィン「ちょっと!!」
着信
先生「ん?あぁまたアイツか…?」
先生「…もしもし」
先生「君なぁ…人のスマホで掛けてくるのは辞めなさいと何度言ったら…」
先生「なんだ 自ら見せしめにでもするのか ほらよ」
カナダ「なんか嫌な予感が…」
「あぁん♡あなたぁん♡♡いくぅう♡♡♡」
プツ
「……」
先生「……おいリタ お前暇って言ったよな?」
先生「ロシアのスマホぶんどって来い」
フィン「無理だよ!!〇されちゃう!!」
先生「成績下げるぞ」
カナダ「ずる」
先生「いいから取ってこい」
フィン「先生行ってよ!」
先生「先生アイツに〇されたくないもん」
フィン「もう!!」
ロシア「そろそろかなー」
ガラガラ
ロシア「お」
先生「あれ?君は…」
フィン「り…リタです…ロシアのスマホ回収しに来ました」
先生「あぁ…すまんな…ロシアスマホ出せ」
ロシア「ほらよ」
先生「お?案外あっさり出すんだな」
ロシア「リタ来い 渡すから」
先生「お前がいけよ…」
フィン「じゃあ回収す
回収しようとスマホに手を伸ばした瞬間ロシアがスマホを持っていた反対の手で僕の腕を掴んだ
フィン「うぇ!?な、なに!!」
ロシア「よし、トイレ行こうな フィンランド」
フィン「なん…え!??いまフィンランドって…!!?」
ロシア「ほら授業中だぞ 静かにしろ」
「お前が言うな」
フィン 「ねぇ!!!」
フィン「い、いつから気づいてたの」
ロシア「メイク落とした時から怪しかったけどさっき日帝が口滑らせたから確定した」
フィン「日帝……」
ロシア「そんなことより、誰が知ってんの?お前がフィンランドってこと」
フィン「んー北欧組とソ連以外かな」
ロシア「それで帰ったらすぐバレんぞ」
フィン「そ、そんな面影ある?」
ロシア「ある」
フィン「まぁもう諦めようかな 大きくなってちょっとくらい抗えそうだし」
ロシア「なめてんな」
フィン「いやそういうわけじゃないけど…」
ロシア「とりま一緒にサボろーぜ暇なんだよ」
フィン「転校初日にサボるとかイカれてるから…」
ロシア「転校初日じゃねーだろ」
フィン「そういうことになってんの!」
フィン「あ、そういえば昨日中国に銃貰ったっさ」
ロシア「は?」
フィン「じゃーん」
ロシア「おま…!!なんでここに持ってきてんだよ!」
フィン「盗まれたらやだから…」
ロシア「それ弾入ってねぇよな?」
フィン「えー?どうやって確認す
バンッ
弾が入ってるか確認しようとして適当に触ってたらつい発砲してしまった
フィン「……入ってたわ」
ロシア「おい!!いきなり撃つなド阿呆!!」
フィン「ロシアよりは阿呆じゃないから!!」
ロシア「はー?じゃあお前……そうだな……√とかわかんのかよ!!」
フィン「中学生レベルのお前の脳じゃそれが限界か…可哀想に」
フィン「おっと口が勝手に」
ロシア「てめぇ…今すぐ手出してやってもいいんだからな…」
フィン「ふん!僕には銃があるのに?」
ロシア「撃てるもんなら撃ってみろよ」
フィン「……いいんだね僕は撃つよ」
カチャ
フィン「……」
カチャカチャ
フィン「やっぱロシアは頭いいなぁ…!!」
ロシア「ご愁傷さま」
フィン「待ってよ!!なんで!!おかしいだろ!!」
ロシア「黙れお前が最後の一発暴発するから悪いんだろ」
フィン「最後とか知らなかったし!!」
ロシア「ま、これで安心して手が出せるな」
フィン「待って待って待って!!!10秒待って!!!」
ロシア「なげぇよ」
フィン「じゃあ9!」
ロシア「ながい」
フィン「8!」
ロシア「…」
フィン「7!」
ロシア「刻みすぎだろ」
フィン「じゃあ5秒待って!!お願い!」
ロシア「わかったわかった…捕まえたら今度は容赦しねぇからな」
フィン「よし…わかった」
ロシア「54321」
フィン「は!?ちょ…!!」
ロシア「0、はい捕まえた」
フィン「ズルいって!!5秒って言ったじゃん」
ロシア「お前の体内時計遅いんじゃね」
フィン「標準だわ!!」
ロシア「まぁ捕まえたことには変わりないから…これからみっちり楽しもうな」
フィン「やだぁぁあ!!!!」
日帝「(そういえば見返りの面白いこと教えて貰ってなかったな)」
カナダ「(遅いな…捕まったか…?)」