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それでは
どうぞっ!
💜side
💜「なんで私がおつかい頼まれてんの…、」
妹が休日に熱を出してしまいその代わりに私がおつかいをしてる。
本当はずっとギター弾いていたかったんだけど。
💜「ん、?あれって…〇〇?」
💜「どこに行こうとしてるんだろ…、」
ゴン!!!
💜「いって、!!…何やってんだ……笑笑」
電柱に頭をぶつけてしまったみたい。
めっちゃ痛いなあ…
〇〇「え?ん?桜花?」
💜「あ、え、えっと…その……」
〇〇「大丈夫?頭から血出てるよ」
💜「あ、うん!全然大丈夫!ただよそ見してただけ。おかしいでしょ笑」
〇〇「絆創膏あったからちょっと待って。」
💜「う、うん…、ありがとう。」
〇〇「あッ…」
💜「お、おっ…、?!」
〇〇「ご、ごめッ……」
すると突然力が抜けたように
マネキンのように固まって私の方に倒れてきた
💜「きゅ、救急車…!!!!」
ーー
そして〇〇は搬送され点滴を打ってもらった。
点滴を打ってもらってる間とある事について話をしてもらった。
💜「あの、!その…筋萎縮性側索硬化症ってどういう病気なんですか?」
🤍「難しいよね。これは難病に指定されていて」
💜「難病??」
🤍「そう。これを見て」
先生が見せてくれたのは1枚のグラフと資料。
🤍「筋肉が徐々に萎縮していく病気でね」
🤍「右手の力が弱くなって右腕を上げられなくなる」
🤍「そして左側も同じように。」
💜「嘘…、先生?嘘ですよね?」
🤍「最終的には呼吸困難に陥って亡くなってしまうの。」
🤍「少しずつ自由を奪われていく病気。」
自由を奪われるの?
まだ文化祭とかもあるのに?
参加出来ないの?
私〇〇のことまだ知れてないよ?
💜「え?…、はッ? 」
💜「治るんですよね!?治りますよね、!!」
🤍「ううん。私たちも頑張ってるけど今のところは治せないんだ。」
🤍「だから難病なんだよ。」
💜「え、じゃ、じゃあ…」
🤍「最悪な事は考えないで。」
🤍「あの子の元に行ってあげて。もうそろそろで点滴が終わるから。」
💜「…、は、ッ…はい。」
💜「ありがとうございました……」
💜「嘘だ…、嘘だ、!!!泣」
私の目は泣きじゃくって赤く腫れていた。
これじゃあ〇〇に顔を合わせられない。
私は病院を後にした。
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