「どこでヤる?さすがに路上じゃまずいでしょ」
俺は女に声をかけた。
女は振り返らない。
「あーねー、いざ意中のやつを目の前にしたら緊張しちゃうパターン?」
女はスタスタと歩いている。
後を追う俺の鼻腔を、甘い香水の香りがくすぐる。
そうか、人通りのあるところで、俺と話してるとこを見られたらまずいな。
講堂で話してた時、彼女の横に2人女がいた。
女っていうのは僻みやすく嫉妬深い生き物だ。
噂の男と付き合ったとなればおぞましい程の嫉妬が集中する。
それは仲のいい友だちならなおさらだ。
まして俺、その辺の有名人より顔がいい。
たちまち彼。。。
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