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『言葉で紡ぐ恋のライム』
〜マイクで紡ぐ恋の予感?〜
第2話 2人きりのデート計画?
『は?デート?』
『えぇ。あの人達の中の一人とお嬢様は将来一緒になる身です。仲良くなり親睦を深める為にはデートが必須です。』
同居生活1日目。みんながそれぞれ学校や仕事に行き、百合菜と私、蘭だけの家でそう話された。
『生憎あの方達はお嬢様たちの事が好きみたいですから。』
『デートかぁ…なんか楽しそう。帝統とお出かけとか初めてかも。』
『百合菜…楽しそうね。』
『うん!だって、男の子と出掛けるなんてないからさ。』
『百合菜……。』
『お嬢様。妹の百合菜様が乗り気なんです。姉の貴方も腹をくくられては?』
『……。分かったわ。この話は他の人は――。』
ピロン。
『今、連絡しました。』
『早……。』
『デートする順番ってどんな風に……。』
『お任せ下さい。それについてもご用意しております。ヒプノシスマイクで決めてもらいましょう。』
『武器より言葉が力を持つ時代には公平な決め方ね。』
『では皆さんが帰ってきたら、早速やりましょう。完全防音のカラオケ部屋を用意します。』
『我が家とはいえ姫神家の力って怖……。』
『全く持っておなじことを思ったわ。』
こうして、厳正なるヒプノシスマイクで決まった順番は――。
1日目 麻里衣&左馬刻 百合菜&独歩
『突然の結果だな。麻里衣。行きたいとこ決めとけよ。』
『は、はい。』
『よ、よろしくお願いします…っ。俺、上手くできるか分かりませんが……。』
『こちらこそです。楽しみにしてますね。』
『皆さんわかっていると思いますが、デートしてるお二方の邪魔は禁忌ですよ。あくまで二人きりのデートですから。逆に左馬刻さん。独歩さん。1日邪魔は入らないと考えた方がいいです。』
((邪魔が入らない……。))
『ええなぁ左馬刻。麻里衣はんと2人きりかぁ。』
『変な気ぃ起こすなよ左馬刻。』
『ふん、ガキが。てめぇらにどうこう言われる筋合いはねぇな。麻里衣。明日楽しみにしとけ。』
(あんなことがあった手前…目を合わせずらい。)
次の日――
麻里衣SIDE
(事務所に来て欲しいって言われたから来たけど…。)
『嬢ちゃん、ここがどこか分かってんか?』
『火貂組の事務所だぞ?』
(こ、怖いわ……。左馬刻さんがヤクザの若頭って聞いてたけど、この人達は…。)
『おい。てめぇら……。麻里衣の怖がらせてんじゃねぇよ……。』
『か、カシラ!この嬢ちゃんは…?』
『俺の女だよ。チッ。昨日電話で言っただろうが。』
『す、すいやせん!ん、俺の女ってことは…姐さんになるってことっすか?』
『え、いや…』
『姐さんなら話は別だな!ささっ、事務所にお入りくだせぇ!』
(えぇ……。)
火貂組 事務所
『いやーさっきはすいやせんした。カシラの彼女さんだったとは…』
『いや別にまだ彼女では…』
『えぇ!?そうなんですかい?ってことはカシラの片想い…。』
『てめぇらが勝手に盛り上がってただけだろうが。』
『でもこんな美人が姐さんになるなら俺達大歓迎ですよ!』
『カシラの片想いっすか…頑張ってくださいね!これからデートっすか?』
『あぁ。だからてめぇら邪魔すんな。悪ぃな、麻里衣。俺が事務所に来いって言ったばかりに、怖がらせちまったな。』
『い、いえ…。私は、嬉しいです。左馬刻さんのこと知れて。』
『……。』
💘
左馬刻射抜かれる。
『…チッ。調子狂う…。麻里衣。行くぞ。』
『えっと、どこへ…』
『お前の行きたいとこ、全部付き合う。』
左馬刻さんに手を引かれ事務所を後にする。
横浜 遊園地
『ねぇ、あれMr.HCの碧棺左馬刻様じゃない?』
『嘘!ほんとだ!隣にいるのは……彼女!?めっちゃ美人!』
『左馬刻様にお似合いだわ!』
『落ち着かねぇな。』
『わ、私は気にしてませんよ。』
『ここじゃ目立つな……。よし、あれに乗るぞ。』
観覧車
『わぁ…綺麗。』
横浜の全景が見渡せる。
『本当にここで良かったのか?もっと他に…』
『ここがいいんです。遊園地。幼い時家族で行ってたんです。大きくなってからは行かなくなってたので。だから、連れてきてくれてありがとうございます。』
『…これから、何度だって連れてきてやる。』
『え?』
『お前が……俺を選んでくれるなら。』
左馬刻さんは真っ直ぐ私を見つめる。
『っ…。』
普段は組の若頭なのに私には…優しい顔を向けてくれる。
照れた顔…本当に可愛いな。
(あぁ……渡したくねぇ。他の奴らには絶対に。)
観覧車を降り、他のアトラクションへ向かう。
お化け屋敷
『ばぁぁー!!』
『きゃぁぁぁ!!』
『ふっ。』
『わざとですよね!?私が怖いの苦手なの知ってて無理矢理入ったんですよね!?』
『クスクスッ。あぁ、その顔が見たかったからな。』
『左馬刻さんの意地悪!バカ!左馬刻さんのSはドSのSですよね!』
私は左馬刻さんにしがみつく。
『俺様にそんな大口叩けんの麻里衣位だぞ。』
『それ褒めてるんですか?』
『いや?ただ……。将来俺の女になるんだ。それくらいの気迫がねぇとな。』
『か、勝手に決めないでくださ――』
『(「・ω・)「ひょこ』
『ひぇ!』
『笑笑』
『も、もう出てください!』
『はぁ、はぁ…。酷い目にあった…。』
『悪かったよ。ほら。これ。』
『ポップコーン…。』
『腹も減っただろ。食おうぜ。』
『……はい。』
(キャラメル味…美味しい。)
『( ‘༥’ )ŧ‹”ŧ‹”』
俺は頭を撫でる。
『?』
『いつも大人びてんのに、可愛いとこあるなって思ってな。』
『いつもは…百合菜と過ごしていますから。
姉として…頼られる存在でありたくて。』
『姉として、か。確かに俺も兄貴だから分かるな。その気持ち。でも、年上の俺といる時は少しくらい頼ったっていいんじゃねぇの?』
『左馬刻さんに……頼る…。ヤクザだから貸したら利子が…… 』
『それくらいで貸しにならねぇよ。それにお前は特別だ。』
『ふふっ。分かりました。じゃあそうさせて貰います。』
『あぁ。ほら、行くぞ。次はどこ行きたいんだ?』
『えっと……。』
一方その頃――
『いや不安しかないんだけどー!!!!』
乱数が叫び出す。
『乱数君……静かにしててくれませんか?』
『だってさ?あの左馬刻だよ!?肉食系肉の!まりぃちゃん襲われちゃうよ!』
『確かにな…あの左馬刻だ。2人きりをいいことに襲ってきそうだな。』
『1人だけ抜けがけしたからな。あいつ。』
『左馬刻君も男性です。理性を保っていれば襲うことなんて―――』
『それも無理やで。好きな人の前なんや。理性のタガが外れてもおかしくないで。』
(((確かに…。)))
『ふふ、皆様ご安心を。麻里衣様は剣術と護身術、武道の心得があるお方です。』
『本当何でもできるんやな。』
『それなら安心ですね。麻里衣さんが強いなら…』
『いやでも…あの喧嘩強い左馬刻だし……勝てないんじゃないかな…?』
『不安になってきましたね。心配だから後を――』
『神宮寺さん。いけませんよ。2人きりのデートを邪魔しては。どんな理由があろうと。ね。』
『っ……。』
『ご安心下さい。麻里衣様は簡単に負けるような方ではありません。お嬢様が武道を身につけたのは妹の百合菜様を守る為ですから。そのために身に着けた武道です。だからご心配なく。』
『分かりました…そこまで言うなら信じましょう。』
『むぅ…じゃくらい身を引くの早いよ。』
『そう決めたルールなら従わなければ。』
『頭かったーい。』
『まぁまぁ乱数落ち着いて。もし何かあれば左馬刻さんの方を何とかすればいいのです。ふふっ。』
横浜 ショッピングモール
『…。』
(買い物って言っても欲しい物なかったわね。
うーん、あ、そうだ。)
『左馬刻さん、ちょっと待っててください。』
『あ?どこ行くんだよ。』
『すぐに戻ります。』
タッタッタ…。
アクセサリーショップ
『ピアスいつもつけてるからピアスにしよう。あ、これとかいいかも。』
『彼氏さんへのプレゼントですか?』
『!?え、あ、いや、彼氏では…』
『ふふ、その方はどんなイメージですか?』
『そうですね…かっこよくて、でも、優しくて…強くて、芯のある男性です。』
『それなら…こちらとかいかがですか?』
『!それにします!』
『……おせぇな。何かあったのか?』
『すみません、お待たせしました。』
『何してたんだ?』
『これを…。』
私はピアスを渡す。
『ピアス?』
『はい。今日のお礼というか…。』
『…ふっ。ありがとな。早速つけるわ。』
私はブルーの石が輝くピアスをプレゼントした。
カチッ。
『どうだ?』
『はい!似合ってますよ!』
『なんか気を遣わせたな。』
『いえ、私がプレゼントしたかっただけです。』
『それならちょうど良かった。』
『え?』
フワッ。
『え…?』
ネックレスを首にかけられる。
『花のついたネックレスだ。ふっ。よく似合ってる。』
『っ…。』
こんなのずるい。ギャップ萌えも良いところ。普段は怖いのに、私にだけ甘くて優しい。
『なぁ、あの子可愛くね?』
『確かに美人だな。』
『……チッ。おい。麻里衣。』
『は、はい!』
『デートは終わりだ。』
『え?』
グイッ。
『わっ!』
お姫様抱っこされて歩き出す。
『ちょ、下ろして…っ。』
『大人しくしとけ。ダボ共にこれ以上お前を見られるわけにはいかねぇ。事務所に戻る。』
『余計に目立ちますよ…』
『(無視)そういや今日は2人きりだったな。それなら明日の朝まで返さなくていい訳だ。』
『え……っ。』
『今夜は一緒にいろ。俺の事務所で。』
ニヤリッと微笑む。
『っ、待って、下ろして、誰かー!!』
百合菜SIDE
『独歩さん。お待たせしました。』
『だ、だ、大丈夫です!今来た所です。』
『良かった。じゃあ行きましょうか。』
『は、はい。』
独歩さんの隣を歩く。
『あの、映画のチケットを一二三から貰ったんです。行きませんか?』
『行きたいです!なんの映画ですか?』
『恋愛映画なんですけど…。』
チケットを渡される。
『恋する乙女は今日も泣く』
『切ない系の映画なんです。是非百合菜さんと行きたくて。』
『ありがとうございます!早速行きましょう!』
私は独歩さんの手を引いて走り出す。
(お姉さんの麻里衣さんとは違って、元気で無邪気で……可愛い。俺とは正反対だ。俺はいつもネガティブだし、今日だって有給をもぎ取ってでも行きたかった。それくらい彼女のことが好きなんだ。でも…俺なんかで釣り合うのだろうか。)
映画館
「ずっと…好きだったのにな…。」
語り 岬は親友の海と好きな人が被ってしまい
岬は自分から身を引いて、親友を優先した。
「海…。夏輝くんと幸せにね。」
ポタっ…。
私は涙を流した。
恋する乙女は今日も泣く――。
エンディング
『ぐすっ。ぐすっ。』
『ぐしゅ、ぐしゅっ。』
上映後――
『凄い感動しましたね…っ。もう大泣きです。』
『親友の為に身を引くなんてなんて献身的な主人公なんでしょう…😭』
『そうですよね(;_;)』
(親友の一二三ともし好きな人が被ったらと思うと怖かった。でももしそうなっても俺はきっと――。)
『独歩さん?どうしました?』
きっと、譲れないんだろうな。好きな人を好きでいたい気持ちは…きっと負けられないから。
『なんでもありません、お腹好きましたね。ご飯にしましょうか。』
『はい!』
『確かこの近くに美味しいレストランがあったはず……。』
一方その頃――
『観音坂なら安心だな。あいつはヘタレだし簡単に手を出す奴じゃない。』
『どぽちんのことヘタレって言うなし〜。』
『実際そうだろ?w』
『コロッち辛辣すぎ。』
『観音坂がヘタレかどうかは分からないが、百合菜殿に不貞を働くなら許しはしない。』
『みんな心配症だな〜。ね、蘭さん。まりぃちゃんも護身術身に付けてるならゆりなちゃんはどうなの?』
『そうですね…百合菜様には必要ないものですから身につけておりませんでした。奥様たちからは。稽古をつけられたのは麻里衣様です。』
『うわぁ、まりぃちゃんの稽古とかスパルタそう…。』
『えぇ、それはもう…。お嬢様は奥様に似て教育には厳しい方でしたから。それに酷い時は竹刀を振り回して追いかけることも…』
『いや怖すぎー!』
『もぐもぐ( “´༥`” )』
(美味しそうに食べるな…。)
『独歩さんも食べてください、凄く美味しいですよ!』
『え、あ、は、はい!』
言えないな。貴方の美味しそうな顔を見るだけで…幸せだなんて。
『この後どうしますか?』
『そうですね……あ。百合菜さんって成人してるんですよね?』
『はい。』
『麻天狼のチームのふたりとよく行く居酒屋があるんです。行きませんか?』
『居酒屋…お酒…楽しみです!今までお姉ちゃんとしか飲んだことないので…』
『良かった、じゃあ行きましょう。』
『はい!』
左馬刻さんの事務所
『あの、先程の方達は?』
『帰らせた。』
『へ?』
『怖がると思ってな。……ってのはお前と2人きりで過ごす為の言い訳だ。』
『え?』
ドサッ。
ソファに押し倒され、手首に噛み付かれる。
かぷっ。チュッ。
『警戒心ねぇのかよ…仮にも男の家に無防備に着いてくるなんて。』
『あ、え、っと……。』
『襲われても文句言えねぇぞ。』
『ん……っ。』
唇を強引に塞がれる。
『ん、んんぅ。』
舌を絡められて息が苦しくなる。
『ぷはっ、はーっはーっ……///』
ゾクリっ。
顔を赤面させてるその姿に男としての本能を掻き立てられる。
『ほんと…可愛いな。』
スルッ。
服をはだけさせられ、私は頬を赤く染める。
『や、待って、左馬刻さ――っ。』
私は怖くなって身体が震えてしまう。
『っ…。』
(俺様としたことが……怖がらせたかったわけじゃねぇのに…。)
『……悪ぃ。』
左馬刻さんは私から離れた。
『お前のこと…すき過ぎて誰にも渡したくないって気持ちが…強くなり過ぎた。悪い。
お前が俺のこと好きになって…頭がいっぱいになるまで…それ以上のことはしねぇ。』
『左馬刻さん……』
『でも今みたいなことはする。』
『!?』
『寸止めされる側も辛抱できねぇってことだよ。』
『っ……。』
『じゃあもう寝るか。』
左馬刻さんは私を寝室に案内する。
(添い寝…近過ぎる。)
ベットに二人で横になる。
(左馬刻さんって強引だけど、優しいな。
ちょっと、意外かも。)
『あの、左馬刻さん。』
『ん?』
『……。』
(この人の事、もっと知りたい。怖い顔だけじゃなくて、優しいところもあるってこと。)
『今、何考えてた?』
『な、なんでもありません。』
『今は俺様といるんだ。他の男のことなんか考えんじゃねぇ。』
『え、えっと…』
『お前は俺様のなんだ。他の誰かになんてぜってぇ渡さねぇから。』
ぎゅっ。
暖かい胸の中で抱き締められ、鼓動がうるさくなる。
『おやすみ、麻里衣。』
『おやすみ…なさい。』
居酒屋
『ん…。』
『独歩さんもう酔いましたか?』
独歩さんが私の肩に寄りかかった。
『……酔ったフリしないと、甘えられないから……』
『独歩さん…?』
『中年の男が……年下に甘えるなんて酔った時しか出来ないだろ…。』
『…ふふ、そんなことありませんよ。私はいつもお姉ちゃんに甘える側だから……。甘えられるの新鮮です。』
『百合菜さん…。ありがとう…。』
仕事の疲れは甘えで癒されて…。
(年上のはずなのに……こうして見ると、なんだか可愛い。)
『独歩さん。もうお店出ましょう。タクシー呼びますね。』
『はい。』
次の日――。
『ん、ふわ…ぁ。』
『おはよ、麻里衣。』
『ぴゃっ…!』
『はっ。んだよその声……。』
『起きてたんですか…っ?いつから…』
『可愛い寝顔だったぜ。』
『っ……。』
『お前ん家に帰るか。今日は誰とだったか…。』
『今日は…。』
プルルルル
『ん、誰だろ。蘭?』
『おはようございます、お嬢様。大至急帰ってきて下さい。左馬刻さんと過ごすのは終わりましたよ。』
『わ、分かってるわよ。昨日メールしたでしょ。お泊まりしたって。』
『はい。それは存じてます。ですから今ご自宅は荒れています。』
『は?』
『左馬刻…麻里衣さんに手ェ出してねぇだろうな!』
『左馬刻…ボクのまりぃちゃん穢したら許さないからね…?というかもう手遅れかな?』
『左馬刻君。ちゃんと合意の上かな?』
『は?ダボと乱数とせんせぇは何を勘違いしてんだ?』
ビデオ通話にして蘭が様子を見せる。
『ん?待って、私お泊まりしただけよ?』
『お泊まり🟰。。。ですよね?お嬢様。私としたことがお嬢様にアレを持たせるのを忘れてしまいました。でも、左馬刻さんもお付き合い前の女性にそんな不貞を働くとは思えませんし。』
『麻里衣はん早く帰ってきてやー!左馬刻にイジメられたんやろ?』
『ひゃはっは!左馬刻は手がはぇぇな!麻里衣とお泊まりって下心丸出しじゃねぇか!』
『蘭……貴方誤解を招いたわね💢』
『はて、なんの事やら…。』
『今すぐ帰るから逃げるんじゃないわよ。』
ブチッ。
『あいつら何勘違いしてやがんだ……。』
『帰りましょうか……。』
姫神家宅
『ただいま…。』
『まりぃちゃんー!左馬刻に何されたの!?まさか…ヤ――』
『してませんから!ただ事務所に泊まっただけです!』
『おや、そうだったのですか?お嬢様てっきり私は……』
『貴方が誤解を招く言い方したんでしょ。』
『( ᐙ )?』
『こんな時にとぼけるなんて…。』
『お姉ちゃん、そう思われても仕方ないと思うけど…。』
『百合菜…。』
『私は昨日独歩さんと飲み屋に行って帰ってきたよ。独歩さん酔っ払ってたから。』
『そ、そう…。』
『お嬢様方。今日はデート二日目。今日の相手は――。』
『麻里衣様と寂雷さん。百合菜様と帝統さんですね。』
『よろしくお願いしますね。』
『は、はいっ。』
(大人の色気が……っ。)
『楽しみにしてろよ、百合菜。』
『うん!』
次回
第3話 ドキドキハラハラ?
コメント
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読み終わりました〜!左馬刻さんのデート、ギャップがすごかったですけど、それがまた良かったです。観覧車で「何度だって連れてきてやる」って言うところとか、組の若頭のイメージからは想像できない優しさで、きゅんと来ました。麻里衣さんがプレゼントしたピアスにネックレスを返す流れも、もう完全にカップルじゃないですか。でも最後の「寸止め」発言には思わず「はい?」って笑っちゃいました(笑)。次回は寂雷先生と帝統ですか…どうなるのか楽しみにしてます!