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■■の■■
此処では人間とは異なる性質を持つ少女達を収容しています。
この様な高い異常性を獲得した人物は“魔女”と呼ばれ、ここ『天使の箱庭』で収容されています。
魔女は遺伝子的に人間と完全に異なる人型実体です。魔女は、その外見及び生態上は概ね人間と一致しますが、人間に比べ僅かに長い寿命と異能を持ちます。
この人間よりも長い寿命は、細胞分裂の速度の極端な鈍化…つまり、人間よりも成長スピードが遅いことによって起きる現象です。
彼女達は普通の人間と混じって暮らしています。
しかし、突如として異能が暴走してしまうという事変が数万年前に起こり、『天使の箱庭』が設立されました。
『天使の箱庭』の職員は、通報のあった魔女を収容、監察します。監察をするにあたって、担当職員は彼女達の体調、様子などを記録し(朝顔の観察日記のようなものです。)、軽く会話を交わします。
また、週に1回ほど健康診断を行います。そこで得た彼女達の血液や唾液などを使って実験や研究をしています。
魔女の異能は、■の直前に強く願った事が反映されている事が最近判明されました。
これは、そんな彼女達の監察の記録です。