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その日は下校時刻から、数十分経った時に帰った。
明日から実行を始めるつもりだった私は、早速行動に出た。
ダイナマイトを見てみると、時間設定ができた。
だから、それを使おうと思う。
器具はいけるが、問題は兄だ。
ずっと、部屋から出ないから、食べ物は私が部屋の前に置いている。
だから、部屋から出る時間は少ない。
気がついたら、扉を叩いていた。
だが、叩いても応答はない。
だから、ドアノブを回してみると、意外にも開いた。
恐る恐る部屋に入ってみる。
兄の部屋は薄暗かった。
電気はつけずに、パソコンを光らせているだけ。
そして、兄の肩をトントンと、触ってみた。
そしたら、振り向いてくれた兄の髪はボウボウで、そこら辺の、雑草のようだった。
だが、ちゃんとした青年になっていた。
マジマジと見ていると、兄は
「え、誰ですか?」
と発した。
意外だった。
だが、十数年と会っていないから普通だ。
そう思い、私は答えた。
「私だよ。海だって 」
そう言うと、少し笑って言った。
「そっか、大きくなったな。」
兄は、意外と臭くなかった。
聞いてみると、昼夜逆転していただけで、風呂は入っていたそうだ。
なんだか、兄らしい。
もともと、綺麗好きな兄だったから、納得ができた。
そのまま、兄のいなかったときの面白かった出来事や、ゲームの世界での出来事などを話して、会話に花を咲かせた。
笑うと昔の面影がある。
そして、会話も本題に入る。
私が口を開く。
「お兄ちゃん、明日一緒に雑貨店に行かない?」
兄はあんぐりと口を開けて黙ってしまった。
普通だとは思っていたが、笑えてくる。
兄は断ると思っていたが、意外にも了承してくれた。
了承すると、すぐに風呂場に直行していき、出てきたかと思えば、髪を切っていて少し大人びていた。
そして、服のために店へ行き、たくさん買った。
今まで兄と一緒に出かけてきたことがなかったから、知らなかったけど、楽しかった。
明日からどうやって生きていくのだろう。
家がなくなったら、どうすればいいのだろう。
そう疑問に思ったが、宗教がある。
大丈夫だと、自分に言い聞かせる。
大丈夫だよね?
きっと成功するよね?