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水郷の夏再び

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水郷の夏再び

7 - 第7話 夏の初戦城南工業戦

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2025年08月31日

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第1章 第8話「夏の初戦・城南工業戦」


7月中旬。猛暑の中、福岡県大会第3日目・第1試合。

柳城高校は初戦で城南工業と対戦した。





◆ 試合開始


【実況】「さあ、第1試合。柳城高校と城南工業の一戦が始まります!」

【解説】「注目は柳城の田村君、それから1年生バッテリーの吉川君と小早川君ですね。城島監督が就任してから、チームは大きく変わりました。」


初回、先発・吉川君は緊張気味。

だが主将・田村君が声を張り、捕手・小早川君が強気のリードで支え、三者凡退に抑える。





3回表、田村君が二塁打。送りバントで三塁へ進み、ワンアウト三塁。


【実況】「チャンスで打席は1年生、小早川君!」

場内がざわつく。


初球、真ん中の直球をフルスイング。

打球は三遊間を抜け、タイムリーヒット!


【実況】「先制! 柳城、1年生小早川君の一打で1点を取りました!」

【解説】「小早川君、思い切りが良いですね。1年生らしからぬ勝負強さがあります。」





7回裏、柳城は1-0リード。

しかし城南工業の粘りでワンアウト満塁の大ピンチ。


マウンドに内野陣が集まる。

小早川が「落ち着け! 一球一球だ」と吉川の肩を叩いた。

小早川君は低めスライダーを要求。


投じた球は鋭く落ち、三振!

続く打者も二ゴロに仕留め、この回を無失点で切り抜ける。


【実況】「柳城、守り切りました! 吉川君、小早川君のバッテリーが見事です!」

【解説】「田村君の声掛けも効きましたね。キャプテンらしい落ち着きです。」





◆ 最終回


9回裏、1点差を守り切れるか。

最後の打者が打ち上げたフライを、田村君がしっかりキャッチ。


【実況】「ゲームセット! 柳城高校、接戦を制して初戦突破です!」

【解説】「城島監督の指導が浸透していますね。全員が役割を果たしました。」





◆ 試合後


校歌を歌い終えた後、城島監督は静かに言った。

「これが挑戦者の一勝だ。だが満足するな。まだ先は長い。」


小早川は汗をぬぐいながら頷いた。

(絶対に次も勝つ。そして、このチームを甲子園に――)


夏の熱気が、さらに彼の胸を熱くした。






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