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「藍♡」

感嘆の溜息を呟きながら祐希さんが俺を見つめる‥。


ああ‥‥‥あのときは必死だったから気付かなかったけど、こんなにも恥ずかしいものだとは‥///













無事に祐希さんとの夜を取り戻してから‥一ヶ月が経過していた‥。祐希さんはというと、相変わらず多忙のスケジュールをこなす日々を過ごしていた。俺も有り難い事に様々な仕事が入るようになり、なかなか2人のOFFの日が合わない日々が続く‥。



「いつでも会いに来いよ」

祐希さんはそう言ってくれるが、やはり仕事量が半端じゃない彼の身体を思うと、なかなか無理はさせられない‥




そんな時、急遽明日休みになったとの連絡を貰った俺は急いで準備をし、久しぶりに祐希さん家に行くことに‥


明日、OFFでホンマに良かった♪



夜、約束の時間にお邪魔すると‥リビングから食欲をそそる匂いが充満していた‥


「祐希さん、お邪魔しまーす!あっ、ハンバーグだぁ♡」


大好きなハンバーグを見つけ、行儀悪くもクンクンと鼻を近づけて匂いを嗅ぐ俺を見て‥


「いらっしゃい、‥ってコラコラ!行儀が悪いぞ」


手を洗っておいで、と言われ洗面所に行き、戻るとタオルを持って待っていてくれていた。

上着もハンガーに掛けるからと、帽子とリュックも一緒に整理してくれる‥祐希さんはいつも甲斐甲斐しく世話をやいてくれるので、ついつい甘えてしまう。




「いっただきーます‥‥‥‥ん?んー!!めっちゃ(モグモグ‥)美味ひい♡♡♡」



「食べながら喋んないの笑‥美味しかった?それなら良かった♪」


練習後でお腹が空いていた俺は、ガツガツと祐希さんの手料理を平らげる。途中、祐希さんが立ち上がったと思ったら‥ナプキンで俺の口を拭いてくれた‥ソースがついていたようだ‥///


その後は‥お互いの近況を報告しあい、気づけば22時をまわっていた。


お風呂いいよという祐希さんにお先にどうぞと伝え、夕食後の片付けに取り掛かる。途中、一緒に入る?なんて満面の笑顔で言うから、思わずお皿を落としそうになってしまった‥///



片付けも終わり、祐希さんと交代してお風呂場に向かう‥浴槽に肩まで浸かりながら、ふと思う‥。

祐希さんの浴室には、いつの間にか俺が愛用しているシャンプー類が常備されるようになっていた。湯上がり後のバスタオル、着替えもいつも準備してくれている‥



いっつも俺は甘えてばっかりやな‥。


たまには祐希さんの為にしてあげたい‥浴室から出てドライヤーをしている時にそんな思いが込み上げる‥



祐希さんが喜ぶもの‥‥‥‥なんやろ‥‥‥‥やっぱバレーか‥‥‥ん?そういえばあの時‥‥‥‥‥








ガチャ、


「藍?遅かったねーいま、ちょうど藍がTVに‥‥‥‥‥‥!!」


リビングの扉を開くと、TVを観ていた祐希さんが振り向き、俺を見て一時停止する‥

そして、ゆっくりと俺の全身を上から下まで見渡す‥



その視線に


「///ゆ‥祐希さんが今度着てって言うてたから、着てみたのに‥/// 」

「‥///やっぱり‥着替えてくる!///」

あまりの恥ずかしさに踵を返しリビングから出ようと扉に手を掛ける、すると‥

ギュッ!!


後ろから祐希さんに抱きしめられる‥


「藍、可愛いから見惚れてた、似合ってるよ♡」


「///」


「こっち見てくれる?」


祐希さんが耳元で囁きながら、うなじにキスをする。恥ずかしさのあまり消えたい気持ちだったが、ゆっくりと振り向く‥



「うん、可愛い♡」


俺の頭についている猫耳を撫でながら、満面の笑顔で呟く。



‥そう、今の俺の姿は、頭に猫耳のカチーシャをつけて、以前祐希さんから借りていたロンT1枚という格好だった‥


祐希さんが着て欲しいとリクエストしていた格好‥


「んー、下は‥どうなってるのかな♡」


頬や耳、おでこに軽くキスをしながら、祐希さんの手がスルリとTシャツの下から差し入れられ太ももを撫でるように触ってくる‥


「あれ?パンツ履いてるの?残念」


「脱ぐわけないやん///」


真っ赤になりながら、抗議の声を上げる俺の唇を、カプッと噛むようにキスをし、隙間から舌を差し入れる。俺の舌に触れると‥絡ませ深い口づけとなる‥その間もTシャツの下から差し入れられた手は、丹念に撫で回す。太もも‥お尻‥腰。


肌を撫でまわすくすぐったい感覚につい身体をよじると‥唇から離れた祐希さんが、いきなりクルッと俺の身体をひっくり返し、ソファーの上に押し倒す。


「えっ?」


驚く俺の上に乗りかかり、耳元で


「しっぽあるか見せて♡」


‥‥??言葉の意味を理解出来ずにいる俺の顔を見て、ニヤッと笑い、Tシャツを捲り、下着を膝下までスルッと引き下ろす。


「あっ///」


「‥しっぽ、ついてないなぁ‥」


当たり前やん//そう言おうと振り向く前に、お尻にキスをされ、身体がビクンと反応する。そして、腰の辺りにバードキスを施しながら時折、ザラリと舌で舐め、腰が浮くと‥前の方に手をまわし俺自身をギュッと掴まれる。


「あっ、」


「くすっ、これがしっぽかなぁ笑」


俺の反応を楽しみながら、背中にもキスの雨を降らし、中心への刺激も施してくる。先端部分を指で触っていたのが、ゆっくりと上下に動かし俺自身の先走りも相まって卑猥な音がリビングに響く。


「やっ///あっ」


思わず声が出てしまう。そんな俺を今度はゆっくりと仰向けにさせ‥


「クスッ、この猫は発情期なのかな?」


「祐希さん、変態///」


「あっ、そんな事言っちゃう?」


悪い子にはオシオキしないとね‥♡そういうと俺の両足をグイッと全開にし、中心部を咥え込む。


「やっ、急に///」


咄嗟に足を閉じようとするが、祐希さんがそれを両手で阻止する。逆にさらに開かされ、身動きが取れない。温かい粘膜に包まれ、根本は祐希さんの指で弄ばれる。


「んっ、はっ、‥」


我慢しようとするが、喘ぎ声が口をついて出てしまう。祐希さんが上下に動かす時には限界が近づいていた‥


「やっ、も‥‥‥で、出ちゃ‥」


俺の声と同時に突然、刺激を与えていた祐希さんが離れ、ギュッと根元を握ってくる。


「あっ///やっ、」


高まりが最高潮になり、熱を解き放すだけと思っていた俺は、突然の行為に目を見開く。


「や、何で‥‥‥?」


あと少しだったのに‥‥‥。恨めしそうに祐希さんを見ると、


「まだダメだよ、イク時は俺と一緒じゃないと♡」


‥‥とんでもないセリフに頭がクラッとする。祐希さんは‥やっぱり意地悪だ‥















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