テラーノベル
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″ 好き ″ って 何だろうね ?
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夏の蒸し暑い雰囲気がさらに増してきた日
俺は流星群が見えると噂の崖に来ていた 。
そこは結構静かで,人もあまり居なかった。
そんな時 ,月が赤く変わった 。
今日は皆既月食だったのだ 。
俺は是非友達と見たくて ,誘ったのだが…
多分遅刻か忘れているのだろう 。
まぁ 来るまでは1人を楽しみますか … 。
暑い暑い夏の日 。
俺は絶賛遅刻中だった 。
友達と星を見に行くはずが ,楽しみすぎて
ついつい 前夜寝れなかったのだ 。
そのせいで18時まで寝てしまったよ … 。
とにかく 急ごう 。待たせているかも 。
後ろから聞き覚えのある声がした 。
『 はぁ ッ … かえる ー !! 』
『 あ , とーます 。 遅かったね 。 』
『 ごめーん! … 寝ててさ … 。 』
『 あは ッ … いいよ 。ほら見て ?
めっちゃ月 綺麗じゃない ? 』
貴方は此方を見て微笑んだ 。
『 うん … 。 綺麗 。 』
貴方はそのまま俺の手を取った 。
『 え どーしたの かえる 。 』
貴方は少し怒った顔で言った 。
『 … なんで分からないの 。
好きだって 。 』
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