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――――それからどれくらい抱き締め合っていたか分からない。
お互いに離れるとシオドール殿下がノア様を呼び、
やがて朝食をワゴンに乗せ、運んで来てくれた。
「アリシア様も目覚められて本当に良かった……」
「ハチミツたっぷりのりんごとアーモンドのポリッジでございます」
「ごゆるりとお食べ下さい」
ノア様は嬉しそうに言うと寝室を出て行く。
ハチミツたっぷりなんだ……甘そうなのは分かったけど……。
「ポリッジってなんでしょう?」
「ポリッジを知らないのか?」
……あ、リリアン公爵家の令嬢であろう者が料理の名前一つ知らないのは有りえない事。
ど、どうしよう!
「ポリッジとはお粥の事だ」
シオドール殿*****
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