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『BLACK cat school』〜スクールライフは恋と波乱!?〜
課外授業 近くに居るだけで……
〜🐾🤍〜
3年B組 ベレン・クライアン
コンコンッ。
『ベレン〜?』
私は生徒会室で仕事をしているベレンを呼びに来た。
(返事がない…?もしかして居ないのかな?)
ガチャ
私は生徒会室に入る。
『すぅ、すぅ…。』
『寝てる…。』
ベレンはすやすやと寝ていた。
ベレンの寝る机の前には沢山の資料の束が。
『体育祭の準備で忙しいんだね…。ベレンは副会長だし。ベリアンの補佐もあるしね…。』
私はベレンに近寄り頭を撫でる。
『あんまり頑張り過ぎないでね。』
『…華さん…寝込みを襲うなんて悪い子だね♪』
『な…っ!』
私はベレンに手を掴まれてしまう。
『お、起きて…』
『うん、ついさっき。』
『も、もう、びっくりしたじゃん。』
『ふふ、ごめんね。でも嬉しいな。華さんが来てくれて。』
ドキッ。
『え…』
『ふふ、ちょうど会いたかったんだ。伝えたいこともあったし。』
『伝えたいこと…』
『うん。まぁもう気付いてるか。』
グイッ!
『っ!』
ベレンは私を抱きしめて耳元で囁いた。
『好きだよ。華さん。』
『な…っ』
『体育祭で勝ったら俺の恋人になって欲しい。俺だけの…華さんになって?』
『ベレン…っ。』
2年E組 シロ
『……何か用か?』
私はシロのいる美術室にいた。
『えっと…。』
『我は体育祭の看板づくりで忙しい。用がないなら…』
『て、手伝いをしに来たの!』
『手伝い?』
『う、うん。吹奏楽部の練習は終わったからシロを手伝いたくて…』
『…分かった。それならお前の善意を受け取ろう。』
シロは私に絵の具を渡す。
『ここの背景を淡い青で塗れ。』
『は、はい!』
『完成したら言え、我が仕上げをする。』
『うん!』
数時間後――
『…ふむ、悪くない。お前のおかげで早く終わった。礼を言う。』
『ど、どういたしまして。』
『…やはり安心するな。』
『え?』
『お前が近くに居るだけで…我はあんしんする。…これからも、ずっと我の傍にいるといい。』
シロは私を見つめる。
『それって…どういう…』
『我は華が好きだと言っている。体育祭が終わり我が勝利を収めたら…我と付き合ってくれ。』
『っ……!』
『他の男に目移りするなど許さない。お前は…我の傍に居ればよい。』
『シロ…っ。』
それぞれの思いを抱えたまま…体育祭がやってきた。
たった一つの大切なものを手に入れる為…。
勝利を掴む者――。
答えを迷い迷走する者――。
さて、貴方の応えは――。
次回
7時間目 白熱する想い
コメント
4件
続きが気になりすぎる! 華さんは誰の彼日になるんだろう〜?☺️
最っ高だぜぇ、