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#ふぉろーしてくれたらもう泣いて喜ぶ
こはる🍀︎🌸
2,066
「ハンジ。」
リヴァイの優しい声が響いた。
どんな声よりも安心する声。
「も、…つらい。」
思わず本音を口に出してしまう。
言ったことを取り消すように笑顔を見せる。
無理に笑うなとリヴァイは言う。
「っあ、…」
涙が溢れた。
感情の制御が聞かない。
「お前は溜め込みすぎだ。エルヴィンになろうとしないでいい。ハンジのままでいい。」
言葉が奥深く刺さる。
「っ…」
あぁ、…もう、…涙が止まらないじゃないか、
涙が流れると同時に黒く重い何かがなくなっていく気がする。
少しくらい、…こんな事があってもいっか、…
「ありがと、…っ」
破顔した笑顔になる。
「分かればいい。」
いつも通り冷静なリヴァイの声。
いつも通りな表情。
目元にある隈。
リヴァイ、君も夜。辛いんでしょ、?
夜寝れていなくて隈があるんだろう、?
“人類最強”という肩書きを背負って戦っているんだもの。
リヴァイこそ、多くの人を目の前で死んでいくのを見たよね。
リヴァイが夜に呑まれそうになったときは、遠慮なく頼ってよ。
「けほっ、…けほ…」
リヴァイの手が背中を擦る。
「けほっ、…ごめ、っ、…けほ…げほっ」
「喋るな。お前は熱があるんだ。 今日くらいは休んでおけ。 」
「っはあ、…はぁ…も、へーき…」
「そうか、…さっさと寝て回復しろ。」
「分かってるよ…笑」
おやすみ、…リヴァイ。
ありがとう。少し楽になった気がするよ。
ここで死にたいって言ったらどんな反応をするの かな。
死ぬなって言ってくれるのかな。
こんな矛盾した気持ち、消え去ればいいのに。
い っそのこと、二人でどこか遠くで暮らそうか。
ねぇ、リヴァイ。
……なんて。
冗談だけどさ。
それでも今は。
もう少しだけ、この世界にいてもいい気がした。
コメント
1件
蓮さん、第3話読ませていただきました。 リヴァイの「エルヴィンになろうとしないでいい」という言葉、胸に刺さりました。ハンジさんが無理に笑うところ、涙が溢れるところ、本当に人間らしくて。最後の矛盾した気持ちと「もう少しだけこの世界にいてもいい」という着地が切なくて美しかったです。リヴァイも夜、辛いんだろうな…と考えさせられる一幕も好きでした。続きが気になります🕊️