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買い物から帰った。
ラティ「お姉ちゃん、なにかラティにお手伝い出来ることない?」
お姉「そうだな…なら、お皿並べてくれる?割らないようにね?」
ラティに皿を渡す。
ラティ「うん!きをつける!」
ーー数分後ーー
お姉「よし、食べよっか!」
ラティ「はーい!」
お・ラ「いただきます。」
ーー食事後ーー
ラティ「ごちそーさま!」
お姉「お粗末さまでした♪美味しかった?」
ラティ「うん!」
いつもの日常…その時ラティは、ふとこんな事を思った。
ラティ「ねぇ、お姉ちゃん。」
お姉「ん?どうした?」
ラティ「どうして、ラティにはお母さんがいないの?」
姉はドキッとした。この子に母親がいないのは……
…………
お姉「うわぁ…最悪…土砂降りじゃん…」
バチャバチャ…
その時…
お姉「ん?…え!お、女の子!?」
木の下に泥まみれと服は所々ボロボロで全身傷だらけの女の子が倒れていた。
お姉「え、え〜…ど、どうしよ。このままだとこの子風邪引く…」
その時、意を決して
お姉「よ、よし。この子を連れて帰ろう!」
その日からその女の子はある女性の家族として妹として引き取られた。
お姉(どうしよ…まぁ、そんな歳になるよね。)
姉は、ラティの座っている椅子の前まで行き。こう告げた。
お姉「あのね、私達のお母さんは小さい時に離れて行ったの。ここよりずっとずっっと、遠くまで。だからね?会えないの。」
ラティの顔をが暗くなった。
ラティ「じゃあ、ラティ達は、見捨てられたの?」
まだ10もいかない年頃の少女の痛々しい悲しげな表情が胸に刺さる。
お姉「うん…そうなの。」
ラティ「お姉ちゃんは、辛くない?大変じゃない?」
ラティは、大好きな姉の頭を優しく撫でる。
お姉「大丈夫よ?だって、貴方がいるもの♪」
少しでもこの子が安心出来るように微笑んだ。すると少女もつられて微笑んだ。
ラティ「えへへ♪良かった♪何かあったら言ってね?ラティができる範囲でやるから!」
お姉「ありがとう。大好きよ。ラティ…」
ラティ「ラティも!」
この子を失わないように…壊さないように優しく抱きしめた。
その日は片時も離れずに2人で抱きしめ合いながら眠った。