中学の入学式も無事済んで、普通に授業も始まった……
みんな新しい事務所で、今後のことをミーティングしたり、新曲出すみたいで、集まっておそくまで頑張ってる。しかも、事務所までは電車(笑)駅までは車で行くから長女も一緒に。帰りもたまに一緒になるみたい。
昼間は、飛鳥と2人。
飛鳥『なんか暇だよね』
「ん。そろそろ仕事探すかなぁ。」
飛鳥『え?そしたら私1人じゃん。やだー!』
「でも……」
進学もしようと長女はバイトもしてるのに。
次女の高校進学もすぐ来るし……
夜、ふっかさんと、ひーくんに相談してみたら、やはり、反対された。
病気のこともあるし、飛鳥のこともあるからと。
今はだいぶ安定してきてる。
薬も減って、朝1錠飲むだけ。
そろそろ薬辞めたいな……
飛鳥『ん?なんか今日すごい元気だなぁ(笑)』
お腹をさすりながら話しかける姿は、ほんと、愛に溢れた母。
「性別きいた?」
飛鳥『ん?聞かないことにしてる。』
「え、でも、服とか準備…」
飛鳥『いまはさ、結構どっちでも良さそうなのあるしさ。』
「そっか……」
飛鳥『そろそろマタニティも用意しないとなぁ。』
飛鳥は細身であまりお腹も目立たないタイプ
私とは真逆(笑)
「暇だし、買いに行く?」
飛鳥『行こっ!』
私が運転しようと思ったけど、朝薬飲んだからと、飛鳥が運転。
飛鳥『ついでに、ランチいかない?久しぶりに!』
「いいね!いこ!」
先にランチへ。
バイキング形式のお店へ。
きのこ料理が主で、ヘルシーなお店。
飛鳥『あー、これは助かる(笑)最近食欲とまらないからさ(笑)』
「そうそう、今が1番楽というか、いい時期なんだよね(笑)悪阻もなく、胎動感じて幸せな時期。でも、あと一、二ヶ月したら後期つわりきたり胎動が痛かったりするよー(笑)」
飛鳥『えっ、やだぁ(´;ω;`)』
「子供にもよるけど(笑)」
飛鳥『今のうち食べとこ(笑)』
外にはヤギなど、動物も少し居て、触れ合うことも出来た。
食べすぎた私たちは、動物を眺めながら休憩していた。
飛鳥『なんか眠くなるねー』
「ん、暖かいしねー」
すると電話📞が……
飛鳥『あ、私……蓮からだ。』
なんとなく私もスマホを見るとメール。
ふっかさんから、
どこにいるのー?仕事早く終わったから帰ってきたけど…
って。
あ、じゃあ飛鳥の電話も……?
飛鳥『ここまでみんな来るって(笑)』
「いや目立つから!(笑)」
飛鳥『今日早く終わったから、脅かそうと思って帰ってきたら、いなかったからって(笑)』
「そんなサプライズはいらない(笑)」
飛鳥『ほんと(笑)』
「まぁでも、助かったね(笑)」
飛鳥『ん。少し横になれる(笑)』
「でも、みんなご飯たべたのかな?」
飛鳥『たしかに……』
気になりふっかさんに、メールする。
「今食べながら来てるって。」
飛鳥『そっか。』
「言ってくれたら、一緒に来れたのに」
飛鳥『だよね…』
20分ほどして、着いたよと連絡があった。
みんなで買い物行くことになり、2台で移動。
ショッピングモールについた。
もちろん、私と飛鳥はベビー・キッズ服売り場へ。
目『ん?もうベビー服?』
飛鳥『ん、見てるだけ。ベビー服より私の服かな。だいぶきつくなってきたから。』
目『そっかー。』
そう言って、お腹触るめめ。
いや、公表したからって……あまりも堂々と……
と、ちょっとびっくりしながらも、羨ましくも思う。
私には経験ないことだし。
深『ゆーり!どしたの?』
「あ、ふっかさん……」
深『ほんとあの二人幸せそうだよね!わら』
「ん……。」
飛鳥『あ、ゆり!これどう?』
「いいとおもうよ?調整もできるし。」
飛鳥『でも、ズボンはちょっと大きいかも……』
「じゃ、このアジャスターかって、上大きめのを着たらいいとおもうよ?」
飛鳥『なるほど!先輩、助かります!なんかこの歳だと聞きづらいんだよね、色々と…ゆりがいてくれるから助かる!』
「ん、いつでも聞いてください(笑)」
飛鳥『じゃ、先にかってくるね!』
「ん、私はチビたちの見てくるね!」
深『なんか買うの?』
「ん。来年に着るやつね(笑)丁度安いからさ(笑)どうせすぐ大きくなるし。」
深『ね、これどう?』
「え、可愛い!」
深『これに帽子とか。』
「いい!けど、帽子嫌がるもんな…」
深『夏服とかは、あるの?』
「ん、ある。けど、いくつか買い足すかな。」
そう言いながら2人で下2人の服を選ぶ。
思ったより買っちゃった。服以外にも、下着やらパジャマも。
「買いすぎたや……」
深『たまにはいいじゃん!わら』
「いや、タンスに入らなくなるじゃん(笑)」
深『たしかに!わら』
「でも、ありがと!なんか楽しかった!」
深『ならよかった!(笑)めめ達みてる姿がなんか寂しそうだったから……』
「あ………正直、羨ましいなって(笑)」
深『え?』
「あ、いや……今までは、なんか一緒に選ぶとかなかったし、そんなの要らないとか、だったからさ。」
深『これからは一緒にいこ?俺、服買うの好きだし。楽しいし。』
「うん!」
深『てか、ゆりは服かわないの?』
「あ、うん。欲しいなあと思っても、子供達のみちゃうし。子供達の買っちゃう(笑)」
深『じゃ、買いに行こ!』
「えー、でも結局似たやつになるもん」
深『なーにいってんの!そだ、康二に頼もう!』
「え?コージネート!?(笑)」
深『そ!』
「それ買わなくても楽しそうなんだけど!」
そう言って、お迎えの時間まで楽しんだ。
結局いくつかかってもらっちゃった。
阿部ちゃんが、こっそり長女に服を選んで、買ってたのは知らないフリしとこ(笑)