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翌朝。
俺、アイリス、ローレル、パームの四人は村を出ると、広大な草原の道なき道を歩いていた。
昔は砦に向かって道路があったらしいけれど、魔族に奪われてからは整備する人もいなくなり、草に呑まれている。
「じゃあアイリスさんは七体もの精霊と契約しているんですか?」
「まぁね、宮廷魔術師の肩書はダテじゃないわよ。て言っても元だけどね……精霊の召喚も、一日一回か二回が限度だし……」
得意げに胸を張ってから、すぐに頬をかく。
魔法使い同士だからだろう、村を出てからのアイリスとパームの話題は魔法が主だった。
俺も、戦力把握になるので、遠慮なく聞かせてもらう。
「基本は岩を召喚して落とすか、毒虫の大軍を召喚して襲わせるかね」
――宮廷魔術師っていう割には、初級レベルが多いな。せめてヒポグリフぐらいは……いや、待てよ……*********
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