TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


「……あのさ。」


静かな下駄箱に、私の声が響く。

部活帰り、丁度通りかかった“彼”に話しかけた。


「ん?あ、笑緒じゃん。どした〜?」

「今日さ、咲埜誕生日でしょ?おめでとう。」


勇気を出して言ってみた。どうしよう、恋慕している相手にこう言ってお祝いするのは初めてだぞ。

しかも、相手は人気者。ある程度私とは仲良いけど。


「え、嬉しっ!!ありがとう!」

「なら良かったよ…何か欲しいものとかある?」


彼が欲しいものなら何でも買えそうだな、と思ったから聞いてみた。


「そうだなぁ…うーん」

「いや、なければ良いんだけど。」








彼は私の耳元へ這い寄ると、誘惑するかのように囁いた。







「笑緒、かなぁ?」










短編集です〜〜〜【ノベル】

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

45

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚