丈一郎side
俺は藤原丈一郎。2年前に社会人になった22歳。そんな俺は7人兄弟の長男や。
兄弟といっても、
少し前に孤児院を抜けて、6人の弟ができた。孤児院で元々仲の良かった6人と兄弟になったんや。
丈 「大吾〜?朝やで〜?」
大 「ん…今日学校休む…Zzz」
丈 「アホか。単位落とすぞ。」
この一行もベットから出ない男が次男の西畑大吾。大吾は赤ちゃんポストに預けられて、そのまま孤児院に送られてきたんや。
丈 「じゃあ、流星達和也に送ってもらおっかな〜?」
大 「和也ー!今日のご飯なにー!タタタタ」
流 「丈くんおはよ。朝から大変だね。」
丈 「流星おはよーさん。ご飯食べてき?」
流 「ん〜。」
この可愛い子が五男の大西流星。大吾に弱愛されてる。流星は親の虐待でボロボロになって倒れているのを院長が見つけてここに来た。
丈 「よし、あと3にn…」
謙 「じょーくんおはよーございます!ご飯食べてきまーす!」
駿 「ちょ、謙社待ってや!恭平!早く起きて!」
恭 「……Zzz…」
朝から元気なのが七男の長尾謙杜。謙社と同い年の六男、道枝駿佑、駿佑におぶられ、爆睡中なのが五男の高橋恭平。この子らはダンボールに3人詰められて雨の中泣いてたらしい。それを保護したんやって言ってた。
和 「じょーくん?ご飯冷めんで?」
丈 「あ、おん。行くわ。」
朝ごはんを作って俺を待っててくれたのは三男の大橋和也。和也はボロボロの部屋にやせ細って倒れているのを近所の人が見つけてここに送られたらしい。
実は俺、和也が好きなんよ。一応兄弟やし、俺も和也も男やし。でも好きなんよ。だけど、和也の全部が好きなんよな…
和 「じょーくーん!起きてる?寝てんのー?」
丈 「は!って顔ちか//」
和 「顔真っ赤やで!?風邪ひいたん!?」
丈 「違うわ!ご飯食べる!」
俺は急いでリビングに向かおうと部屋の角を曲がると大吾がいた。
大 「丈くん?そんなんやといつまでたっても進歩せんで?」
唯一俺が和也を好きなのを知ってるのが大吾。彼も流星を恋愛対象で好きらしい。
大 「あっちもあっちで鈍感なんやから〜。」
丈 「分かってるわ。…..飯行ってくる。」
俺は自分のことばっかで気づかんかった。俺ら全員兄弟に恋してるなんて。
はい!新しい作品第1話でした〜!これから色んなsideで恋発展させていくのでお楽しみに〜✨
感想コメントお待ちしてますm(*_ _)m次回もまた見てください(❁´ω`❁)
コメント
3件
今日も今日とてめちゃくちゃ好きです… 表現の仕方がめちゃくちゃ素敵すぎます…!