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ども、主です。それでは本編どうぞ!
ーNoside
それから数時間が過ぎた。皇室では、先程の事件の話で持ちきりである。特に、好奇心旺盛な💗は、たとえ話を反らしても、すぐに先程の事件に話を寄せる。
💗「なぁなぁ、さっきの奴ら、すごくなかったか!?」
💛「またその話ですか?」
🧡「兄ちゃん流石にもう飽きるて。」
💗「え〜いいじゃん!だってほんの少しの赤い粉末から犯人を導いたんだぜ?ありゃ今後が見ものだぜ!」
🧡「ホント、💗兄は興味があるとすぐ食い付くな〜」
💛「🧡兄に同情いたしますよ、今回ばかりは。」
子犬のような無邪気さを見せるのは、第一お世継ぎ、💗。彼は、第一お世継ぎでありながらも、その行動はまるで幼児のようだ。しかし、そんな幼児っぽさとは真逆に顔立ちは美しい芸術なのである。
その隣で呆れ顔で仕事を済ませているのは、第二お世継ぎ🧡。昔はかなりやんちゃだったというが、成長するに連れて、真面目で優しい性格になった。顔立ちも、💗に負けないほどの美貌の持ち主なのである。
そのまた隣で耳飾りをいじりながら書類をまとめるのは第三お世継ぎ、💛。兄2人に比べたら、可愛い顔立ちをしているが、それとは裏腹に、仕事を🧡に押し付けたりなど腹黒な一面もある兄2人からしたら少し恐ろしい弟である。
💗「なぁなぁ、兄ちゃんの話くらい聞けよ〜」
🧡「話してる暇あったら仕事終わらせた方がええで〜。溜まったら後がめんどいで〜」
💛「🧡兄は真面目ですね、逆にその真面目さに反吐が出ます。」
🧡「お好きにしぃや。俺はこれを終わしたら、散歩に行くからな〜」
💗「散歩!?俺も行きたい!」
🧡・💛「(頼む誰かこの兄ちゃんどうにかしてくれ。)」
やれやれ、と💛と🧡は思う。こんな兄が将来国を背負えるのかと気が重たくなるばかりである。そんなことをよそに、目をキラキラさせる💗は、そんな潰れた蛙を見るような目で自分を見る弟たちを見て、シュンとすねた顔になる。さすがにこれには🧡は負けたらしく、わざとらしいため息をついた。
🧡「、、、なぁ💗兄、その噂の3人を俺らの側近にしちゃアカン?丁度ええんちゃう?」
その瞬間、一気に辺りの空気が凍りついたのが、🧡には痛いほど分かった。ちょっといけなかったかな、と頭の中で反省していた。💛は不機嫌そうに唸り、💗はさっきまでの幼児のような笑顔はどこへやったのかと言いたくなるほど、大人な雰囲気に変わった。目つきが鋭くなり、頬をついて考える。
💗「、、、面白い。そんじゃ、早速そいつらを探すように頼むか。」
💛「はぁ、全く、、、これだから🧡兄の頭脳の良さには反吐が出るんです。」
🧡「素直に傷つくわ。」
💛「勝手に傷ついててください。」
そうそっぽを向くが、内心会うのが楽しみな💛なのであった。
はい!いかがでしたでしょうか?いいねやコメント、フォローよろしくお願いします!それじゃ、おつてぬ〜