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#シングルマザー
水羽凛
1,182
…..(ぱち)
いけね!寝てた!
そうだ!!
夜華!夜華!
私は夜華を見た。
アホそうな寝づら、こいつ
まじでだらしなく寝るよな
腹見えてるしよ。
でも
良かった
….生きてる
いやいや
いつか殺すって
頭では理解してる。
でもさ、
綺麗で白い肌が傷まみれ
こいつは剣闘士になって
何人殺したんだろうな。
…….?
私に布団掛けて
隣で寝てくれてたのか。
あ〜思い出したわ
夜華の血見てたら、ウッ
ってなって記憶無くなったんだわ。
確か、チップの話し___を
____ピンポーン
ん?
客か?
珍しいな。
私はなんの疑いもなく
玄関に行き、ドアを開けた。
知らなかった。
それが
地獄の入口に立つ事になるとは。
緋薔薇
「どちらさまっすか?」
???
「きみ、名前は?」
なんだいきなり
赤髪、にこやかな細め、160ちょっとか?
胸から首にかけて線?墨か?剣闘士か?。
緋薔薇
「名乗る程の名を持ち合わせていない」
そう
夜華に教わっていた。
昨日の夕方にな。
自分から名前は出すなって
続き聞こう思ったら夜華は死にかけるし
私は気絶したし
だったからな!
???
「警戒しないで、私は雅」
緋薔薇
「おう。私は緋薔薇だ。よろしくな」
とりあえず握手した。
雅
「とっても凛々しくて素敵だね」
緋薔薇
「ありがとうな、で?要件はなんだ」
雅
「緋薔薇。少しお話したいから。
玄関出て欲しいな?だめかな?」
話を聞くだけなら……
緋薔薇
「いいけど」
雅
「本当?!嬉しい!ありがとう緋薔薇」
______________
私は気づいた時、血まみれで
大の字で倒れていた。
意識が混濁するな。
何が起きた?
最初は話をしていたよな?
他愛のない話。
雅は18になったばかりの剣闘士だ。
で、
私の視界が急に反転したんだ。
何かの武術だったのか?
私は知らなかった。
脳が揺れて気もち悪い
確か
視界が反転した後
片腕片足とお腹に激痛が走った。
ゲホッゲホッ
クソが!!
やべぇ
まだ、夜明けだ。
私が玄関を開けたのは
楽園の追放者に襲われた剣闘士が
うちに助けを求めに来た
そう思ってた。
雅
「騙されたね」
緋薔薇
「お前…..」
雅
「喋らない方がいいよ
お腹痛いでしょ?私が踏み抜いたからね」
おい。
なんで私に跨っている
雅
「嫌そうな顔、ゾクゾクしちゃう」
___は?
雅
「片足片腕、外したから使えないね」
おいおいおいおい
雅
「資料として味見するね」
なに脱いでんだよ
で脱がすなよ!!
あれ?
なんで?
涙が出てきた。
痛いしこいつ怖いし
追放者の呻き声聞こえるし
あっ
私
_____死ぬわ
雅
「大丈夫だよ。味見終わったら楽にしたげる」
楽、楽
楽って?
ダメだ悪い事しか
考えれない。
雅
「緋薔薇、綺麗だよ。」
___?!
緋薔薇
「触るな!!」
雅
「身体動かない癖に口は動くんだね 」
雅は私の秘部に
じわじわと手を滑らせた。
雅
「緋薔薇いいよね?!いいよね?!」
なんだこいつ
狂ってる。
目が明後日見てるわ。
夜華……..助けて
怖いよ。
まだ、死にたくない。
追放者の呻き声も近い。
嫌だ、
触らないでよ
____するっと手が入る瞬間
________ゴスン!
雅の後ろから鈍い音が聞こえた。
雅
「ごべっ」
夜華
「はぁ、はぁ。間一髪!」
夜華の手には最近使っていた
ハンマーが握られていた。
夜華
「緋薔薇ちゃん!!」
夜華
「夜華、夜華ぁぁ
怖かった。怖かったよぉ。」
夜華
「うん。大丈夫
もう大丈夫だから。少し待ってなさい。」
雅
「ったいな!!もう!!」
夜華
「やっぱり死なないわね。貴女」
_____「恍惚の叛意者」よね?
雅
「緋薔薇緋薔薇緋薔薇緋薔薇緋薔薇」
夜華
「そう。緋薔薇ちゃんが欲しいのね
なら美しく死になさい。貴女の目の前には
夜華という女がいるの。」
雅
「るせーーーーーーーー!」
雅は私に短刀を振りかざした
___死ぬ
そう思ってた。
_______ぐちゅ。
雅
「か……….は。」
夜華
「私は夜華、緋薔薇の想い人。
そして少しだけ強い剣闘士よ。
貴女、もう寝なさい。」
夜華の目は静かで冷たかった。
さっきまで血の海に沈んでいたと
思わせない冷酷な顔だった。
夜華は雅を刺した。
短刀を捻り上げたまま
雅の首を持ち上げた。
夜華
「細い首ね。」
夜華の腕から血管が浮いていた
雅の首から鳴ってはいけない音がしていた。
緋薔薇
「夜華……..もう…いい。」
夜華
「ダメよ。緋薔薇ちゃんに
手を上げる屑は徹底的に殺すの。」
雅は誰が見ても一目瞭然
死んでんだ。
夜華…..
それがお前なのか?
優しくて頼りがいがあって
少しえっちで包容力の塊みたいな……
ダメだ、聞こえていない。
本性なのか?我を忘れてんのか?
わかんねえよ
楽園の追放者が来やがった。
最悪のタイミングだ。
夜華
「あら?新しい玩具かしら?
もう、遅れは二度と取らないわよ」
私は混濁する意識の中
気合いだけで夜華を見守った。
やっぱり夜華お前
羨ましいくらい強いんだよ!!
夜華
「終わったわ。緋薔薇ちゃん」
本当に一瞬だけ
夜華が狩りを楽しむ雌狼に見えた
夜明けが夜華の綺麗な赤い瞳を照らして
舞うように躱し、確実に仕留めに短刀を入れる
夜華が近づいて来て
私を脱がした。
片腕片足をはめた
緋薔薇
「いってぇえ」
夜華
「知ってる。」
お腹もさわさわと触診
夜華
「大丈夫そうね。良かったわ
痛みや違和感を覚えたり感じたら直ぐ
私にいいなさい。約束ね。」
私は夜華に立たされて
家に帰った。
夜華はお風呂に入った。
………….
ぬわーーーーーーーー
ペースが乱れるーーーーーー
私の心も乱れる!!
ちょっと、
殺意増し増しな夜華を
かっこいいと思ってしまった。
コメント
1件
うわっ…第11話、めっちゃ重くて怖かったです…😭 緋薔薇ちゃんが雅に襲われるシーン、ほんとに胸が締め付けられた。なにもできないまま「死ぬ」って思う瞬間とか、夜華に心の中で助けを呼ぶところ、読んでてこっちまで息が止まりそうだったよ。 でも、そこに颯爽と現れた夜華が「間一髪!」って、しかもハンマー片手に…!もう、かっこよすぎて言葉にならなかった…。普段の優しくてちょっとえっちな夜華とは違う、冷徹で強い一面が見えて、ドキドキしちゃった。 緋薔薇ちゃんが「殺意増し増しな夜華をかっこいいと思ってしまった」って気持ち、すごいわかる…私もそう思ったもん。狂気と優しさのグラデーション、ムメイさんの表現力が本当にすごいです。続きが気になる…!