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junp_Sn-Fk.
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酢酸🐣♡🐤
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side.💛
💛『…起きて、』
💛『起きてって。』
💛『…起きてよ。』
そう声をかけた夏の日。
もうすぐ3回目の夏の日が来ようとしていた。
ねぇ深澤先輩。
あんた卒業しちゃったよ。
でも卒業証書もらってないから留年だね。笑
俺は3年になったよ。
俺の卒業式までには絶対に起きてね。
卒業証書貰って、俺と一緒に卒業しようよ、
お願いだから。
目を覚まして。
💛『…バカみたい。』
起きてくれないじゃん。
だとしても、俺は何度でも、言い続ける。
起きてって。
貴方が起きる、その日まで。
風紀委員としての仕事も、慣れてきた。
3年になった俺は、風紀委員長になった。
💛『あー、その書類職員室に、お願い。』
[わかりました!!!]
🤍‹…岩本君が先輩してるー!!›
そう声をかけてくるのは、2年の村上。
💛『うるせぇ。笑
お前も仕事してこい。』
🤍‹うわあぁ言葉遣い荒い!
風紀乱れちゃうよ岩本君!!!›
なんだかんだで騒がしいやつだ。
💛『はいはい。
悪かったなこんな委員長で。笑』
🤍‹あはっ、たのしー。笑
ってか、今日も早く上がる?
用事ある、よね?›
俺は深澤先輩の見舞いに行くのが日課だ。
風紀委員長だが、よく会議の席を外す。
そんな時に此奴はほんとうに頼りになる。
💛『…悪い。』
🤍‹別に。岩本君、
自分の仕事はちゃんと終わらせてから
帰るじゃん。だから全然いいよ。›
💛『でも会議、』
🤍‹…俺だって来年委員長狙ってるし?
慣れとかないとね。›
💛『…ありがと。
来年お前のこと推薦する。』
🤍‹あーりがと。気持ちだけ。›
俺は仕事を終え、病院へ向かった。
移動中に聞こえてしまう、俺に飛ばされる数々の悪口。
[風紀委員長さぁ、
今年2回しか会議参加してないらしいよー?]
[[えー。責任感無さすぎでしょ。]]
[代わりに2年生が出席してんだって。]
[[その子いいこだねぇ。
風紀委員長とは違って。笑]]
[それなー!]
俺は下唇を噛んで耐えるしかなかった。
そいつらに無性に腹がたった。
深澤先輩があそこまで追い詰められていた背景には、あんな輩がいたのかもしれない。
💛『…くっそ、』
意識不明になった日から2年経った今でも、
起きない深澤先輩に俺は恋している。
寝顔すらも美しいと思えてしまう自分が少し気持ち悪い。
俺はさっきまでの殺意を忘れて、ひたすらに走り込んだ。
意識が戻ったんじゃないか。
そんな希望を持って。
コメント
5件
うう、願望、かぁ 💛は風紀委員長として絶対役に立ってるから悪口言う奴なんてめめめめめビームで吹っ飛ばしちゃえ!!
みぅです🤍🥀 第26話、読み終わりました…。 💛の、先輩に対する「起きて」の繰り返しが、毎日続けてきた祈りみたいで、胸がぎゅっとなりました。卒業式までに起きてほしいって願う気持ちと、陰口に耐えながらも風紀委員長として立つ強さが、すごく切なくて…。 特に「希望《願望》」ってルビが入ってたところ、心臓を掴まれました。理性的な希望じゃなくて、渇きみたいな願望なんだなって。 丁寧に書かれた重さが、ちゃんと伝わってきました。更新、ありがとうございます。続き、静かに待ってます🌙