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『むかしむかしある時空を超えたところに民が幸せに暮らしている国がありました。そこでは慈愛の子と呼ばれる子がおり、その子は民の願いを聴き入れ、願いを叶えていました。ですが、その幸せも長くは続きませんでした。ある日、慈愛の子は、民の願いを聴き入れることが困難になり次第に辛くなり、ある日突如として慈愛の子は厄災の子へと変わってしまいました。そして瞬く間に大地は割れ、海は荒れ狂い、動物達は死んでいきました。その世界の崩壊を恐れた人間が彼女を封印してしまいました。』
パタン…本を読んでいた女の子が本を閉じた。
??「この子…こんな事があったんだ。」と独り言をボヤく。
??「ラティー!帰るよ〜!」
ラティと呼ばれた女の子は本を元の位置に戻し、声の聞こえた方へと走り出した。
ラティ「はーい!今行く!お姉ちゃん!!」
お姉「またあのお話読んでたの?」
ラティ「うん!!」
バタン!
ラティ「お姉ちゃん!あのね!」
お姉「ん?どうしたの?」
ラティ「今度ラティ、璃月に行きたい!!」
お姉「どうして?」
ラティ「だって、あそこ沢山の本があるから楽しいんだもん!!」
ラティは、キラキラした目で姉を見た。
お姉「……ふふ♪いいよ♪なら、来週ここを出立しようか♪」
ラティ「わぁぁ!!うん!!」
お姉「よし、街に買い物に行こう。今日は何がいい?」
ラティ「ん〜…昨日のあれがいい!!」
お姉「またぁ?wwまぁ、いいけどw」
ラティ「だって、モンド風ハッシュドポテト美味しいんだもん!!」
お姉「分かったw分かったw」
??「ラティー!」
ラティ「あ!!クレー!!」
ラティの目線の先には赤い服に金髪のふたつくくりの子…
【西風騎士団火花騎士】クレーがいた。
クレー「お姉さん!!こんにちは!!」
お姉「こんにちは♪今日は1人?」
クレー「うん!!特別に許可もらったんだ!」
ラティ「ラティはね、これからお買い物!!」
クレー「そうなの!!あ、じゃあじゃあ明日遊ぼうよ!!」
ラティ「うん!!良いよね!お姉ちゃん!!」
お姉「うん。良いよ♪」
ラ・ク「ヤッタァァ!!」
2人はハイタッチをしながら飛び跳ねた。
ラティ「またね!クレー!」
クレー「またね〜!ラティ♪」
それから、クレーとラティ達は別れ。ラティは、姉と買い物に出かけた。